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子どもの詩

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自分の子どもに育てられている大きな子どもの詩です。 子どもの掛けがえのない今を残しておきたいから作ります。いつかのあなたに届くといいな。
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#絵本

♯子どもの詩(エッセイ風絵本用) いつも大好き

♯子どもの詩(エッセイ風絵本用) いつも大好き

「いつも大好き」

あなたのその言葉が嬉しすぎて
私は思わずあなたを抱きしめた

そしてあなたの言葉を繰り返すようにして
私があなたに返した時
あなたも私の言葉をなぞるようにして
またその言葉を私にくれた
そうして何度もその言葉を二人で繰り返したね

あの日は日曜日で
あなたを私の大好きな場所へ連れ出した

朝ご飯を食べるのも
待っていられなくて
すぐに家を飛び出した

お腹が空いたのも忘れて

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※絵本(字のみ) あなたには今、何が見えているの?

※絵本(字のみ) あなたには今、何が見えているの?

※「もしいつか生き方に迷った時に、私の声が届かないくらい悩んでいる息子に届けたい言葉」を想定して作りました。

自分にとっての意味を追いかけて
やっと追いつけたと思ったら
それはまったく違っていて

しばらくしたら
また自分にとっての別の意味を見つけていた
今度は追いかけようかどうか迷っている

でも結局追いかける
だって待っているだけではそれが本当かどうかも分からない

だからまた追いかけて追い

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♯子ども 泣いて泣いて泣いて

♯子ども 泣いて泣いて泣いて

パパはほんの冗談のつもりだったのだけれども
あなたは泣いた

泣いて泣いて泣いて
泣き続けた

すぐにパパは戻って来て
あなたのことを抱きしめたけど
あなたはパパに抱かれたまま
泣き続けた

もう二度とどこにも行かないって
言わせたかったからじゃない

怒っていたからでも
悲しかったからでも
そのどちらでもない
もっともっとどうしようもできない気持ち

泣き続けるあなたに
パパはただ抱きしめること

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♯子ども 保育園と

♯子ども 保育園と

「先生」言いながら
保育園までの道のりを
歩いていく

保育園に着くと
あなたのことを
優しく出迎えてくれる先生
その優しさが
嬉しいのと恥ずかしいとで
あなたはずっと舌を出していた

あなたが私にバイバイしてくれると
私はやっぱり少し寂しくなったけど
保育園があなたにとって
大事な場所になってくれてよかった

先生やお友達に会えるのを
いつも楽しみにしている
毎日充実しているその顔が
キラキラし

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♯子ども あなたとパパ

♯子ども あなたとパパ

パパに何度も電話してって
しまいには泣き出して
結局いつもパパに電話させられる

電話越しに
ちゅーするのを忘れて
あなたはもう一度
泣き喚く
もう一度電話して
今度はちゃんとちゅーして
電話を切った

パパが帰ってくると
あなたは絶叫してパパのもとに掛けていく
パパに抱きしめられたあなたの顔が
埋もれて見えない

あなたのパパがパパなのは
あなたのおかげ
でもあなたがあなたなのも
きっとパパのお

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♯子ども あなたとのギュウ

♯子ども あなたとのギュウ

あなたがあまりにも気持ち良さそうに寝ていたから
私はあなたをそのまま寝かせていたの

あなたは私がゴミ捨てから帰ってきた時
起きたみたいね

いつもなら起きたらあなたをギュウするんだけど
そしてあなたもそうしてほしかったみたいだけど
今日はそれをできなかった

それなら今ギュウすればよかったのに
それもしなかった

遅刻しちゃうくらいどうってことなかったのに
でも私はそんなことを気にして
その時あ

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#子どもの詩 いつまでも

#子どもの詩 いつまでも

今日も私の場所で眠るあなた
どうかいい夢が見られますように

私の手を握り
その手の上にまた手を重ねる
あなたの気まぐれがいつまでも続けばいいと願う

そんなことを思いながら
もうそんなあなたに二度と会えない気がして
切なくなる
いつものあなたらしくないような気がして
不安にもなる
子どもの変化に柔軟じゃない私が煩い

