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「Rebirth(仮)」兄と私の闘病記ー発病ー

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兄の闘病ブログと、その当時の家族側の想いや出来事を妹の私目線で綴った文章と合わせてまとめています。 このマガジンは、病気が発覚し化学療法に進み、退院するまでのことが記されています。
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記事一覧

「Rebirth(仮)」(15)

前回(14) 兄の回顧ブログの続き 2014年 治療を続けながらの日常長い入院生活は一区切りつ…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(14)

前回(13) 一時はどうなることかと思いましたが、兄の退院を家族でお祝いすることができてと…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(13)

前回(12) 兄の回顧ブログの続き 2013年12月 クリスマスプレゼントと退院一時退院できる日…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(12)

前回(11) 兄の回顧ブログの続き 2013年12月 6階の看護師さん意識が戻ってからは、身体が全…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(11)祖父の最期

前回(10) 兄が目を覚ましてから少しして、滋賀に住む祖父が亡くなったとの知らせがありまし…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(10)敗血症性ショック

前回(9) 敗血症性ショック時のことを綴った兄の回顧ブログ 2013年11月 生命の危機その後、…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(9)敗血症性ショック

前回(8) 兄が入院してから4か月ほど経ったある朝、私はお昼から大学の授業があったため、地元の最寄り駅まで向かっていると、途中、仕事中の母から電話がありました。 「今病院から連絡があって、祥一の容態が悪いみたいだからすぐ病院に向かって」 急いで病院に行くと、兄は既に血圧が下がっており、話すこともできず危険な状態でした。仕事中だった両親と姉も病院に到着し、主治医から兄の容態について説明を受けましたが、私は突然の出来事にただただ呆然としていました。 主治医曰く「今夜が山」

「Rebirth(仮)」(8)

前回(7) 兄の回顧ブログの続き 2013年8月 セカンドオピニオン入院してからは、少しでも生…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(7)

前回(6) 兄の回顧ブログの続き 2013年8月 最初の暗雲治療を開始するとみるみる首の腫瘍は…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(6)

前回(5) 兄の回顧ブログの続き 2013年7月 t細胞性急性リンパ性白血病次の日も検査だらけ…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(5)

前回(4) 兄の回顧ブログの続き 2013年7月 検査と入院半年ぶりの日本は梅雨明け直後で、飛…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(4)

(3)発病 ここから兄が当時のことを書いた回顧ブログ 2013年2月 オーストラリアワーキング…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(3)発病

(2)幼少期~ 兄は大学3年の終わりから、1年間大学を休学して、オーストラリアへワーキング…

たにこ
3年前
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「Rebirth(仮)」(2)

(1)はじめに 幼少期~ 私たち家族は、父と母、5つ上に姉、1つ上に兄、末っ子次女の私、の5人家族でした。 両親共に関西出身で、大学卒業後東京の会社に就職をした父と、父との結婚を機に上京した母は、実家から遠く離れた土地で私たち子供3人を何不自由なく育ててくれました。 私は幼少期、少し年の離れた姉より年子の兄と多くの時間を共に過ごし、兄のやることを真似したり、どこに行くときも兄の後ろにくっ付いて行動し、まるで子分の様に2人セットで育ちました。 幼稚園の時、怖がりだった兄は