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実家の物置に残されたひとつの木製プロペラから、飛行機の真実を追求していくnoteです

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実家の物置に残されたひとつの木製プロペラから、飛行機の真実を追求していくnoteです

最近の記事

本「アナスタシア」にUFOが飛ぶ原理は微生物と書かれている

タイトルからびっくりされた方もおられるでしょうか。 UFOが飛ぶ原理は微生物のちから。 私は微生物と聞いて妙に納得できるような感覚になりました。 微生物ならば自然環境を破壊せずに空を飛べますし、UFOは飛行機とは異なるもっと自由な飛び方をしているであろうし、現時点の物理学や航空力学では説明のつかない原理なのだろうと思うから。 飛行機の飛ぶ原理もまだわかっていませんが、UFOと飛行機の飛ぶ原理は雲泥の差なのだろうと思います。 ウラジーミル・メグレ著の「アナスタシア」 起業家

    • ご先祖様を追って所沢へ

      私のご先祖様は明治後半〜昭和初期に活躍した飛行機乗り(陸軍の飛行機設計士)です。 この飛行機の真実追求noteを始めてから所沢には足を運びたいとずっと思っており、先日ようやく所沢まで行くことができました。 目的地は埼玉県所沢市にある所沢航空記念公園です。 公園には記念碑などがあるようでぶらぶらと探索したかったのですが、思った以上に広いため今回は公園内にある『所沢航空発祥記念館』のみ見てきました。 所沢は日本で初の飛行場ができた場所です。陸軍飛行機担当である私のご先祖様も当

      • 空港地下のパイプライン、給油時間と燃料の量

        前回は給油車のことからジェット機の翼の中は液体燃料なのか、空気なのか。ジェット機は圧縮空気で飛んでいるのか、液体燃料も使っているのかという内容でした。 私の見解は、ジェット機は液体燃料も使っているけれど、表向きに発表されている量より随分と少ないとみています。 前回の記事はこちら↓ 給油車の話が出たので、今回は飛行機の給油の情報について集めました。 飛行機の給油パターン空港で飛行機が給油車から給油するシーンを見たことがある人もいるかもしれません。 調べていると給油車の燃料供

        • ジェット機が圧縮空気で飛んでいるのは陰謀論?

          Twitterでジェット機の燃料に関する情報が流れてきました。 ジェット機の翼の中は空気?ツイートの内容は、「ジェット燃料の詐欺」と題して、飛行機の翼の中には液体燃料ではなく気体(空気)が入っているというもの。圧縮空気で飛んでいる。Air (空気) と書かれている指摘です。 それに対して陰謀論に反応する方が 「その根拠が給油車にairと書いてあるからで笑う」というニュアンスのツイートをして1万以上のいいねでバズっています。 どうやら給油車の社名が「air」と名の付く会社の

        本「アナスタシア」にUFOが飛ぶ原理は微生物と書かれている

        • ご先祖様を追って所沢へ

        • 空港地下のパイプライン、給油時間と燃料の量

        • ジェット機が圧縮空気で飛んでいるのは陰謀論?

          ハチは暗闇では飛べない

          今回は飛行機とは離れて昆虫と光の関係について書いていきます。 ハチは暗闇では飛べないTwitterで「ハチは暗闇では飛べない」という実験動画を見つけました。 明るい時は多くのハチがブンブンと飛んでいますが、ライトのスイッチを切った途端にハチたちがバタバタと下へ落ちていきます。 ライトの光がハチたちの飛ぶ原動力になっているように見えます。 コメント欄には「真空にしたのでは?」との指摘もありますが、 それに対して「真空ホースがない」「ここまで早く真空にできるような装置には見

          ハチは暗闇では飛べない

          「飛行機はトリムが正しく調整されていれば何もしなくても勝手に飛行し続ける」

          飛行機やジェット機の操縦について情報を集めていると、「ジェット機の操縦法」という記事を見つけました。 Flight Simulatorとは見つけたサイトは主にFlight Simulatorのラーニングセンターとしての情報が記載されています。 Flight Simulatorはゲームであり、シミュレータであり、同時に訓練ツールとしても役立っていると書かれています。 プロのパイロットであってもFlight Simulatorでフライトを楽しんだり技術を磨くために活用しているツ

          「飛行機はトリムが正しく調整されていれば何もしなくても勝手に飛行し続ける」

          静電気と帯電列、地表はマイナス空気はプラス

          今回の記事は飛行機とは離れ、静電気のことを書いていきます。 小学生の頃、頭に下敷きを擦りつけて髪の毛を逆立てた遊びをした方は多いと思います。私は確か中学生のとき、理科の授業中に先生に「髪が立ちやすそう」という謎の理由で、みんなの前で髪に下敷きを擦りつけて髪の毛を逆立てることを披露する羽目になりました。年頃の女の子なので恥ずかしかったです(笑) 帯電列とは下敷きで髪が立つ仕組みは、下記のサイトに分かりやすく書いてあるので抜粋します。帯電列の説明から始まります。 下敷きを髪の

          静電気と帯電列、地表はマイナス空気はプラス

          軍が依頼した住友金属の金属プロペラ

          実家に残されたプロペラは1922(大正11)年に製造された日本楽器製造の木製プロペラですが、『プロペラと日本楽器製造株式会社(ヤマハ・ヤマハ発動機の前身)』の記事で少し触れたように、軍では1931年から金属プロペラの製造を開始し、1937年頃からは戦時色が強まることで金属プロペラのウエイトが高くなっていきます。 リンク先の『やまももの木は知っている』にあるように、軍は金属プロペラの製造を日本楽器製造だけでなく「住友金属」にも依頼しています。 今回は住友金属と金属プロペラの関

