♯08 ぼくのモーニングルーティン~その6~(20年8月現在)
※今回は特に自分語り感が強いですし、少し長めです。
朝食を終えて、しばし時間が過ぎた後は
ウォーキング&ランニングをします。
ちなみに、しばしの時間は洗濯やちょっとしたスマホ作業してます。
このウォーキング&ランニング、習慣にするためにかなり試行錯誤しましたし、ここまでくるのに決して楽だったとは言えませんが一歩一歩確実にやれば絶対に続けられるし、『他人には他人の時間や考え方が~』のスタンスではあるので大きな声では言えませんが・・オススメです。やったほうがいい。
今回はHow toというより、僕の体験談です。習慣のお話はまた別の機会にしっかり書きたいと思います。
さて、このウォーキング&ランニング・・今までにどれだけ挑戦したか忘れるくらいやってきました。その度に、失敗してきました。
続かない。あれだけの熱量をもって始めても。
ご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん『文章だけならなんとでも書ける!』と思われる方も多いかもしれませんが、事実、僕も継続ができなかった一人なのです。
そんな僕がなぜ毎日継続してウォーキング&ランニングできるようになったのか。
一つは、理由が変わったからです。
そもそも僕は太っていて、何度もダイエットに励んでいました。
よし、ダイエット始めるぞ!!そういった意気込みで何日か走り込むも全く痩せず、モチベーションが下がり、続かない。
ここには色んな考え方ができます。
そこで、もうちょっと続ければ痩せられるんだよ!とか。
走り方が違ったんだよ!とか。
走る距離が!とか。
そもそもダイエットにランニングは向いてないんだよ!とか。
知らんがね!!
ごめんなさい、取り乱しました。
もちろん、そうなんです。ダイエットとランニングについてのリサーチもせず安直に始め、挫折。
そういったアプローチに目を向けたら結果にコミットできたかもしれません。
しかし、結果が出なかったから続けられなかったのです。
だって何も考えたくなかったし調べたりするのも面倒だし、なんか今すぐ自分にできそうなことで楽に痩せたかったんですもの。。(白目)
ただ今回はそういったお話ではありません。
一時期、精神的に追い込まれてしまった時期があって、体も動かない、頭も働かない、何も考えたくない、何もしたくない・・といった日々が続くことがありました。
それでも、波がある中で『なんとかしたい』と思うタイミングはあって、その時に体と脳の仕組みを知ります。
脳が元気になれば体も元気にすることができる。
体が元気になれば脳も元気にすることができる。
一見、当人からしたら矛盾のようなモノも感じるんです。
実際、体も脳も動かないのですから。どこをスタートにしていいのかわからないのです。
そういった瞬間は無理しないようにしました。なにもしません。
それでも、毎日24時間常にその状態なわけではありません。
トイレに行きたければ行くし、一人暮らしなのでお腹が空けばご飯を作らなければいけません。
そういった一コマ一コマから始めました。
僕の場合、ウォーキング&ランニングをするためのスタートが走ることから始められなかったのです。
ただ理解していたのは、体が動くようになれば脳も元気になっていく、だからウォーキングやランニングはしたほうがいいということでした。
ここで、今までと理由が変わります。(この時点では実行はしていませんが)
そして、継続できるようになった理由の二つ目は
本当にできることから始めたから。です。
服装も運動する格好ではなく普段着、ウォーキングやランニングするつもりだけど今日は玄関まで。というスタンスでした。
とはいえ、玄関まで行けばとりあえず外に出るか・・となるし、外に出ればとりあえず歩くか・・となるし、歩いたら気持ちいいし。
それは感覚でわかっていてもやっぱり体調的に毎日はできないし、少し余裕がある日だけ歩くようになりました。
その辺りから、少し気持ちが安定している時間が長くなっていることに気付いてウォーキングの効果を実感します。とはいえ、まだまだ継続なんてできる感触はありませんでしたが。
でも、簡単なウォーキングをするようになってから安定してる時間が少しずつ増え、安定してる時間が少しずつ増えてきたから自分を元に戻していく方法を調べることが増え、結果的にそれを試していくという小さなサイクルができはじめました。
その頃には前述した脳が元気になれば体も元気にすることができる。体が元気になれば脳も元気にすることができる。を理解できるようになってきました。
そう、継続できるようになった理由の三つ目が
効果の実感です。
ウォーキング&ランニングは僕を痩せさせることはなかったけど、少なくとも脳が元気になる時間を増やしてくれた。だから続けた方がいいと判断できたのです。
とはいえ、それで続けられほど僕は簡単な仕組みではありません。
