ワーカーホリック 心酔する愚者2章-⑨
9階につくと、朝みたときのパネルからカトウアイがの映像が流れていた。廊下は暗く、店内にも暗い様子がわかる。
私は店内の受付に向かい黒服と思われる人に予約名をつげる。
「ご予約のサキコ様ですね。いまご案内いたしますので、コートお預かりいたします。」
わたしは受付傍の椅子に座りスマホを確認した。
今日のサキコさんの設定は28歳高級官僚の事務官。後からくる官僚役のボスの愛人。カトウアイとのやり取りでは今日初めてお店にいくこと、じつはお店のリアリティ動画で知っていたこと、好きなゲーム