#172 【参加】糖尿病予防教室の講師
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「糖尿病予防教室の講師をした」内容を紹介します。
ありがたいことに、
今年は市の職員の方から
いろいろな依頼のお話を
お受けする機会がありまして、
今回は
糖尿病予防教室
の講師を行ってきました。
市主催の事業で
保健師さんと栄養士さんと
理学療法士が
住民に対して
糖尿病指導を行っていく内容でした。
理学療法士には
「冬場でもできる運動を指導してほしい」
との要望がありました。
運動指導だけでは、
その後行って頂けることはほとんどない
と思っているので、
糖尿病治療の基本的な内容と
現実はなかなか難しいこと、
その理由などを説明してから
運動指導を行っていきました。
特に今回気をつけて取り組んだことは、
「一方的な説明にとどまらないこと。」
「特に、住民の方々がどのように思い、どんなストレスを抱えているのか」
を聞き出すことを
目標にあげて資料を作成しました。
参加者は、
60代の男女で、
男性のほうが割合が多く
参加して頂きました。
日常的に運動を実施している方もおられました。
やはり、
このような教室に参加されるだけあって、
ご自身でいろいろと工夫されて
生活している方が想像よりも多くいました。
その中であることに気づいたことがありました。
糖尿病治療を行う際に、
「スモールステップ法」
という目標課題をなるべく小さくして、
ハードルを下げて
運動や活動を習慣づけていく
という方法が推奨されています。
私が例題で提示したのは
「朝に20分散歩を行う」
という目標を立てた時に、
課題を5ステップに細分化していきました。
この作業を、
住民のみなさんに行ってもらいました。
最終目標(ステップ5)は
今回紹介した4つ程度の運動から
一つ選択してもらいました。
そこから逆算して、
ステップ4、
ステップ3と
さかのぼってもらいました。
ところが、
日々の運動を継続していた方も
そうでない方も、
課題を細分化していく作業
をとても難渋しておりました。
私や保健師さんなどが
誘導を行いながら
進めた方や
ステップを5段階にできず
3までにした方などもおりました。
運動自体なにをやればいいのか
わからないわけではなく、
どのような手順で
生活の中に
組み込んでいくかということが
難しいのではないかと感じました。
もし、
次回もお誘いがあるようであれば、
運動プログラムの
種類や難易度よりも
課題の細分化作業に重きをいた
指導内容を考えてみたいと思います。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!