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大学生作家、2023年の抱負
――大学生作家になれた2022年の経験を踏まえ、2023年はどんな年にしようか、どんな挑戦をしようか、語っていきますね。結論からいうと、次の3つのことを継続していきます。
①毎日運動する
②毎日読書する。
③毎日執筆する。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「2023年の抱負」というテーマで話していこうと思います。
📚2023年の抱負
明けましておめでとうございます。昨年はたくさんお世話になりました。今年も宜しくお願いします。
というお堅い挨拶はこれくらいにして、2023年の僕の抱負を物語っていこうと思います!! 新年早々、熱く語っていきます!!
そういえば昨年どんな抱負を立てていたのか気になったので、1年前の記事を振り返ってみました。年末に振り返ろよ!という話ですが、すっかり失念していたので、今回の記事は1年前の話から始めようと思います。
2022年の抱負はざっくりいうと、「作家として結果を出す」でした。
一口に「結果」といってもいろいろあります。真っ先に思いつくのは「文学賞を受賞する」ですかね。そういう意味では、結果を出すことはできませんでした。がめつく狙いにいかなかったからでもあります。文学賞への挑戦に積極的ではなかったのは、別の挑戦をしていたからです。
1年前の抱負の記事でも語っていますが、今や誰でも自分の作品を不特定多数の人に向けて発信する場所がたくさんあります。1年前の時点では、「kindle作家になる」といっていますが、その後すぐに紙の本を出版することができると知りました。
このような経緯から、僕の初書籍『Message』が誕生したのです。2022年はずっと、小説『Message』にまつわす作業をしていました。そもそもつくるのに、半年くらいかかりましたし、それからはひたすら届ける作業。123冊手売りしたり、ビブリオバトルの全国大会で紹介したり、本屋さんに置かせてもらったり、大学広報室から取材を受けたり、新聞に載ったり……。
誰もがおっと驚くような分かりやすくて大きい結果を出すことはできませんでしたが、一つ一つの出逢いの積み重ねが小さな結果を作ってくれました。曲がりなりにも、「自分の本が本屋さんに並ぶ」という夢を叶えることはできたし、2022年の抱負を抱いたことには夢想だにしなかった景色に辿り着くことができました。
さて、大学生作家になれた2022年の経験を踏まえ、2023年はどんな年にしようか、どんな挑戦をしようか、語っていきますね。結論からいうと、次の3つのことを継続していきます。
①毎日運動する
②毎日読書する。
③毎日執筆する。
📚プロの作家が教えてくれたこと
先日、プロの作家の話を聴く機会がありました。浅田次郎さんと今村翔吾さんのトークセッションに参加したんです。そこで、おふたりが話されていたことが刺さりに刺さって、「あ、これが2023年の抱負じゃん」と思い至ったのです。
浅田さんと今村さんが、オーディエンス「プロの作家になるためにすればいいことは何か」という質問を受けました。おふたりの答えていたことをまとまると、さっき僕が掲げた抱負3つだったのです。
どれも特別なことではありません。毎日身体を動かして、毎日本を読んで、毎日文章を綴る。その継続が、プロの作家になるための条件だったのです。
実は作家という職業は体育会系で、プロの世界では体力勝負。圧倒的な体力と、圧倒的な読書量と、圧倒的な筆力が必要になってくるわけです。
僕にそれが備わっているとは口が裂けても言えないので、2023年はこの3つの継続を抱負に掲げて生きていこうと思います。
📚今ぼんやり考えている2023年の夢
最後になりますが、今ぼんやり考えている2023年の夢について話していこうと思います。この1年がどんな年になるか分かりませんが、とりあえずここに残しておきます。1月1日の時点でこんなこと考えていたんだよってことを、未来の自分に伝える意味を込めて。
1、勉強したい
これは抱負の「毎日読書」にも通じることではありますが、とにかく賢くなりたくて(笑)作家になるためには幅広い知識が必要じゃないですか。それは本の知識だけではなくて、歴史とか宗教とか神話とか。そのあたりの勉強を少しずつしていこうと思います。
特に受験で選択していない世界史はちんぷんかんぷんなんだ。今さらだけどちゃんと勉強したいと思います。
2、ビブリオバトル制覇
2022年、1番悔しかったことといえば、ビブリオバトルで勝ち切れなかったこと。大学予選、地区予選で好成績を残せたので、全国大会に出場することができたわけですが、結果は準決勝敗退。今年も参加して、ちゃんと選書して、ちゃんと準備して、ちゃんと1番になってこようと思います。
3、新作の執筆
僕が一番やりたいことは新作の執筆で、また誰かの心を動かしたいのです。伝えたいこと、書きたいことはたくさんあるので、どの作品をどのタイミングで書けばいいのか悩んでいる現状です。
今、書こうとしている新作リスト
『君はマスクを取らない』
詩が好きな男子高生と、いつもマスクを取らない女子高生の話。コロナ前につくった作品を大幅リメイクして、コロナ禍を肯定するような作品にします。2人の出逢いと別れを描くことで、これからの時代をどう生きていくのか、考えるきっかけになるかな。
『放課後のオアシス』
僕が生涯をかけて綴りたい「花鳥風月」というシリーズものの1作目。高校の生徒会選挙を舞台にした青春ミステリー。入学祭の爆発事件、痴漢騒動、脅迫文……生徒会を狙ったテロ事件の謎に花岡恋たちが挑みます。「渇いた心を昇華するためには努力しなきゃだよね」というメッセージの作品です。
『雨上がらない空』
これも「花鳥風月」シリーズ。ちょうど1年前くらいに書いた短編で、題材が気に入っているので再創作したいのです。雨の日には必ず学校に遅刻してくる少女の話。切なく重い話です。昨年、『初めましての恋』という短編を公開しましたが、あれの続編ですね。
『マスターピース ~ビブリオ館長と夢の栞~』
図書館を舞台にしたファンタジーミステリー。栞を挿むとその本の世界に入り込める少女の話。その魔法の力を使って、現実世界で起きた事件の謎を解き明かしていきます。「人生という物語は自分だけのマスターピース」というメッセージを込めます。「マスターピース」や「ビブリオ」という単語をジャックしたいから、丁寧に慎重に作っていきたい気持ちがあります。
今熱量が高いのは、『君はマスクを取らない』なのでとりあえずこの作品を仕上げていきます。梅雨の時期に、『雨上がらない空』をnoteで公開したいので、その前に再創作して……という感じですかね。他の作品はまたタイミングを見て執筆していきます。
改めまして、今年も宜しくお願いします! これからも毎日の経験と思考の記録をnoteに投稿していきますので、是非読んでいってください。読み応えのある記事が書けるように、しっかりインプットして、体験して、挑戦していきます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
20230101 横山黎
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『「超」勉強法』野口悠紀雄
今年はいろんなことを勉強したい年にしたいので、勉強法の本を読みました。高校時代の恩師からいただいた本で、インターネット黎明期に販売された本です。しかし、現代にも通じるものがあります。
勉強する上で大切なこと↓
①まず興味を持つ
②全体から理解する
③8割理解したら次に進む