みんなで「生きづらさ」に向き合うこと
みなさん、こんばんは。綺羅です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は朝から「台風」に関する情報が飛び交っていますね。
危機管理を喚起する意味での報道は分かりますが、過度な伝達には気を付けて、台風に備えたいと思います。
みなさんも、どうか無事に過ごされますように。
私は自分が「HSP」であることを、実際の生活圏やSNS上でお話していますが、HSPを認識してもらうことや、苦手なことを助けてもらうことにも、「非HSPの人の力」が、必要だと実感しています。
非HSPの人の力も貸してもらってこそ、HSPの探求を進めることができるのです。
ちなみに、私の生活圏で代表的な「非HSP」は、母です。
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私の家族全員で、エレイン・アーロン博士版の「HSP自己診断」を受けてみたことがあるのですが、家族の中では、
私が一番「HSP気質」を持っていて、母が一番「非HSP」と呼称される気質であること
が分かりました。
この受診結果を見た時、自分の「内気さや落ち込みやすさや、考え過ぎるところ」は「欠点」のせいではなく、「HSPゆえだった」ことに、胸をなで下ろしました。
一方母はというと「こんなふうに考えたことはなかったな。ふーん・・・一つの気質かぁ・・・」と、いう反応でした。
このテストを受けてみた時、母との確執はまだバリバリに続いていました。
母は、私が「HSP」という気質を持ちつつも、感情では、世でいう”普通”が良かったと思っていた事を、後になって話してくれました。
他人と繋がる「社会生活」の中で、そんなことを考える母をまったく見たことがなかったので、驚いたというのが、正直な感想です。
母は、元養護教諭であり、自分の子どもの経験話を含めた「子どもの教育」について学校教諭や、親戚にいる先輩養護教諭と議論を交わすような人ですが、私が「HSP」であることには、さすがに面くらったそうです。
自分の周囲の教育者でさえ「HSP」という言葉を聞いたことがなく、誰にも相談出来ないと思っていたと、教えてくれました。
その時の私は「HSP」を自分自身で理解するのに必死でしたし、母は元々謎な私がさらに「謎の気質」を持っているかもしれないと思うと、余計に混乱していたことだと思います。
母は混乱しながらも、私に「どういう状態のことをいうのか、説明して欲しい」という言葉を、よく言っていました。
ですが私は、今までの「生きづらさ」で味わってきた「苦しさ」ゆえに、
「そんなの、親なんだからよく見といてよ!!」
と、半ば「理解してもらえないこと」に対する「怒り」と「悲しみ」で、そう言ったことがあります。
このような、自身の気質を含めた「自分の生き方」について、長い時間、母と確執があったのですが、今ではお互いに遠慮せずに意見を言えています。
その確執に向き合うことができたのは、私の中で、
非HSPの母に「認知してもらうこと」を目的に、説明を繰り返した
ことが、大きいです。
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母にもHSPの記事で、読んでもらった時の感想や意見を仰ぐことがあるのですが、ある日こんな風に教えてくれた時がありました。
「HSPじゃない人にとっては、HSPの人の感覚がそもそも分からないから、DOESのこととか、急に話されると分からないの。
綺羅は”そうそうって頷く”部分が、私にとっては”宇宙語”を聞いているような感覚。
何を言っているのか、さっぱり分からない。
それが分からないままだから、不安になって、イライラしてくる。
それが結局、”甘えなんじゃないの?”に、繋がる部分があると思うの・・・。」
これを聞いた時に、「一般常識」を盾にして、単に分からないと言っているのではなく、
非HSPの人でも、本当に純粋に「分からない」と思いつつ、HSPを知りたいと思う人はいる
と、思いました。
「HSPを知りたい」と思ってくれている気持ちを、今まで理解してくれなかった「怒り」や「悲しさ」や「苦しみ」で見えなくしてしまっているのは、
・・・・「あなたを知りたい」と言ってくれている「手」を振り払っているのは、私自身なのでは?
と、思ったのです。
もちろん、こう考えていても、自分一人で苦しんだ時間が消えるわけではありません。
その時に滾っていた、激しい「負の感情」を覆い隠すつもりはありませんし、美しい言葉で表現できるものでもありません。
ですが、自分の周囲で「HSP」の認知を広げることが、自分の負の感情と向き合うことにも繋がると分かった時、
非HSPの人でも、HSPの人でも「”HSP”を知りたい」という気持ちに寄り添い発信していくこと
が、周囲の人の「HSP」認知を上げることになると、思いました。
HSPの人の「生きづらさ」に寄り添うだけでなく、非HSPの人の「知りたい」にも寄り添えたら、せめて自分の周囲くらいは、優しい世界になるのではないだろうかと考えています。
優しい世界が広がるかもしれないなら、自分一人だけで「HSP」を探求するんじゃなくて、非HSPの人も巻き込んでいけたらいいな・・・。
HSPの人にしか分からない感覚もありますが、非HSPの人の疑問に感じる感覚もあわせて、
一緒に「生きづらさ」に向き合うことが、当たり前にできる日を夢見ています。
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トップ画像は イラストレーター min様 からお借りしました!
ありがとうございました。
みなさんからの、スキやコメントやフォローにも、いつも元気をもらえています!
この記事にお時間をいただき、ありがとうございます。
それでは、今日はここまでです。
みなさん、台風には気を付けてくださいね。
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