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本「アナスタシア」にUFOが飛ぶ原理は微生物と書かれている

タイトルからびっくりされた方もおられるでしょうか。
UFOが飛ぶ原理は微生物のちから。

私は微生物と聞いて妙に納得できるような感覚になりました。
微生物ならば自然環境を破壊せずに空を飛べますし、UFOは飛行機とは異なるもっと自由な飛び方をしているであろうし、現時点の物理学や航空力学では説明のつかない原理なのだろうと思うから。
飛行機の飛ぶ原理もまだわかっていませんが、UFOと飛行機の飛ぶ原理は雲泥の差なのだろうと思います。

ウラジーミル・メグレ著の「アナスタシア」
起業家であるウラジーミル・メグレ氏は、1995年、ロシアのシベリア、タイガの森の奥深くで家もなく火も使わず、野生の熊たちや自然とともに生きるアナスタシアと3日間を共に過ごします。

アナスタシアは純粋でいて知性がありユーモアもあり、様々なことを知っています。
私は、アナスタシアは真理、真実を感覚的に知っていると感じました。自然の中で育ったアナスタシアは、人間の純粋な姿、本来の姿なのだろうと思います。

アナスタシアは現代社会の通念や常識とはかけ離れていることを話すため、ウラジーミルはアナスタシアを世捨て人、魔女だと罵る場面もあります。
アナスタシアのお話をどう感じるかは、その人のその時次第なのだと思います。


本「アナスタシア」から抜粋

「アナスタシア 響きわたるシベリア杉 シリーズ1」から、UFOの飛ぶ原理についての二人の会話を抜粋させていただきます。

著者:ウラジーミル・メグレ
発行所:株式会社ナチュラルスピリット

飛行機の機械装置は原始的

「われわれの飛行機や宇宙船は完成された機械装置だと思う?」
「いいえ、まったく原始的だわ。あれこそが未熟さを証明するものよ」
「何がわれわれのロケットや飛行機を原始的にしているんだい?」
アナスタシアは私の質問をしっかり受け止めようとしているのか、少し考えてから答えた。
「あなたがたの機械装置を動かす動力は、どんなものもすべて、燃料をベースにして考案されている。
 もっと完璧な自然エネルギーについて知ろうともせずに。~中略~
 そういう動力使用がもたらす破壊的な結果を知りながら、それを止めようとしない。飛行機やロケットの滞在時間はおかしいくらい短いし、飛べる高さも宇宙規模で考えれば地上からほんの少ししか上昇しない。~中略~
あなたがたはこの爆発したり燃焼したりする物質を、~中略~、動力としても使用して、~中略~、
推進という問題を『解決する』目的で考案されているというのだから……」
「大気中で機械装置を動かす動力の原理として、ほかにどんなものが考えられるんだ?」
「たとえば、UFOみたいに」
「えっ?UFOについて知ってるのか?飛行の原理も?」
「もちろん知っている。とてもシンプルで、理にかなっているわ」
~中略~
「UFOの飛行原理は、真空が生みだすものが発するエネルギーをベースにしている」
「どういうこと?もっとわかりやすく説明してくれないか」

アナスタシア p.177~p.178

アナスタシアは相手(この会話ではウラジーミル)の語彙力の中でしか話せないから難しい(アナスタシアは何か国語も話せます)、数時間かかることをまったく別の方法を使えば1分で伝えることができるけど今はそれを使えない、と言います。そしてもっと大事ななことを伝えたいから数時間は長すぎる、と。

それでもウラジーミルは引かず、飛行原理とエネルギー源について聞きたいと言い、アナスタシアは引き続き話してくれます。

固体から気体に変化するなら、気体から固体にも変化する

「燃焼や爆発というのは、固体がなんらかの影響で気体に変化するとき、あるいは、ある反応の過程で二つの気体がより軽いものへと変化するときに起こる。誰でも知っていることよね?」
「もちろん」「火薬に点火すれば煙になるし、ガソリンは排気ガスになる」
「そう、だいたいそういうこと。でも、もしあなたや、あなたがたの世界の人々の持つ意図がもっと純粋だったら、自然のメカニズムについてもっと深い知識をもてるはず。つまり、大きく拡張して爆発し、その様態が固体から気体へと変わる物質があるのなら、その逆のプロセスもあり得るということに、ずっと昔から気づいていたはず。
 自然界の中で、気体を固体に変えるのは、生きている微生物。一般的に、すべての植物がそれを行っている。~中略~
植物は地中から水分をとり、大気から空気を吸って、これだけのものから、~中略~木とか、もっと堅いナッツの殻とか、あるいは桃の種のようなものを生みだす。目には見えない微生物が、見たところ空気だけを食べながら、この作業を途方もないスピードで行っている。
 こういう微生物がUFOのエンジンになっている。この微生物は、機能のごく限られた脳細胞のような働きをする。その唯一の機能とは推進運動。彼らはただひとつの機能を完璧に果たしながら、地球上に現在住んている人間の平均的思考スピードの約十九分の一の速さで円盤を押して進ませる。彼らは円盤の上の部分の内側、二重になった壁の約三センチの隙間にいる。上と下の外壁の表面にはミクロの穴が無数にあいていて、この小さな穴から彼らは空気を吸い、それによって円盤の前方に真空状態を生みだす。すると空気の流れが円盤に接触もしないうちに、凝固しはじめ、それが微生物たちのいるところを通過すると球体になる。それからこの小さい球体はだんだん大きくなり、直径五ミリメートルぐらいになると、堅さを失ってやわらかくなり、円盤の壁のすき間から滑り落ちて円盤の下の部分に降り、再び気体へと分解する。分解する前のこの物質は人間が食べることもできる」

