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冒険心、その先にある真理とは【叔父さんの秘話】

知性は勇気の下僕に過ぎない

友よ-執行草舟-講談社

メリークリスマス!!
今日はクリスマスですね。サンタクロースの話は以前したので、こちらからご覧ください

今日は言葉のギフトです。
これは知の巨人である小林秀雄さんが執行草舟へ送った言葉です。

大切なのは勇気である。行動で示すしかないのである。
私はどちらかといえば行動する派である。
それはマインドにある。
恐れのその先へ行く力である。

クマ犬というくらいだから、私も恐怖ばかりしていた。頭で考えることしか学んでなかったからである。大事なのは肚の声(本音)である。

己の敵は己自身である。

とにかく山へ行く。異境へ入っていく。
山は険しくあり、優しくもあり、包みこんでくれるときもある。
この事を教えてくれたのは紛れもなく叔父さんだった。

叔父さんとのエピソード

高校生のときに慢性腰痛を患い、小さいころからの仲間だった喫茶の盟友祖父にも旅立たれてズタボロな精神状態だった。

家族が集まったときに、急に叔父さんがこういった。
祖父を送って悲しんでいるときに、呆然としてたのでハッとした。

「最近どうだ、クマ犬?」
クマ犬は後付けなので、名前で呼ばれるのですが、近況を話していた。

「そうか腰が悪いんか、なら温泉でもいくか!」
皮肉にも祖父と別れたら、次に叔父さんが急に浮上してくるのである。出会いと別れである。

当時叔父さんも関節痛や肝臓の疾患での影響で温泉へ行ったりしていた。
ドライブをしていると叔父さんの思考の深さが伺える。
叔父さんはわたしにこういう。

すべてを知りたいんだ。
すべてってなんだ?宇宙まで突き抜けて行ってしまう叔父さんの思考は何処からやってくるか。

彼は恐れを克服したのである。大病を患い、身体を乗っ取られそうになっても、何とか生きている。

安全だとか健康とは、無縁な存在である。
昔、いきなりインドに行くと行って、お釈迦さんの歩いた道を歩くという目的で行ったのである。
彼の母親は相当悩んでいたそうだが、それも今となってはいい思い出である。

彼は当時から歯が悪く、銀歯をしていた。
インド現地の子供は叔父さんに集ってきたという。
歯が銀歯でサイボーグだと思われていたようだ。

彼のインドでの運命は壮絶だった。まず肝炎になってしまう、そして列車の脱線で九死に一生を得る。スペインの名医にみてもらう。
そのあとは帰国して、ガリガリな身体をしていて周囲を驚かせていたという。
彼の母親は寝床で、心配ばかりをしていたようだ。
叔父さん曰く、死神が立ったこともあるそうだ。

聞けば親が泣いてしまうような事ばかり。
だけど、今も何とか生きている。

そして、その苦しみ悶えた事により、すべての出来事(彼の周りに起きた超常現象を狂うことなく納得するように応える)を説明してくれるお爺さんに出会ったと言った。

今はふくよかな体型になっていて、いつもお腹が出てきてこういう。
「俺はメタボリックシンドロームじゃねえからな!!それと一緒にすな!そこんとこよろしく。」
彼の中では太鼓腹と呼んでほしいみたいです。
ご飯も大盛りで三杯食べてました。最近は制限しているらしいです。
巨漢というか。二宮金次郎(二宮尊徳)は、身長185センチ、体重95キロの巨漢を想像します。
そこまで叔父さんは巨漢ではないですけど。

それは冒険心、探求心が泉のように湧いてくるんだ。

けど、叔父さんは特殊なパターンであるが、腸内細菌の力が発動してしまったのではないかと思っている。

普通はそんな九死に一生を得るようなことを何回も味わうものではない。
しかし、運命に導かれるように叔父さんは自分の弱気な心や病や様々な探求心、冒険心が強く逞しい精神を育んだのだと思う。

運命に体当たりせよ!!私は執行草舟先生の言葉が好きです。

懐かしい曲です。勇気100%です。

己の敵は己自身だ、いつか己を越えていんくだ!越えていけ!!

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