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Qai〈クヮイ〉
2020年11月1日 19:53
計画的な師ならウォーミングアップを始める11月になりました。皆様、いかがお過ごしですか?今年はもう、乗り切っただけでも一等賞という気持ちです。みんなそうだと思う。折り紙のメダルの作り方、リンク貼っておきますね。さて、Qaiの11月のテーマは「創作関連やりたいこと」です。私個人としては、創作関連のやりたいことはいっぱいあります。列挙しますので、もし何か「お、じゃあ仕事として依頼してみよう
2019年12月15日 21:23
from Qai.歌集『母の愛、僕のラブ』柴田葵(書肆侃侃房)Now on sale!本も心もしっかり抱えて逃げぬいて。あなたを燃やせば皆あたたかい柴田葵
2020年3月22日 20:34
春の咳 濁った海に浮かぶものどれも刺さると痛そうなものどうしてもこれしかなくて買ってからまだある変な色のビート板茹でこぼす牛すじ元気な牛でしたあかるく風の強い日でした流れていれば止まらなければ清らかでいられる水のような暮らしをさきっぽだけ咲いた桜がゆれている 手を振るよりも手を繋ぐべきたかし君をきよし君が追いかけてそのまま二度の改元があるテレワークテレワークマンテレワープテ
2020年2月23日 21:03
わが子を短歌にすることについて、ずっと考えている。考え込んでいる。結論として「私は」「少なくとも当面は」私の現実の子供たちについて短歌にはしないことに決めた。また、現実に起こった私自身のことをそのままの形で短歌にすることも避けようと思う。私は彼らのことを守らなければならないのと同時に、幸運にも歌集を出版する機会に恵まれ、恵まれた以上はしっかりと売り、多くの人の手にとってほしいと思うし、自分の
2019年10月6日 20:40
壁に塗り込められたものも知らずにカトレアを滝のように飾る人よ臭気は生きている証左彼方からあらわれた老人の髭はなぜ女の首ばかり絞めるのだろう噎せるほど土にまみれた記憶がお前は女だと警鐘を鳴らす芽吹かずに死んだ種でぼこぼこと頬をゆがませたシマリス走っても走っても冬の入口だった銀の匙は笑いながら変色し侍女たちが泣きながら磨く髭の老人と脚の生えた老婆をご覧よかつて老人は老婆を
2019年9月8日 21:53
みなさん、こんばんは。作りながら生きていくための同人Qai(クヮイ)です。noteでは、毎月同じテーマについて同人4人が順番に書いています。しかし、8月はお休みしました。なぜかというと、それぞれの子供たちが夏休みだったからです。私たちQaiは4人。なお、子供は合計7人です。(さあ、これで誰の家に何人いるかわかりません。アブラハムみたいに誰かんちに7人かもしれません)「作りながら生きていく」
2019年7月7日 21:08
つくりながら生きていくための同人『Qai(クヮイ)』同人4人が一つのテーマで毎月noteを更新しています。7月のテーマは「創作と仕事」です。ーーーーー職業詠という言葉があるように「仕事」を題材とする短歌は多い。ただ、一口に「仕事」と言っても、例えば農家と医師とSEがそれぞれの仕事を歌にしたとき、果たしてそれらを「職業詠」と括ることにどれほどの意味があるのか、と疑問にも思う。堀合昇
2019年6月8日 18:50
作りながら生きていくための同人『Qai(クヮイ)』同人4人が一つのテーマで毎月noteを更新しています。6月のテーマはシンプルに「作品」です。ーーーーー(短歌7首連作)宇宙なんだよ 柴田葵遠雷はだれかを探すような声おまえだろうかわたしだろうか土砂降りの高層ビルの応接にうつくしい水だけの水槽ガラス張りのオフィスのなかで謝罪する謝罪する
2019年5月12日 21:00
作りながら生きていくための同人『Qai〈クヮイ〉』毎月一つのテーマについて、同人4人が順に書き綴ります(だいたい毎週日曜更新予定)今月のテーマは「文学フリマ」。5月6日に開催された文学フリマ東京で、Qaiはフリーペーパー「143」vol.1を頒布しました。写真と詩・俳句・短歌、オールカラーの大変イケている1枚。Qaiの文フリ初参加です。ありがたいことに、164枚がさまざまな方のお手元に旅
2019年4月7日 21:01
作りながら生きていくための同人『Qai〈クヮイ〉』毎月一つのテーマについて、同人4人が順に書き綴ります(毎週日曜更新予定)今月のテーマは「他詩形の気になる作品について語る」。Qaiのメンバーには詩人(亜久津歩)、俳人(箱森裕美、西川火尖)、歌人(柴田葵)がいます。それぞれのメインフィールドではない詩形の作品について、自由に語る企画です。-----今回は、短歌に取り組む柴田が、この
2019年3月3日 21:00
はじめまして。作りながら生きていくための同人『Qai〈クヮイ〉』です。noteでは、毎月ひとつのテーマについて、同人4人が順に好き勝手に書き綴ります。(毎週日曜更新予定)記念すべき第一回のテーマは「創作をやめようとした日」。あなたは創作をする人でしょうか? 創作をやめようとしたことはありますか?私は、短歌をつくる柴田葵という者ですが、短歌をやめようとしたことがあります。つい数ヶ月前の