アナスタシア p.179~p.180

UFOの円盤の壁は菌を培養したもの

「しかしその円盤の壁は何でできているんだい?」
「あれは培養されたもの」
「えっ?どういうこと?」
「どうしてそんなに驚くの?考えてみて。多くの人が菌を培養している。自宅で健康飲料をつくるときに。ほら、いろいろな容器に薄い紅茶やお茶を注いで、その中に菌を入れて培養するでしょ(※紅茶キノコ、コンブチャ)菌はそこで発酵して容器の中の水を酸味のある風味の利いた飲料に変えながら、膨らんで容器の大きさになる。ちなみにこの菌は、二重の壁も作るUFOにそっくりの形をしている。その水にもうひとつ別の微生物を加えると、この菌に凝固が起こって固まる。でも、実はここで言う微生物というのは、鮮明な概念や画像といった、人間の脳あるいは意志の力によって生みだせるものなの」

アナスタシア p.180~p.181

人間の意志の力によって微生物を生みだす

アナスタシアは、ウラジーミルの「きみにはそれができるの?」という問に、できるけど私の頑張りだけでは足りない、数十人の同じ能力を持つ人々の力を収集する必要があり、しかも1年はかかる、と言います。
そして、地球には宇宙に存在するすべてのものがあると言います。地球でもUFOが作れるということです。

「だけど、どうやって円盤の壁の内側に微生物をおくんだ?肉眼で見えないくらい小さなものなのに」
「上のほうの壁が生みだされたときに、その壁自体が微生物を惹きつけ、莫大な量の微生物を集める。蜂の巣が蜂を惹きつけるように。だけど、ここでも、数十人の人々の意志の力を結集する必要があるの。いずれにしても、これ以上くわしく説明しても意味がない。今はまだそれだけの数の、適切な意志と知性と知識をもった人々を集めることができないから、円盤の壁を生みだすことはできない」

アナスタシア p.181~p.182

「きみが助けることはできないのか?」
「できる」
「それならやってくれ」
「私のできることはすでにやったわ」
「何を?」私には彼女が何を言っているのか理解できなかった。
「子どもの育て方についてあなたにいろいろ話した。これからもっと話そうと思っているし。あなたがそれをほかの人々に伝えてくれさえすればいい。多くの人々がこれを理解する。そして、この方法で育てられた子どもたちが、初歩的なUFOだけでなく、もっと優れたものをつくるようになる。彼らはそれだけの高度な知性と知識をもっているはずよ」

アナスタシア p.182

ここまで読んでくれた方は、アナスタシアが本当に伝えたいことは別にあるとわかるでしょうか。
私がここに引用したUFOの飛ぶ原理など重要ではない、ということです。

アナスタシアが私たちに伝えたいことは何なのか、興味のある方はぜひ本を手に取って読んでほしいです。

―――――――――

私たちは生まれて初めて目にしたものは、
家や病院の中の天井か、壁か、ベッドの手すりか、保育器の中か、白衣とマスクをした産婦人科の人か…。

親からはたくさんの物質的なおもちゃを与えられ、「自然」とは離れた生活をしていきます。
正しいとされる教育や知識を小学校など教育機関で学び、子どもたちを学問やスポーツで競わせ、様々な固定概念を植え付けられながら成長していきます。

アナスタシアは、子育てについても詳しく話してくれます。3歳頃から植物を育てる経験をすることで、さまざまなことを学ぶようです。

日本語版の「アナスタシア」が出版されたのが2012年のようで、3.11を経てようやくこの本が日本でも出版できる状態になったのだと思いました。
3.11やコロナ禍を経験し、日本に住む人たちも様々な気づきを得た人が増えてきたように感じています。
心の純粋性を持つ子どもたちも、少しずつ増えてきているようにも思います。
そういったお子さんを増やすには、まず大人たちが自分と向き合い、今までの考え方や生活を見直していくことが必須となるでしょう。
私たちが今まで現代の社会的に「正しい」とされる人生を生きてきて、もし世の中に対する何らかの疑問を感じているのならば、その直感を大切にしてほしいです。


