知る機会を多くの子どもたちに提供したい!立命館大学学生団体 BohNo の取り組み②
こんにちは。食に強いPR会社、株式会社ppcの毛塚です。
弊社では「フードロス削減プロジェクト」を行っています。
フードロスに関連するニュースのピックアップや、フードロス削減を柱として動いている企業・団体、フードバンクの紹介などをnoteで定期的に行っています。
記事を読んだ方が少しでもフードロスを身近に考えていただけると嬉しいです。
本日は学生団体取材第4弾の後編です。
立命館大学の学生を中心に『食べ物のもったいないをなくし、子どもたちに笑顔を届ける』をモットーに活動している、学生団体BohNoの代表(※)の池内春香さん、副代表(※)の橋本涼(すずな)さん、食育リーダー(※)の中山澪(みお)さんに、活動のやりがい、今後の展望をお伺いしました。
(※2023年3月当時。現在は後輩の方が引き継いでいます)
前編をまだお読みでない方は、下記よりぜひご覧ください!
――過去の学生団体取材記事はこちら↓――
■第1弾『Liga 食品ロス削減チームの取り組み』
■第2弾『京都大学 エコ~るど京大の取り組み』
■第3弾『高円寺フードロスゼロの取り組み』
■第4弾『学生団体BohNoの取り組み』
活動をする中でのやりがいや、大変だったことを教えてください。
多視点からの活動で視野の広がりを実感
橋本さん:食品ロス削減だけでなく食育や商品開発に携わることで、『自分にもこんなことができるんだ』と視野が広がっていることにやりがいを感じます。また、イベントなどは回を重ねるうちにより良く改善ができ、全体の成長も感じます。
苦労したことは、食品ロス班で実施した食品販売イベントの収支管理です。
仕入れから値付けまで自分たちで行っているため、商品を余らせないように調整しなくてはいけません。一度大赤字になってしまったこともあり、その時は何か良い方法が無いか、探るのが大変でした。
また、団体をまとめる学年になるにつれて、所属メンバー間の熱量の違いを感じるようになりました。上手く息を合わせていくにはどうしたらよいか、悩んだことも多かったです。
触れ合った子どもたちの笑顔がやる気に
中山さん:何よりも、子どもたちの笑顔をみることが一番のやりがいです。料理をしたことがない子どもたちが、イベントを通して料理や授業で学んだことに興味を持ってくれると嬉しさを感じます。
また、私もリーダーとしてチームをまとめることが多く、関わる人数が多いときは全体の運営調整が大変でした。
代表として感じるメンバーの声がやりがいに
池内さん:私は代表なので、イベント後、メンバーから聞く「楽しかった」という声や、後輩からの「BohNoが一番楽しいので活動にもっと参加したい」という声がとても嬉しいです。
授業やアルバイトなどみんな予定がある中の活動なので、ミーティングやイベントの日程
調整などは大変でした。
BohNoの活動を通して、さまざまな経験をされていると思います。
今後、ご自身の進路にどのようなことを活かしていきたいですか?
橋本さん:食を通して視野を広げるという軸は残していきたいと思っています。現時点では親御さんへの周知を通じて子どもたちが参加するという形のイベントしかないので、今後は子どもたちが自発的に参加できるようなイベントも計画していきたいです。
個人の展望としては、「食」に関わる仕事に就きたいと考えています。活動を行う前は食品ロス関係の仕事に就きたいと考えていましたが、活動を通して食全般に興味が持てるようになり、「食全般」に関われる仕事を志望しています。
中山さん:BohNoの活動で、イベントを通じて「伝える」ことの大切さを学びました。物事を知る機会が増えるといいなと思うので、今後は「自分で発信していくこと」に力をいれていきたいと思っています。
将来は、食や教育に関わる仕事に就きたいです。
池内さん:たくさんの活動を通じて、BohNoのファンをもっともっと増やしたいです。
また、大人数の団体を運営するという経験を糧に、将来も大人数のプロジェクトや、人のモチベーションをあげられるような仕事に就きたいと考えています。
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【学生団体Q&A】
第三回でお話を伺った、高円寺フードロスの木元さん、五反田さんからいただいた質問をお聞きしてみました!
< 質問 >
団体周知の方法についてお聞きしたいです。
新入生を増やしていきたいのですが、どのような方法で声掛けをすれば最適なのかがわからずにいます。どのような方法で行っていますか?
< 質問について思うこと、普段実施していること >
私たちはInstagramに力を入れているほか、4月に新歓イベントを行っています。
そこで、団体の説明や新入生の疑問に答えたりし、またInstagramと組み合わせて告知をしたりしています。
大学主催の説明会があれば、新入生もたくさん来ているので参加すると良いと思います!
【学生団体BohNoからの質問】
リーダーなど、役職についたことで横(同期)のつながりはできたが、縦(先輩・後輩)のつながりを作るのが難しいと感じています。
どのようにして、横と縦のつながりを作っているのかが知りたいです。
▶ ▶ こちらは、次の学生団体取材時にお伺いします!
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いかがでしたか?
BohNoメンバーのみなさんが悩みながら形作ってきたイベントや団体の志気、活動は今後に必ず活きてくる!と感じました。
毎日の授業や課題、アルバイトなど、大学生も忙しい毎日を過ごしています。
その中で、全力を注いで明確な目標を立てて活動していることはとても素晴らしいことだと思いました。
これからも、学生団体BohNo、メンバーのみなさんの更なる飛躍を応援していきます!
【学生団体 BohNo】
最後まで読んでくださりありがとうございました。
弊社noteでは他にも、フードロス関連の記事まとめや、ボランティア活動団体、食品ロス企業へのインタビュー記事もあります。
ぜひ、そちらのページものぞいてみてくださいね!