「飛行機はトリムが正しく調整されていれば何もしなくても勝手に飛行し続ける」
飛行機やジェット機の操縦について情報を集めていると、「ジェット機の操縦法」という記事を見つけました。
Flight Simulatorとは
見つけたサイトは主にFlight Simulatorのラーニングセンターとしての情報が記載されています。
Flight Simulatorはゲームであり、シミュレータであり、同時に訓練ツールとしても役立っていると書かれています。
プロのパイロットであってもFlight Simulatorでフライトを楽しんだり技術を磨くために活用しているツールだそうです。
「ヘリコプターの操縦法」から抜粋
飛行機の操縦法の前に、まずはヘリコプターの操縦法の記事から抜粋します。
「飛行機の操縦が自転車の運転だとすれば、ヘリコプターの操縦はジャグリングをしながら一輪車に乗るようなもの」と書かれています。
さらに、「飛行機はトリムが正しく調整されていれば何もしなくても勝手に飛行し続けます」とも。
ヘリコプターの操縦と飛行機の操縦を比較すると、いかに飛行機が安定して飛んでいるかが分かる記述です。
飛行機は何もしなくても勝手に飛行する、それは本当にトリムの調整だけなのでしょうか。
金属の重い塊が空を飛ぶには、ヘリコプターのように繊細な操縦技術が必要だと思います。ドローンも空を飛べますが、風の影響で大きく乱れたり、少しの衝撃ですぐに墜落します。ヘリコプター自体も飛ぶ原理に謎があり隠されたものがあると思いますが、飛行機の安定感を考えればヘリコプターよりも飛行機の方が隠された技術がより多いのだと推測できます。
また、ヘリコプターはプロペラがひとつ。
日本の初期の飛行機も向きは違えどプロペラはひとつ。
甲式一型練習機では「操縦に難あり」と言われていたように、初期の飛行機の操縦がパイロットの技量に依存するところはヘリコプターの操縦と通じるものがあります。
とは言え、ジェット機のパイロットになることも至難の業です。
知人に大手航空会社のパイロットの方がいますが、彼は学部を主席で卒業しています。パイロットになるにはそれほど狭き門の職業だと思います。
「ジェット機の操縦法」から抜粋
次に、本題であるジェット機の操縦法の記事から抜粋します。
ここで気になる記述は、ヘリコプターの操縦法の記事では出てこなかった「自動」「オート」という言葉がいくつか出てくることです。
つまりジェット機では、「自動操縦」「オートスロットル(一定速度維持)」など、パイロットの操縦ではない部分があります。
飛行機は離陸し一度安定すれば、このようにオート操縦で安定してまっすぐ飛ぶことができるようになります。私はここにも隠された技術が関係しているのでは、と思っています。
地面を走る自家用車でさえ自動運転は難しいところがあり、2022年現在でも施策やテスト、一部の車で高速道路のみなどの状態です。
高速道路の自動運転もまだ不十分であり、設定した速度によっては急ブレーキや急加速などの現象が起こります。
地面の上を走る自動車がこんな状態にも関わらず、大型旅客機で多くのお客さんを乗せたまま、空という場所で飛行機の自動運転の安全面は問題ないのでしょうか。
おそらく、飛行機は機体を安定して浮かせる隠された技術が使われているのだと考えています。
飛ぶというより浮く、という感覚です。
最初のヘリコプターの操縦の記事では、「飛行機の操縦が自転車の運転だとすれば、ヘリコプターの操縦はジャグリングをしながら一輪車に乗るようなもの」と書かれていました。
「航空機操縦の頂点と言えばジェット機を操縦すること」とは言え、難しさで比較すると「ジェット機<ヘリコプター」ということです。
自転車とジャグリングしながらの一輪車ですと安定感が全く違うことを比喩していますが、それだけ飛行機は飛ぶことの安定感が高いことを示していることになります。
次の記事では、同じサイトから自動操縦の問題点について書いていこうと思います。
そこにはこう書かれています。
「あなたは飛んでいるのではないわ。移動しているだけ。」