          軍が依頼した住友金属の金属プロペラ

          空気はバネの性質がある

          ヤマハやヤマハ発動機の「音叉」マークのヒントから得た「正弦波」についてさらに調べていきました。 空気はバネでゴムボールのようなもの正弦波や単振動の記述を集めていくと、空気はバネの性質を持ち、弾力性があるという記述が気になりました。 つまり、音や光という波を伝える媒体である空気にもバネの性質、弾力性があるということです。伸ばされれば戻そうとする力が働くことになります。 空気と弾力の記述をさらに探しました。 空気は弾力のあるゴムボールのようなものが無数に並んでいると書かれて

          空気はバネの性質がある

          お墓へ

          実家に帰省した時、父とお墓に飛行機乗りのご先祖様の没年を調べに行きました。 私が幼少期からお墓参りしていた実家のお墓には大きなお墓が3つ並んでいますが、その内ひとつはご先祖様自身が建てたお墓だと初めて知りました。 お墓を調べると大正時代にお子さんふたりが1歳で亡くなっていることと、奥さんが33歳で亡くなっていることは分かりました。 しかし、そこに飛行機乗りのご先祖様自身の没年の情報は刻まれていません。 お墓を建てたのが1930年(昭和5年)で、そのときの陸軍航空兵としての

          お墓へ

          プロペラ翼端渦と正弦波

          飛行機などに起こる「翼端渦(よくたんうず)」という気流の渦があります。 翼端渦とは翼端渦 揚力とは翼の下面と上面に生ずる気流の圧力差、つまり上面の圧力が低くなる為に上に持ち上げようとする力である。しかし、翼端付近に近づくと、その圧力差を埋めようと翼の横から気流の流れ込みが起こり、これが翼端渦と呼ばれる渦状の空気の流れである。翼端渦は揚力を発生させようとする翼の能力を低下させ、誘導抗力となる為、出来るだけ影響を受けなくすることが望ましい。対策として、アスペクト比を高くすること

          プロペラ翼端渦と正弦波

          飛行機の翼が空気のプラスに対して反発力を持つから飛ぶ(破壊学事始さんの考察)

          『破壊学事始』というサイトに出会いました。 世の中のちょっとした疑問から、専門的に分析して様々な考察を残してくださっています。 サイトの中に『飛行機が飛ぶ原理』と題されたページがあったので下記に引用させていただきます。 飛行機が飛ぶ原理 たまに飛行機に乗ることがある。窓から見る景色にはいつも興味深いものを発見することがあって、晴れた日の飛行機は大好きだ。ところが雲が視界をふさぐこともある。 着陸するために飛行機が高度を下げていくとき、雲が下にあると、機体ががたがた揺れるこ

          飛行機の翼が空気のプラスに対して反発力を持つから飛ぶ(破壊学事始さんの考察)

          正弦波とハムノイズ、ハムノイズと重力

          『ヤマハと音叉』の記事で音叉について見ていきました。音叉Wikipediaに「音叉とは正弦波を描く特定の周波数の音」と書かれていたように、今回は「正弦波」について調べていきます。 正弦波とは正弦波(せいげんは、sine wave、sinusoidal wave)は、正弦関数として観測可能な周期的変化を示す波動のことである。その波形は正弦曲線(せいげんきょくせん、sine curve)もしくはシヌソイド (Sinusoid) と呼ばれ、数学、信号処理、電気工学およびその他の分

          正弦波とハムノイズ、ハムノイズと重力

          ヤマハと音叉

          木製プロペラの刻印は「日本楽器製造株式会社」です。日本楽器製造株式会社は現在のヤマハ、ヤマハ発動機の前身です。 ヤマハとヤマハ発動機について調べてくれた方から、「音叉」と「正弦波」というヒントを頂きました。 どちらの会社もロゴにはアルファベットの「YAMAHA」と、円の中に「3本の音叉」を組み合わせたマークを使っています。 音叉とは学校の理科の授業で、同じ高さの音の出る音叉を並べ、ひとつの音叉を叩くともうひとつの音叉も鳴る、といった実験をした記憶のある方は多いと思います。音

          ヤマハと音叉

          試作した飛行機の数々と現代の分離された仕事

          甲式一型練習機について調べているとき、日本製航空機一覧の情報を見つけました。 試作した飛行機の数々「日本製航空機の一覧」のWikipediaを見ると、今から100年以上前、日本初飛行や初の飛行機の国産化に向けて陸軍や各航空機メーカーの努力の痕跡が伺えます。 リンク先の「第二次世界大戦前−戦中」の項目にある表を見ると、様々な飛行機の試作や研究開発を繰り返し、記載があるだけで甲式一型練習機の製造は日本製航空機では24番目の飛行機となっているのが分かります。陸軍関係だけで数える

          試作した飛行機の数々と現代の分離された仕事

          甲式一型練習機と当時の流れ

          木製プロペラの刻印からこちらの記事で書いたように ・プロペラは日本楽器製造株式会社製 ・エンジンは東京瓦斯電気工業製 と分かっています。 今回は刻印のひとつにあった「甲式一型練習機」について情報を集めました。 甲式一型練習機の情報収集 陸軍がフランスのニューポール社から輸入した練習機で初歩練習機として重用されたが、操縦性に難があり乗りこなすのにコツの要る飛行機であったと言われる。教官と練習性が二人で乗る甲式一型を卒業した後は甲式二型練習機で単独飛行を行うことになる。尚ニュ

          甲式一型練習機と当時の流れ