静電気と帯電列、地表はマイナス空気はプラス
今回の記事は飛行機とは離れ、静電気のことを書いていきます。
小学生の頃、頭に下敷きを擦りつけて髪の毛を逆立てた遊びをした方は多いと思います。私は確か中学生のとき、理科の授業中に先生に「髪が立ちやすそう」という謎の理由で、みんなの前で髪に下敷きを擦りつけて髪の毛を逆立てることを披露する羽目になりました。年頃の女の子なので恥ずかしかったです(笑)
帯電列とは
下敷きで髪が立つ仕組みは、下記のサイトに分かりやすく書いてあるので抜粋します。帯電列の説明から始まります。
下敷きを髪の毛に擦りつけるとマイナスの電荷を持つ電子が髪の毛から下敷きに移動し、下敷きがマイナスの静電気を帯び、髪の毛がプラスの静電気を帯びます。そのため髪の毛が下敷きに引き寄せられて逆立つ状態になる、という説明です。
プロペラの素材である木と金属を帯電列から探してみると、「木」は真ん中より少し左側のプラスの静電気を帯びやすいもの、「金属」は真ん中より少し右側のマイナスの静電気を帯びやすいものであることが分かります。そして「空気」は一番左側、つまりプラスに一番帯電しやすい位置にあります。
プラスに帯電させた髪が下敷きから離すと髪が降りてくるのは、上へと引き寄せるマイナスの下敷きを離しただけでなく空気のプラスに押されていることも考えられます。とはいえ、下敷きを離しても髪の毛それぞれがプラスに帯電しているため、髪の毛同士で反発し合いしばらく立ったままや横に広がる状態ではあると思います。
帯電したシャボン玉の実験
下敷きを離しても髪の毛同士で反発し合い横に広がる状態は、シャボン玉の実験の動画を見ると分かりやすいかもしれません。
動画によるふたつの違いは明らかです。帯電していない通常の状態ですとシャボン玉は前方から下へと移動するだけですが、帯電させたシャボン玉はシャボン玉同士が反発して四方八方に広がる様子が分かります。
帯電した髪の毛やこのシャボン玉の動きを見ていると、重力などないように思えてきます。
飛行機が飛ぶ原理(破壊学事始さんの考察)
ここで以前記事で書かせていただいた『飛行機の翼が空気のプラスに対して反発力を持つから飛ぶ(破壊学事始さんの考察)』の内容を再度掲載します。
高度が上がると気圧が低くなり揚力が小さくなる中、飛行機はどうやって飛んでいるのかを考察したものです。
破壊学事始さんのこの考察は、飛行機の翼をプラスに帯電させることで、空気中のプラスに対して反発力を持つことで機体を持ち上げる、というものです。
高い高度は電離度が高い(空気のプラスが大きい)ため、飛行機の翼の下側をプラスに帯電させることで大きな反発力を得られます。先ほど動画で紹介した帯電したシャボン玉が軽々と上や斜め上に広がったように、飛行機にも同じような電気的反発力が働いているという考えです。高い高度の空気はそれだけプラスに帯電している状態だということです。
大地はマイナス
空気や髪の毛はプラスに帯電しやすいことを書いてきましたが、人間の体はプラスに帯電しやすく、冬の乾燥した季節などプラスに傾きやすい人はドアノブを触るとバチッと火花が散ったり、手からビニールが離れなかったりなどの経験はあると思います。
街中も家の中も家電製品で溢れている現代ですが、電磁波を浴びることでも体はプラスに帯電する(陽電化)ようです。私は数年前から電磁波過敏症のような症状があるのですが、体がプラスに帯電することで頭痛が起こったり、血流が悪くなり不調が出たりなど、体にも悪影響が出ると聞きます。
体が帯電した場合どうすればよいのかは、アーシングをご存知の方もいるかと思いますが紹介します。
健康への意識が高まってきたここ数年はアーシングの注目度が上がってきています。アーシングをすると、地表はマイナスの電荷を帯びていて地球と繋がることで体に溜まった静電気を放電することができると言われています。裸足で砂浜、土、芝生の上などに30分程立つだけで体内に帯電した電気を放出できるそうです。木を触ることも同様の効果があると聞きます。
空気はプラスの電荷を帯びていますが、大地はマイナスを帯びています。畑などの自然と触れ合うことが体の健康へと繋がるわけです。アーシングマットなど便利なものもありますが、できれば自然と触れ合い大地と繋がることで放電したいものです。
気象庁の地磁気観測所より
さらに情報を集めていると、Twitterで面白いツイートを見つけました。
自然界における電界の強さと、地球表面はマイナスの電荷、上空の電離層はプラスの電荷で帯電しており、地球表面との間には約300kVの電位差が保持されているとの情報です。
リンクも貼ってくださっているのでリンク先から引用します。
なんとこちらは気象庁の地磁気観測所のページでした。公式のページにもこのようなヒントが紛れています。
地表はマイナス、上空の電離層はプラス。
そして地球表面との間には約300kV(キロボルト)の電位差が保持されているとのこと。この電位差は、重力と関係があるように思えます。電位差については深く調べる必要がありそうです。
話はそれますが、「大気中では太陽光等によってイオンが作られています。このため大気は完全な絶縁体ではなく電気が流れます」という記述も気になりました。ハチは光がないと飛べないという実験があり、光は昆虫が飛ぶことに関しても大きなエネルギー源となっているようです。
『空を飛んだ昆虫学者(グレベニコフ教授)』の記事で書いたことを一部抜粋します。
こちらは学研ムーに記載された内容で、羽を持たない卵形の軽い小さな蛹が飛び跳ねてきたという情報です。光か暖めることで蛹は飛び跳ね、暗闇では動かないとのこと。
「大気中では太陽光等によってイオンが作られています。このため大気は完全な絶縁体ではなく電気が流れます」という地磁気観測所の記述にあるように、光や熱により作られた空気中のイオン、電気、そして音(正弦波)で昆虫は飛んでいるのかもしれません。これは飛行機が飛ぶ原理にも繋がると見ています。
静電気とは
最後に、Wikipediaの静電気の説明を抜粋しました。
電界と磁界による電荷の効果のことと、静電気とはプラスとマイナスの電荷のバランスが崩れ電界による効果が際立っている状態と書かれています。
空気中は電気が流れる状態。
そして人間はプラスに帯電しやすい体であり、心電図といったように弱い電気が流れています。
飛行機は地表を飛び立ち、高度の高いプラスに帯電している空気中を飛びながら前へと進んでいます。電位差や電荷の影響はないとは考えられません。
揚力だけでなくこういった電気的な力、以前記事で書いたエンジンやプロペラの正弦波の音など、隠されたエネルギーで飛行機は空を飛んでいると考えています。
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