『理学療法士』ってどんな仕事?!
『理学療法士』って、みなさんの中ではどんなイメージですか?
病院で働く仕事。
リハビリの人。
ざっくり言うと、このイメージが多いのではないでしょうか??
今回は、
そんな『理学療法士』のほんとの仕事はなんなのか!
現役理学療法士を代表してまとめさせていただきます◎
『理学療法士』って?
まず、理学療法とはなんなのか??
定義として、
〜理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対して、運動機能の維持・改善を目的に、運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療です。〜
「理学療法士及び作業療法士法」には、
「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。
簡単に言うと、
人間の基本的動作の獲得をお手伝いします!
みたいな感じです◎
それが国家資格として定められている訳ですが、
やっぱり資格を持つからにはプロとしての意識が必要だと思うんです。
なんのプロ?
→動作のプロ
これが、理学療法士だと考えています◎
理学療法が出来る事とは?
では、
動作のプロとして、どんな価値を提供する事が出来るのでしょうか?
私たちが相手にしなければいけないのは、
『人間』、そのものです。
けがや病気、障害はもちろんですが、
それ以前に1人の人間をしっかりと見なくてはいけません!
1人の人間である以上、
まったく同じ正解は出ません。
例え、同じけがや病気だったとしても。
そして、
『人間』を見る事で、その人の先の未来まで私たち理学療法士が関わっているのだと気付かされます◎
これは、
動作のプロとして、能力の改善を図る事で、
その人の未来の選択肢を広げる事が出来る。
と言う意味です。
もし、
あなたがなんらかのケガで、もう一生歩けなくなったらどーしますか?
もちろん、人間を相手にする以上、100%はありません。正解なんて5年後、10年後に分かるぐらいかもしれません。
でも、
今出来る、最大限の方法で寄り添う事が私たち理学療法士には出来ます◎
動作を通して、1人の未来まで関わっていく。
そんな仕事です。
それが理学療法に出来る事です◎
〜まとめ〜
○理学療法士とは、動作のプロ
○見るべきは1人の人間、そして未来
○動作を通して1人の未来に関わる仕事
以上が、
『理学療法士』と言う職業の説明になります!
1人でも多くの方に、理学療法の素晴らしさが伝わると嬉しいです◎