逆転の発想で好きな話
ナマステ!
今日は一日引きこもりひたすらタスク消化。終わらない・・・・。明日から友人の会社のインターンが1週間ずれて始まる(先週僕が風邪でダウンしていたので)ので楽しみ。
本日は
「逆転の発想で好きな話」
逆転の発想で大ヒットした話や、大儲けした話をたまに耳にする。基本的に企画や創作にはなかなかアイデアが降ってこない時がある。もうそういう時って本当に絶望で、考えれば考えるほど何も出てこない。
でも人間は追い込まれたら火事場の馬鹿力が出たりするから面白いのだけれども。僕も曲作りで、歌詞が中々出てこず頭を悩ませることなんてしょっちゅうある。
そんな頭を悩ませたことを、曲にして逆転の発想で大ヒットした曲があるのだ。僕の年代の人はよく知っていると思うが、スキマスイッチの「ボクノート」という曲である。
この曲は映画ドラえもんの主題歌でもあるので、知っている人が多いのではないだろうか。今でも色褪せない名曲である。
確かこの曲は僕が小学校6年生の時にリリースされた曲だ。当時僕はミュージックステーションを熱狂的にみていた。その日はスキマスイッチがボクノートを演奏していたのだが、曲が始まる前にタモリさんと司会の人(確か竹内由紀恵)とスキマスイッチの2人が雑談をしていたのを今でも鮮明に覚えている。
その雑談で、ボクノートの誕生秘話について語られていた。ちょっとここで1番の歌詞を見てもらいたい。
セリフの一言一句まで覚えていないが、当時大橋さん(ボーカル)はボクノートの制作にかなり切羽詰まっていたらしい。ドラえもんの主題歌ということもあり、いつも以上にプレッシャーも重く、歌詞を書いても書いても納得できない日々が続いていたそうだ。
そんな状態が続いた時、大橋さんは常田さん(ピアノ)に相談したらしいのだ。中々歌詞が書けなくて、もう何個もボツにしたと。すると常田さんが、こう言ったらしい。
「その気持ちをそのまま歌詞にしてみたら?」
と。そこから大橋さんはスルスルと歌詞を書くことができ、ボクノートという名曲が完成したそうだ。素晴らしい逆転の発想である。というよりも良いコンビだなと思う。僕その時まで常田さんのことアフロとしか思ってなかったので。(笑)
この話を聞いた後にボクノートの歌詞を見ると感動する。
ここなんてまさに、大橋さんの苦悩が伺える。
いかがだっただろうか。15年も前の話なのに、僕の記憶の中でこの話は鮮明に覚えているし、この時から自分は歌詞重視で曲を聴いていたのだろうなと改めて思った。
企画や創作に追われているそこのあなた、ふと立ち止まって逆転の発想をしてみてはいかがだろうか。フェリベトウンラ!