ウォーキングすれば脳は元気になっていく時間は増えるし、そうすることによって~は理解してても飽きます。本当にごめんなさい。
その頃から、ルートを変えたりYouTubeを聞きながら歩くようになります。
歩くことによって、脳の元気を取り戻すこと以外に目的を探すようになりました。
僕は元々カードゲームが好きで、1→2効果というような一つのカードを使用することで二つの効力を発揮するようなカードが強いと思っていたのでウォーキングにもそれを求め始めました。
ルートを変えることによって思考を変えて楽しんでいました。
この空きテナントは自分だったら何をやろう?とか考えたり
YouTubeで面白い番組を聞きながら、時には自分のためになるような情報を聴きながら。
こうして、歩く時間が少しずつ自分にとって意味ある時間として強固なモノになっていきました。
この時期はかなり気持ちも安定(6:4くらい)し始めていて、YouTubeで自分に有益そうな情報を漁りまくっていました。
その時にこんな情報を耳にします。
自然(森林etc.)でウォーキングするとストレスが軽減される。
そういえば僕は田舎のほうに住んでいて、住宅街を歩いていたけど自然はすぐ近くにある。やらない理由はありません。
これは感覚的なお話ですが、自然の近くにいるだけで落ち着いていくのがわかりました。
この環境で運動(ウォーキング&ランニング)したら絶対に効果あるわ。
さて、今更ですが継続できた4つ目の理由が
付加価値ですね。
歩く(走る)だけで意味があるのですけど、その効果だけでなく他にも得られるモノがあるので、やる意味が強くなります。
期待はしてないですけど、これで体重も減れば万々歳ですしね。期待はしてませんけど。(2回目)
この頃にはかなり体力的には回復してきていて、少し走ってみたいと思っていました。でも、この走りたいっていうのは本当に少しで、全力で30Mくらいとかそんなレベルです。
とはいえ、普段着で自然の中(実際は橋の上で自然は下にある)を全力で走ってるのを人に見られるのは抵抗あって、とりあえずランニング程度にすることにしました。
普段着でのランニングもそれはそれで・・って感じですが気にしないでください。
ここで大事だったのは、絶対に限界まで走らないことです。
絶対にあそこまでは走れる感覚はあるんだけど、70%の距離にするといった具合です。かなり余裕があるので当然クリアできるのですが、この物足りなさ感がいいんです。実際、次の日は80%で次のクリアが楽しみになっていくんです。100%に到達する頃には限界値が伸びていて、当初の110%、120%とクリアしていく中で達成感も生まれます。
これくらいになってくると、次の目標を達成したくて続けたくなってきます。
それが今の僕です。
毎日毎日クリアして昨日の自分よりパワーアップしている実感が気持ちいいんです。(少しずつ走る距離を伸ばしてます)
しかしながら、できる人から見たら「そんな程度の距離なの?」と思われてしまうかもしれません。そもそも太っている僕の限界値なんて最初はたかがしれてるんで。
でもいいんです、どうせもう毎日やるし、一ヶ月後→三ヶ月後→半年後→一年後、自分では想像もできなかった距離が走れるようになっているはずです。
これは達成したいノルマみたいなものではあるのですが、距離を伸ばすっていうのは簡単なルールであって目的ではありません。
目的は体を動かすことによって、脳を元気にすること。脳を元気にすることで体を元気にすること。このサイクルを作ること。
その時間に楽しいYouTubeも聞ける、自己研鑽のYouTubeも聴ける。
自然の中でストレスも減らせる。
目的はそこなんです。
ちなみに、距離の話でいうと限界まで走らない理由の一つにモーニングルーティンというのもあります。ここで疲れてしまっては一日が終わってしまうので。。(でも時間に余裕があるなら限界じゃないにしても疲れたら休んでください、最初はぼくもそのルールでした)
1.理由が効果を実感しやすいものにする
2.少量から始める
3.効果を実際に感じる
4.小さな目標から攻略する
5.目標を常にバージョンアップさせる
こんなところでしょうか。
これは習慣にするための流れの一つだったりするのですが、今回はくどいようですがHow toのお話ではなく自分語りです。
ただもしこの内容にリンクする何かがある方はチャレンジしてみてください。
本当に自分が変わります。
ただ誤解がないようお伝えしたいのは、ウォーキング&ランニングをすることでご自身の根本な問題を解決するわけではございません。
問題と向き合うための体力や環境作りだということはご理解ください。
もちろん、僕の根本な問題は解決されたわけではありません。
しかし、それに立ち向かう体力や気力は整ったので実際に対処している最中であります。
なにか皆さんのヒントになればと思います。
では、また。