悩み過ぎないこと 簡単そうで難しいものだ。 悩みは悩んだ時間に比例して 大きな問題になっていく。 思い通りにならないことに 耐える力は人それぞれ。 思えば子ども時代は 思い通りにならないことだらけで ずいぶん悩んだ、 でもそれが思い通りにならないことに対する 耐性をつくっていたのなら それもまあよしという感じである。 学校に行かない子どもに悩む人は多くいる。 その瞬間だけを切り取ってみよう。 学校に行かず家にいる。 でもそれが土曜や日曜なら それは問題にならない。 数日ずら
登校に悩みを抱える子どもを支える学習会 Vol.1 先日行われた学習会のダイジェスト第1弾です。
荒れる学級というと どんなイメージであろうか。 心の荒んだ生徒がいて、ルールを堂々と破り、それに同調する生徒がいる。そんなイメージであろうか。 荒れは学校と直面した際の不安や負担から、生じる。 不安や負担に対し、不登校が個で回避するのに対し、集団で反抗し自分達の非公式ルールをつくるのが荒れである。 要するにやりたいようにやるということ、それは求められることが、とても苦しいからである。それは我慢するといったレベルでは、どうしようもない切実なものである。ここをわがままと切って捨
人の好みは様々だ。 好きなことをしていいよと言われたら、スマホをいじったり、お菓子を食べたり、寝転がったりと様々だろう。 本当に好きなことをしていいよと言われたら、ベッドでぬいぐるみを抱きしめたり、段抜かしで階段を駆け下りたり、本棚の漫画を1巻から順に並べたりと様々だろう。 人の好みは様々であると同時に揺れ動く。 ベッドでぬいぐるみを抱くこと以外を禁じられたら監禁だ。 段抜かしで階段を駆け下りることのみなら昭和の鬼コーチ。 ひたすら漫画の整理をさせられたら働く環境は厳しい。
今年度下半期セミナー登壇予定をお知らせします。 道徳授業改革セミナー2024神無月in札幌~THE 共通教材コラボ & THE 喜怒哀楽/日時:2024年10月12日(土) 09:10~13日(日) 16:45/会場:札幌市産業振興センター/参加費:5,000円(この他、1日目の昼食代が1,000円強かかります)/登壇者:宇野弘恵・松元光昭・新里和也・太田充紀・髙橋和寛・渡部陽介・山下幸・山口淳一・千葉孝司・堀裕嗣・中野宏俊・高橋裕章 https://www.kokuchp
子どもが安心して過ごせる学校を! をテーマに、ピンクシャツデーセミナーを開催します。 ピンクシャツデーはカナダ発祥のいじめ反対運動。 十勝では2013年2月から、ピンクシャツデーを知ってもらうために様々なイベントが開催されてきました。 10月19日は多賀一郎先生をお迎えして、盛りだくさんの内容になっています。 ピンクの物を身に着けて参加してくださるとうれしいです。
9月1日問題と呼ばれる悲しい日がある。 子どもの自死が最も多い日である。夏休みが明け学校が始まることを苦にしていると言われている。 学校にも家庭にも居場所がない。そんな状況が子どもを追いつめている。 この問題に対して何か出来ないだろうか。 そう考えて「ハッテンサンイチ」という曲をつくった。 9月1日の前日に耳にして踏みとどまってほしい。 そんな願いからである。 自死に向かおうとするとき、人は心理的視野狭窄といって見えるものがどんどん狭くなっていく。 うつむいた心には 温
小学館「みんなの教育技術チャンネル」内「ちばTちゃんねる」にて 動画をアップしました。 ぜひごらんください。 https://www.youtube.com/watch?v=M_AV2GuBl50
私たちは、それまでの経験から人それぞれの価値観を持っています。 学校を休んでいる子 そう聞くと、それぞれの価値観に基づいて、頭に浮かぶ思いがあります。 学校や仕事は、どんなときでも、つらくても休まず行くべきだ! そう思っている人は 何を甘えているんだ!と感じることでしょう。 すると力ずくでも行かせるべきだと考え、行動するかもしれません。 学校や仕事は休まず行く場所だけれど、ときには難しいときもあるよね そう思っている人は 何に困っているのかな?と感じることでしょう。
子どものありのままを受け入れる。 そうせざるを得ない場面に出くわすこともある。 ありのままを受け入れてもらえると 子どもには大きな自信が生まれる。 そうは思っていてもなかなか難しい。 そんなときは、ありのままを受け入れる前に 振り返ってほしい。 それは大人は意識していなくても その言動や表情、振る舞いは 子どもにメッセージを与えているということ。 子どもを見てため息をついていたら どんなメッセージを与えるだろう。 ああ、自分はがっかりさせている。 自分なんていなけ
月刊学校教育相談6月号 特集1は、いじめの加害者をどうフォローするか 「加害者へのフォローの4つの段階」というタイトルで書かせていただきました。フォローするとは、あきらめて放置してしまうことなく、何度でももとに戻そう(立ち直らせよう)とすることです。 説教して終わり、謝罪して終了ではなく、見通しをもったかかわりが必要です。 特集2は、効果的なクールダウンの方法と視点 南先生の原稿では、トリガーだけでなく、ストーリーという視点などでわかりやすく解説されています。 興味のある方は
明治図書から新刊が夏に出ます。CHIBA_T_LABOとしては初の著書になります。 以下紹介文 近年また増加傾向にあると言われる不登校。コロナ禍やSNSの影響など、不登校の原因も社会情勢や環境の変化により多様化してきています。正解がない令和ならではの不登校対応について、教師と子どもの場面別の会話例も入れて解説しました。明日の道標となる1冊です。 明治図書オンラインより
大人におしつけられたベストの選択より 子どもが自分で決めたベターな選択の方が ずっと価値がある それでうまくいかなかったとしても 失敗という貴重な体験が得られる 大人は失敗させたくないと思うけれど 失敗は必要な経験 選択の場面で大人の気持ちを優先していくと 人のせいにする 決められなくなる 失敗を恐れる そんな子どもになっていく 大人が目先の失敗を防いであげることが 子どもの大きな失敗につながっていく 自分の人生が 自分のもののように感じられなくなって もうやめた