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さつま揚げにもワイン サルディーニャの島ワイン

さつま揚げは白身魚のすり身を使う立派なシーフード。従い、私のシーフードとワインのNoteにも堂々と登場する。
一般的にはアジ、イワシ、サバ、トビウオなどが材料に使われる。茶色、白色、そこに映える枝豆の緑色(下の写真では分かりづらいが)、そして形は四角、丸と、素朴でいて可愛らしい。お酒のおつまみにもピッタリで、お腹にもしっかりたまるのでご飯のお供にも良い。私は醤油にチューブの生姜をちょこっと混ぜたもので頂く。

合わせたのはイタリア サルディーニャ島の微発泡ワイン。ヴェルメンティーノ品種で造られる。1,000円少々で西地中海のサルディーニャ島の海の恵みをたっぷりと楽しめる。

さつま揚げの独特のふんわりとしていて弾力のある噛みごたえ。そこから広がる素朴な魚の風味。淡白で一つ一つの要素の主張は控えめだが、ひとかたまりで心地よいリズムを送り込む。

サンタ・マリア・ラ・パルマ, アラゴスタ, フリッツァンテ, 11.5%, 1,386円
Santa Maria La Palma, Aragosta Frizzante

香りにはフレッシュ、フルーティな青リンゴ、ほんのりとビターなタッチを帯びたグレープフルーツ、微かに白い花と白胡椒、ほのかにハーバルなタッチ。軽快ながら様々なフレーバーの要素がギュッと詰まった魅力的なフレーバー。
味わいにはフレッシュ、ジューシーでいてドライな果実味、プチプチと泡が心地よい刺激にチャーミングなほのかな甘さをもった果実味、余韻にかけてきっちりとドライでフードフレンドリーそう。驚異的なコスパの食前酒。

さつま揚げにワインを合わせる。ふわりとした弾力からじんわりと滲む白身魚の穏やかな風味に、サルディーニャの島ワインの陽気な果実味
とミネラルのほろ苦さが驚くほどに同調。相性: ★★★☆☆

さつま揚げに加えて、妻がカニ汁を用意してくれていた。写真を撮るのを失念。身から殼から、カニの風味が溶け出し味噌の発酵した大豆の旨みに絡む。甲殻類のグリップのあるフレーバーと大豆の風味に、ワインの潮香とミネラルのほろ苦さが加わり、風味が絶妙なバランスに昇華。相性: ★★★★☆

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