でもあなたの手を離したのは私からだった

繋がれた手を離し
あなたにタオルを掛

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気まぐれでもいい

気まぐれでもいい

今日は
私がいつも寝ている場所で
あなたが寝た

手を絡ませて
顔を摺り寄せるあなた

久しぶりにあなたが見せたその顔は
かつて私があなただと思っていた顔だった
もうずいぶんよそよそしくなったその顔は
確かにあなただった
気まぐれでもいい
もう二度と会えるか分からない
そのあなたとの再会を
私は独り占めをした

朝起きたら
あなたはいつも寝ている場所にいた

たまにはそんな日があってもいい

あなたらしさ

あなたらしさ

私はあなたの変化の一つ一つに
いちいち慣れていない

昨日までのあなたは私の頬に触れて寝ていたのに
今日のあなたはパパの方へ転がっていった
さっきまであなたに繋がれていた私の手が寂しそう

別に誰かがそう決めたわけじゃなかったのに
私はいつもと違うあなたに
いちいち違うと思ってしまう

結局またいつものように
あなたは私の方へ転がって来て
私に触れて眠った
それはあなたにとって
あなたらしさなんて

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あなたは走る

あなたは走る

あなたは走る

あなたが走るその場所には
誰もいない

私の走らないでって言葉も
あなたの耳の右から左へと走っていった

あなたは走る
走る走る走る
そしてまた走る

誰かの気配を感じるたびに
あなたはその気配を追い掛けていた

それは警備員さんだった
そして通りすがりのマスクの人
それが鳥だった時もあった

でもあなたが探している誰かではないことが分かると
あなたは私の方へ戻ってきた

誰もいな

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お兄さん

お兄さん

いつの間にか
あのお兄さんと手を繋いで
あなたは歩いていた

さっきまで知らなかったお兄さんと
もうあなたは馴染んでいる

あのお兄さんの妹も一緒に来て
あなたはお姉さんとも手を繋いだ

左にお兄さん
右にお姉さん
間に挟まれてあなたは嬉しそう
いつまでもいつまでもそうしていられたのにね
お兄さんのあなたを見る目が優しかった
あなたはきっとお兄さんの手を
強く強く握っていたんだろうね

帰り際

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♯育児の中で先週最もスキをしていただきました③

♯育児の中で先週最もスキをしていただきました③

いつもありがとうございます。
こちらの記事「あなたとの今日」が、♯育児で、先週もっともスキをしていただきました。

いつも本当にありがとうございます。
スキをしていただいたり、コメントをいただき、本当にありがとうございます。
皆様の存在にいつも励まされております。

皆様とnoteで出会えたことが有難いです。
記事を通して皆様の日常と出会えたり、いつもより本音で話せたり、そんな日常とは違った関係が

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誰かの背中

誰かの背中

いつもの場所だけど
誰もいないのが
いつもと違った

手持無沙汰に
何をするわけでもなく
何をすればいいのか分からないあなた
いつの間にか一人で遊ぶのが苦手になったんだね

でも次に私があなたを見た時には
あなたは誰かを見つけていた
その誰かが来ると
あなたは追い掛けていった

まだあなたがいない時間に
慣れていない私は
あなたが私ではない誰かの背中を
追い掛けるのを見るのも
少し寂しかった

そんなことくらい

そんなことくらい

あの池でカメが顔を出した時
私はこんな汚い池でもカメが生きられるだなんてことに
驚いていたんだけど
あなたはそのカメの大きさに驚いていた

私の驚きはその事実を知ることで終わってしまったけど
あなたの驚きは感動へと変わり
そのまま終わることはなかった

カメは時々顔を出しては
鼻をぴくぴくさせたり
口をぱくぱくさせながら
生きていた

ただそれだけだった
でもきっとそういうことじゃないんだよね

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