地元での農業体験を通して改めて感じたこと
今日は、私が去年田舎移住した和歌山県の地元の農家さんのところで農業体験をさせていただいた話をシェアしたいと思います。
先月マレーシアでファームステイを経験してきた私ですが、実は足元を見れば、地元にも素晴らしい農家さんがたくさんいらっしゃいます。今回、秋の収穫時期に体験させていただくことができました。
朝9時半から始まった作業は、まずはさつまいも掘り。ツルを切って片付けるところから始まり、そのツルも捨てずに肥料として再利用する循環の仕組みを教えていただきました。午後からは、これから冬春にかけて育つレタスの苗を植える作業も体験。
特に印象的だったのは、お昼ごはん。農家さんが育てたお米と野菜で作っていただいた食事は格別でした。スーパーでは規格外として出荷できない野菜も、味は全く変わらず美味しい。生産者の顔が見える食事をすることの幸せを改めて実感しました。
体を動かし、太陽の下で土に触れる生活は、室内でのエクササイズとは全く違います。マレーシアでの経験でも感じましたが、自然と共に過ごす時間は、体も心も健康にしてくれるようです。
農業体験って、観光や一時的な体験として楽しむ方も多いと思います。でも私は、これを生活の中心に据えたいという思いが強くなってきました。
今日収穫したさつまいもは、おすそ分けとしていただき、帰宅後グリルで焼き芋に。自分で掘ったさつまいもを食べるという、この上ない贅沢な時間を過ごすことができました。
農家さんとの出会いを通じて、私が本当に望む生活スタイルが少しずつ見えてきた気がします。自然と共に、土に触れながら、食べものの循環を感じられる暮らし。これからの人生の大きなヒントをいただいた一日でした。
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