世の中の様々な菌

アナスタシアがUFOの飛ぶ原理は微生物と話し、地球にはすべて存在していると話しました。
世の中にはどんな菌があるでしょうか。

食べ物にも菌

本の中でコンブチャ(紅茶キノコ)の話が出ましたが、ここ数年で日本でも再ブームとなっていて、私も一度だけコンブチャを購入し飲んだことがあります。
紅茶のコンブチャにしました。液体の中に菌が固体となってどろっと入っていて、たしかに二重のようにも見えました。酸味もありましたが、それよりとても深い味に驚きました。

コンブチャをどのように作るか詳しくは知りませんが、作る人の「意志(意識)」によってその味は変わってくると聞きました。
菌(微生物)は人々の意識が反映されやすいのかもしれません。

私自身としては、自家製の塩麹や醤油麹くらいは作ります。
これも麹菌を空気に触れさせるようにときどき混ぜ、1週間くらいかけて作ります。
最初はさらさらの液体(塩麹は麹、塩、水だけで作ります)を、空気と麹菌によってどろっとした半固形状に変化させています。アナスタシアの言葉を借りれば、麹菌が空気を食べて気体を固体へと変えたのでしょう。
日本の調味料と言えば味噌や醤油のように、発酵させて作られたものがたくさんあります。日本人は菌とは深い関係があるのでしょう。


土の中にも菌

アナスタシアは、ダーチャ(ロシアの郊外に手作りの家と菜園のある別荘)で植物を育てている人々を愛しています。
ダーチャの菜園で土いじりをして植物と交信することで多くを学べる、まずここに気づいていほしいとアナスタシアは話します。

ここからは私の言葉ですが、家庭菜園をしている人ならば土づくりがいかに大切かが分かると思いますが、
土の中にはあらゆる土壌菌(微生物)がいて、彼らがいろんな情報を運んでくれています。植物を育てているのは、水や日光だけでなく、土の中の微生物たちなのだと思っています。
農薬や化学薬品、化学肥料で作られた野菜は味がボケて腐りやすいですが、無農薬無化学肥料、自然に近い環境で育てられた野菜は味が濃く、収穫から2週間経っても腐りません。そういった野菜はミネラルの数値も実際に高いようです。

土づくりとは、土が生きているかどうか、つまり土の中の菌(微生物)たちが生きているがどうかなのだと私は思っています。
薬品を使わず自然に近い環境で土壌菌を生かしたまま育てられた野菜は、腐らずに生きている野菜なのだと思います。

そして、小さな種から芽が出て、ゆっくりと育っていく姿は、大きな喜びを感じます。私自身、細々と畑をしていますが、植物から学ぶことの多さや喜びは計り知れないものを感じています。

人間にも菌

人間は、腸にはたくさんの腸内細菌が住んでいます。常在菌は手のひらや口の中、体内にもたくさん存在しています。
人間も菌(微生物)の集合体なのです。

腸内の菌のバランスが崩れると様々な症状として表にあらわれます。
腸内のカビ菌が増えると舌が白くなったりだるさなど全身症状が出たりする場合もあります。

手作りの発酵食品がカビてしまい食べられなくなってしまう経験をした方もおられるかもしれません。

植物が病気になったり腐って枯れてしまったりするのは、土の中の菌のバランスが崩れてしまったからかもしれません。

食べ物、土、人間の菌について書いていきましたが、これらは、基本的には同じことなんだと思います。
世の中のことは、実はとてもシンプルのように感じます。

UFOの壁は菌を培養したもので、壁の中にいるのは微生物。
アナスタシアが地球には宇宙に存在するすべてのものがあると話していたように、すでに、地球には様々なところで菌や微生物たちが活躍し、地球や人間たちを支えているといっても過言ではないのでしょう。



意識にも菌?

