#207 仲間はずれにしたがる女子の心理状況
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「仲間外れの心理」について整理していきたいと思います。
小中高生において、グループ形成ができてきて、仲のいい友達やそうでない友達がでてきます。
特にどうやら女子特有のものがあるようです。
昨日まで仲良かった子が別のグループに所属し、全く無視される。
昨日まで一緒に遊んでいたのに、いきなり仲間はずれにされた。
多かれ少なかれ、男子にはわからないところで様々な渦が巻いているそうです。
これには、なんらかの背景があるのだろうか。
仲間外れにする側の心理状況としては、
1.自己肯定感の低さ
心理状況;自分に自信がなく、他者を排除することで自分の立場や優位性を確認しようとしている。
2.不安や恐怖
心理状況;自分が仲間外れにされることへの不安が強く、先手を打って他人を排除しようとしている。
3.嫉妬や競争心
心理状況:仲間外れをする子に対して嫉妬心を感じている。能力や魅力で負けていると感じ、排除することでその感情に対処しようとしている。
ことが考えられます。
やはり、ここでも自己肯定感が低いことから起こる行動と捉えることができます。
このようなことに巻き込まれてしまった場合、どのような対応がいいのか。
1.自己肯定感を高める
・彼女の良い点や努力を認める。
・小さな成功体験を増やす。
2.感情や悩みを聞く
・家庭内の悩みや不安を聞いてみる。
・批判的な態度はせず、共感する。
3.役割を考える
・彼女をリーダー(指示役)にするのではなく、行動できる役割を与える。
実際、仲間はずれにされてしまってから当事者にアプローチを行うことは用意ではないかもしれません。
ただ、困らせている人が、もしかしたら一番困っている人かもしれないと考えると周囲にいる人がサポートする必要もあるのかもしれません。
認知症で異常行動(周囲からみたら)で他者に迷惑をかけている方が本当はとても不安や恐怖を感じているのと同じような気がしています。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。