デキるパイセンは、叱ることが上手な人だった。
11/7の日記。立冬。いよいよ冬が始まったらしい。今日も外食をすれば、メニューにお鍋シリーズが大々的にアピールされていた。かなり食欲をそそられたけど、野菜を沢山取れる別のメニューにした。一人暮らしをしていると、食習慣がどうしても偏ってしまうから、恐らく足りていないであろう、野菜が入ったメニューをいつも好んで選んでいる。キャベツの微塵切りといったものよりも、緑黄色野菜が中心のものがいい。お肉も好きだけども、それ以上に野菜が好き。東京の恵比寿といったお洒落なスポットには、ベジタブルバーや、お野菜カフェがあって、ちょっと高いけれど野菜好きには堪らない天国。「こういったお店が、吉野家や松屋のように沢山できたらいいのにな〜」と、常々思う。美味しく食べ終わった後に、お会計へレジに。新入りさんと思われる店員さんのサポートを、先輩らしき店員さんが優しく丁寧に指導していた。私はその様子を見て、昔の自分を少し思い出した。
ワンルームぐらいの、小さなスペイン料理店。そこでホール&キッチンのアルバイトをしていた大学生の頃。いろんな業種のバイトに取り組んだ中でも、飲食店での勤務は全くといっていいほど向いていなかった。「同時進行+スピード」を求められる環境に、なかなか適応できなかったから。もちろん改善の努力はしたけれども、かなりの時間を必要とした。働かないと勉強ができない大学生だったので、辞めることはできずに、生活維持のためになんとかするしかなくて。どんくさい私でも、そのお店で暫く働き続けることができたのは、根気よく指導してくだったデキるパイセンのおかげだった。そのパイセンは、感情的に怒鳴り散らすといった決して怒らない人で、人格などを否定せずに注意・指導といった叱ることができる優れた方だった。そして、叱ったあとは必ずといっていいほど、フォローを入れてくださる優しくてデキる方なのだ。叱られた後にフォローが入る・入らないかだけで、叱られた側は本当に心救われる。そう、心救われるのだ。なぜなら、ミスをしたくてミスをしているのではないから。マニュアルや手順を熟読して理解を深めても、「今度は失敗しないように、上手にできるようにする!」と頭の中で何度も言い聞かせても、求められるスピードに体が全然追いつけなくて、感情がパニック状態になっていたから。人それぞれ、得手・不得手って本当にあるよね。だから、「どうしてできないの!?」と感情的に責められることがあれば、より一層気持ちが萎んだ風船のように萎縮してしまう。パニック状態に、更に心理的ストレスが上乗せされてしまうのだ。そういうのもあって、デキるパイセンが決して怒らずに、叱った後は必ずフォローを入れてくださっていたこと。ミスを連発してしまう申し訳なさを感じながらも、心救われていたのだった。そういえば、高校生で吹奏楽部に所属していたときに一時期だけ、パーカッション(打楽器)をしていたことがあった。でも、その中でドラムだけはどうしてもできなかった。同時に体を動かして何かをすることは、本当に苦手とするみたい。パイセンには感謝だし、あの指導に対する取り組み方は本当に見習いたい。お元気にされているのかなぁ?
何事も、うまくできない状態からスタートしたときには失敗も多く、感情もボロボロになることが圧倒的に多いけれど、いざ教えるといった逆の立場になったときに、辛かった過去の経験が全て活かされる。「私も最初は全然ダメでね、だから、ミスすることはあっても大丈夫だよ」と、フォローといった形で寄り添うことができるから。ミスをするのは、それなりの理由が必ずあるはず。注意をする必要がある時も、感情的に怒鳴ることはない。それは、私自身がそうされることが嫌で嫌で堪らなかったし、建設的ではないと感じるから。されて嫌なことは全部、反面教師にしていけばいい。もし仮に、感情的になることがあったとしても、冷静になって落ち着いたときに「あの時は、言いすぎてごめんね」って伝えてあげるだけでも、伝えられた側は気持ちが楽になると思う。
明日(11/8)は、渋谷ヒカリエ8階に新しくできたシェア型の書店、「渋谷〇〇書店」さんでの在店日(15時〜18時の間)。私が苦手とする環境ではないから笑、安心して訪れるお客さまと一期一会の接客を楽しみたいと思う。詳細は、ぜひTwitterか、インスタをご覧くださいね。
辛い経験をした人ほど、
相手に心から寄り添える。
悲しみは優しさに変わっていく。
プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」
【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中
◇11/7 お取り扱い店舗様◇
(大阪)
梅田 蔦屋書店
(東京)
銀座 蔦屋書店
胡桃堂喫茶店
中目黒 蔦屋書店
渋谷〇〇書店
(北海道)
江別 蔦屋書店
「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」
東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。
300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
【写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。
淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。
好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。
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