ブリとマグロのお刺身にぴったりの赤ワイン サルディーニャ島の土着品種モニカ
スーパーの鮮魚コーナーでお寿司をゲット。前日投稿では白身のお魚とホタテをサルディーニャ島の白ワインに合わせた。今回はマグロ、ブリ。同じくサルディーニャ島から赤ワインを。
地場品種モニカから造られるもの。最近飲んだ記憶がないが、実はサルデーニャ州で3番目に多く栽培されている品種。生産者はお気に入りのパーラ。刺身に赤ワイン!?ワインを選べば合うんですよ。
パーラ, オルトレルーナ, モニカ・ディ・サルデーニャDOC, 13.5%, 2,288円
Pala, Oltreluna, Monica di Sardegna DOC
土着品種モニカで造られるワイン。
レッドの淡めの色調、エッジはほんのり朱色。
香りにはブラックチェリー、プラムの完熟果実香、黒胡椒のスパイスがはっきりと確かに、そしてほんのりとハーバルなタッチ、ほのかにスミレのフラワリーなフレーバー、ロースト香やカカオ、どこか甲高い果実香とほのかな潮香。
味わいには甲高い果実味、ややはっきりとした突出したともいえる酸味、アルコールボリュームを強く感じる、しっとりとあたり舌が乾く様なタンニンとともに余韻にほろ苦さがゆるゆるとが残る。
ブリの刺身にワインを合わせる。ブリのワイルドな磯の香りとパワフルな脂は酒を選ぶ。このワインはどうか、ブリの余韻に恐る恐るひと口。特徴的な血合いの風味はワインのほんの。酸化的なニュアンスがおおらかに受け止める。パワフルな脂はワインのほのかな潮香が調和し、タンニンの渋みが余韻をリフレッシュ、リセットする。手強いブリ、しかも刺身で、ここまで高い相性を発揮してくれるワインはなかなかない。相性: ★★★★☆
続いてマグロに。ブリとの相性同様に、マグロの赤身のフレーバーをおおらかに受け止めるワインのほんのり酸化的なニュアンス。ワインの潮香は両者のシンクロをさらに高める触媒。難しい魚の血合い、赤身の風味に安心の一本。相性: ★★★★☆
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