『身体ミニマリスト―空腹感の近くで暮らす―』の編集後記を公開!
2021年11月30日に発売された書籍『身体ミニマリスト―空腹感の近くで暮らす―』(著:工藤 孝文)の担当編集者による「編集後記」を公開いたします!
編集後記
痩せている人が魅力的、スリムな体型こそ美しい――果たしてそうだろうか?
価値観も働き方も生き方も多様化するいま、体型の捉え方だって多様化しているのではないか。
テレビを観ていても、(著名人ゆえのキャラクター設定はあれど)自分の体型に満足しているであろうぽっちゃり芸能人は多い。逆に、ぽっちゃりした芸能人がそのキャラクターとは裏腹に、痩せてシュッとする例だってある。
いまは自分の「好き」を追求すればいいのだ。心も身体も健康であれば、自分の体型に納得がいっていたらそれでいい。
だからまず行うべきは、既成概念なんて気にせず、どんな体型でどんな状況であることが自分は幸せか、を考えることだと思う。
考えた上でもし痩せることが幸せなら、本書を活用して「身体ミニマリスト」を目指してみよう。
身体ミニマリストは、「ダイエットは我慢」「ダイエットはつらく苦しいこと」という固定観念から解放されて、よりハッピーに痩せる/痩せることを維持することだ。
痩せることが幸せだからといって、「我慢や制限」をしてしまっては、苦しい。「痩せたいのに食べたい」なんて、心と身体がちぐはぐだ。「食べては自己嫌悪に陥る」、これでは心が疲れてしまう。
だから、我慢はせず好きなものを必要なだけ食べて、心も身体も健康でありながら幸せな状態を目指そう。
自分は痩せると幸せなのか?
苦しまずに痩せるにはどうしたらいいのか?
心は疲れてないだろうか?
身体はしんどくないだろうか?
心と身体のバランスは取れているだろうか?
何をどうやって食べると太るのか/痩せるのか?
こうやって、心と身体を分析しながら、自分なりの幸せや価値観を見つけていってほしい。
身体ミニマリストへの取り組みが、自分の「好き」を追求して、本当の幸せを見つけるためのきっかけになれたら嬉しく思う。
本書が、読者の人生に役立つことを願って。
担当編集 深谷その子
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