もうひとつ興味深かったことは、私がコンブチャは作り手(の意識)で味が変わると聞いた部分と重なるかもしれませんが、
アナスタシアのコンブチャとUFOの説明で凝固が起こる菌(微生物)は人間の脳あるいは意志のちからによって生み出せるもの、と話しているところです。

それには、欲といった自分本意な意識、不安や恐怖心といった様々な感情、プライドや信念を持つ人間はおそらくあまりよい結果にはならず、心が完全に純粋な人間の場合のみが、アナスタシアの言う能力を持つ人間なのだと推測しています。

私自身、そういった感情や信念と向き合い少しずつ削ぎ落としている最中ではありますが、
何かひとつ昇華すると体の状態に変化が起こるときがあるので、もしかしたら意識によって自身の内側にある菌の状態が変化した、とも考えられます。菌の作用なのかは定かではないですが、意志や意識(感情や記憶の情報なども)と体は密接な関係なのだろうと思います。

そういった経験からも、私たちは、現代社会を生きる上で植え付けられた様々な固定概念を壊していくこと、様々なプライドや感情を昇華していくこと、そして人間たちの本来の感性や純粋性を取り戻していくことが大切なのだと感じています。
本当に大切なことは、お金や肩書き、意図的に作られた偽物の幸せではない、ということです。


飛行機の飛ぶ動力について

だいぶ話がそれてしまいましたが、この飛行機ブログを書くにあたって、本題はここです。

飛行機の動力は原始的

アナスタシアは飛行機や宇宙船について、その動力は原始的だと話しています。

・機械装置を動かす動力は、どんなものもすべて燃料をベースにして考案されている
・そういう動力使用は破壊的な結果をもたらす(ことを知りながら使用している)
・飛行機やロケットの滞在時間はおかしいくらい短い
・飛べる高さも宇宙規模で考えれば地上からほんの少ししか上昇しない
爆発したり燃焼したりする物質を動力としても使用して、推進という問題を『解決する』目的で考案されている

今までここのブログで書いてきた記事の考察から、飛行機は離着陸時に燃料を使い、機体が安定したらほぼ圧縮空気で推進していると私は考えています。
燃料を使えば大きな音が出て空気は汚れ、自然にとっては破壊的な活動であるといえます。
しかし、こうでなければ、つまり燃料を使わなければ飛行機は「飛べない」という固定概念が私たちにはあるのです。環境破壊に繋がると知っていながら…。

それとは対に、アナスタシアが話すUFOの飛ぶ原理は、微生物によって空気が凝固し、また時間が経てばその球体は気体に分解するというサイクルを生み出しています。何かを一方的に破壊したりすることもなく。


真空状態の考察

もう1点、UFOの飛ぶ原理の説明で気になることがあります。

彼らは円盤の上の部分の内側、二重になった壁の約三センチの隙間にいる。上と下の外壁の表面にはミクロの穴が無数にあいていて、この小さな穴から彼らは空気を吸い、それによって円盤の前方に真空状態を生みだす。すると空気の流れが円盤に接触もしないうちに、凝固しはじめ、それが微生物たちのいるところを通過すると球体になる。それからこの小さい球体はだんだん大きくなり…

真空」は、飛行機の飛ぶ原理にも関係しているのではないかと私は考えています。
2年前から真空と飛行機に関する情報を集めていますが、まだ記事にするほどには至っていません。
しかし、UFOの推進力に真空状態が関係していると知れて、また一歩進めたように思います。

UFOは、円盤の中にいる微生物たちが空気を吸うことで、円盤の前方が真空状態になる、とのこと。
UFOが複雑な動きが可能なのは、右側から空気を吸えば右側に移動でき、左側から空気を吸えば左側に移動できるといったように、この原理ならば自由自在に変則的に動かせることにもうなづけます。

では、飛行機はどうでしょうか。

甲式一型練習機(ニューポール81E2)

飛行機は、ご先祖様が作っていたころの初期の飛行機は機体の前方に大きな木製プロペラがついています。
プロペラを回すことで渦が発生して前方から空気を吸い込み、プロペラの前方は真空状態に近いものになるのでは…???
現代の飛行機も割と機体の前方よりにジェットエンジン(内部はプロペラ)が設置されています。
真空状態の方に引っ張られる → 推進力…?

今までの記事をまとめれば、
離着陸時は空港にて短い時間で給油した少ない燃料を使って地上から飛び立ち、
音(周波数)をある一定にすること(正弦波?)で機体を上へと浮かし、
浮いた機体はエンジン(プロペラ)前方の真空状態と圧縮空気によって前方への推進力を得ている…??

推測はここまでにしておきます。

飛行機の推進問題を解決するという一方的な飛ぶ原理と、微生物たちによるサイクル活動によるUFOの飛ぶ原理。
アナスタシアからヒントをいただいたこの記事を読んで、「飛ぶ」ということに、ちょっとでも今までの考え方とは異なる感覚を持てたならば嬉しいです。

アナスタシアの心からの言葉と、ウラジーミルの素直に書いてくれた文章、そしてロシア語から英語版、日本語出版を実現させてくださった方々に感謝します。
私自身、ようやく「アナスタシア」を読むタイミングが来たのだと感じました。分厚目な本を2週間で一気読みできたのは生まれて初めての出来事でした。


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