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ライ
2024年1月7日 11:30
京都の泥書房で教わった。詩集は自分に馴染むものから読んでいくと良い、と。そんな言葉を胸にしまいながら、京都を旅する中で「幸福論」という詩集に出合った。たった数行の言葉。だけれども、その推敲された言葉は私の中に強く残る。言葉はきっと形のない贈り物。本や言葉はどんな時に、何を考えながら読むかで、受け取れる本質が変わってくる。時間をかけて意味がわかる言葉もある。そうして