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みんなの乗り物

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乗り物にまつわる記事を蒐集しています。写真だけでなく、エピソードを含めて気に入ったものを厳選。
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記事一覧

南部スペインの鉄道旅

こんにちは!ツアーガイドのFujikoです✨ 13年前に書いたスペイン留学ブログ「不惑のハポネサ」を、25回のシリーズで別バージョンでお届けします。映画業界で働いていた頃の体験をお楽しみください! スペイン南西部+ポルトガルの旅🌞 「ポルトガルの絶景とグルメの旅」で、すっかり意気投合したハポネサ(日本人女性)3人組。 私はこのユニットの心地よさから気が大きくなってしまい、さっそく次のプランを提案する。 他の街も訪れたい気持ちに火がつき始めていた。 3人は次の連休へ向けた企

旅人よ、カッコ悪くあれ。【北海道旅5日目】

最東端のライダーハウスで目覚める朝。同じ部屋で寝ていた彼らはすでに出発の準備をしていて、おいてけぼりにならないように私も体を起こす。 ▼前回までのあらすじ 日本の最東端・納沙布岬へまずは日本最東端の納沙布岬へ。ライダーハウスで知り合った2人も行くそうで、現地で会う約束をして先に出発する。彼らは中型と大型のバイクなので、原付バイクが同じ時刻に出たら確実に置いて行かれるのである。 曇っているけど風が爽やかで気持ちいい。気分良く走っていたら、ヘルメットの下で笑っていそうな彼ら

【旅行記録】エクストリーム箱根さんぽ

9月上旬に箱根に行ってきた。 2泊3日で、温泉と美術館、ご飯と散歩を楽しむ旅程。 808 Monsmare→ラリック美術館・オリエント急行→ポーラ美術館→芦ノ湖と巡ってきたので、その記録。 写真はNikon Z50と、ときどきDazzカメラ(アプリ)を使用。 808 Monsmare箱根湯本から徒歩7分ほどの場所にあるイタリアン「808 Monsmare」 もっぱらピザが美味しいとの噂で訪問したけど、ピザはもちろん、コーンスープ、季節の野菜の燻製、ワイン、なにもかもが美味

ルール変更の「新・青春18きっぷ」JRの他のフリーきっぷと比較してみた

愛用していたフリーきっぷ「青春18きっぷ」のルールが、2024年冬の分が「試験的に大幅変更」されました。 参考までに今までのルールに関してはコチラ 今回の主な変更は…使用日が任意の5日間から「連続3日間」「連続5日間」のいずれかに。 複数人で1枚のきっぷを使用するのが不可に。 自動改札が、使用可能に。 北海道新幹線オプション券の新幹線区間が、新青森〜木古内に延長 主な変更点が4つありますが、問題になってるのが、上の2つ。 特に、1番目にある、使用可能日の変更は、自

旅に出るなら聖地巡礼(津軽へ)

と引用したのは太宰治「津軽」本編冒頭。 出不精で自宅ですべて完結できる人間ですが、たまにどこかへ行くとなったら、「あの小説に出てきた場所にしよう!」という小さなこだわりを持っています。 むかし谷崎潤一郎の「細雪」の舞台の大阪を歩いてみようとしたら思いきり住宅街に迷い込み、ようやく見つけた喫茶店でコーヒーを飲んだだけで終わったという経験もありますが、旅慣れしていない身としてはわかりやすい道程を書いている小説だとありがたいですね。   これは今年の5月に太宰治の「津軽」を携え出か

懐かしの国鉄急行で行く日本海の旅

えちごトキめき鉄道は旧信越本線の一部(妙高高原~直江津)と旧北陸本線の一部(直江津~市振)を運行している第三セクター鉄道である。休日には懐かしい国鉄の車両で観光急行が直江津~市振間で2往復運転されている。今回は、その観光急行に乗車することをメインとして出かけてきた。 9:33 妙高高原駅に国鉄型車両が入線 急行列車として運転される前に、朝の直江津~妙高高原区間の一往復に国鉄型急行が充てられていると情報を得たので、一足早く乗車することにした。 楽しみにホームで待っていると、

空港が好きだ

昔々、オノ・ヨーコとショーン・レノンが空港で飛行機を待ってるっていう公共広告機構のCMがあった。 自分と同い年なのにめちゃくちゃ大人びてるショーン・レノンとオノ・ヨーコがかっこよかったっていうのもあるけど、ずっと記憶に残っている。 たぶんその影響からだ。 搭乗口のベンチに座って飛行機を待ってるのが好きだ。 到着早々にラウンジでコーヒーは飲むんだけど、早めに搭乗口まで行ってボヤーと待つ。降りてきたり飛んで行ったりする飛行機、走り回る作業車、働く人達、付近を行き交う搭乗者達を垣

九州弾丸ツーリング

 2018年の春、僕は息子と九州ツーリングに行く事にした。この春大学を卒業して社会人となる息子との卒業ツーリングという名目である。  息子が学生のうちに北海道に行ってみたかったがそれも叶わず、今回は3月下旬という事で行き先を少しは暖かいであろう九州は阿蘇にしたのだが、調べてみると弾丸ツアーというフェリーの割引プランがあり、それを利用しての船中2泊の3日間の行程で予定を立てた。  初日  朝静岡を出発して岡崎まで高速で移動。国道1号、23号、25号と繋ぎ天理から再び高速に乗り

近鉄・青のシンフォニーで吉野まで

息子の電車好きが止まらない。 緑色の車体をした新幹線「はやぶさ」と赤い色の新幹線「こまち」が特にお気に入りで、緑と赤のものを見つけたら、なんでも「はやぶさ」「こまち」にして見立て遊びを始める。お出かけのときにも必ず電車は手放さない。 そんな息子の電車好きにあてられて、親も自然と色々覚えてしまうし、なんだかいろいろ乗りたくなってくる。そんな折に、知人におすすめされたのが、近鉄特急の「青のシンフォニー」だった。 「青のシンフォニー」は大阪阿倍野橋から奈良の吉野までを走る観光

フラワー長井線

秋の旅も最終日となりました 朝は岩風呂に入り赤湯温泉を堪能 途中でたくさん買ったお土産を段ボールに詰めて宅配便で自宅に送る。 ザックが一気に軽くなります 予約しておいたタクシーで赤湯駅へ JR赤湯駅の改札を入って、奥のホームが山形鉄道 フラワー長井線です 山形県南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅までを走ります。 「フラワー」と言う名前はお花の名所を多く通るので付けられたそう 宿にもアヤメ、ダリア、菊…いろいろお花の名所となる公園やお祭りのパンフレットが置いてあり

富士山の稜線を昇龍のごとく駆け昇る飛行機 ~撮影旅行よもやま話集~

 毎年年賀状は富士山の風景写真なのですが、次の富士山年賀状は、富士山と飛行機の取り合わせで年賀状を作成しようと、思い立ってしまいました。  旅行仲間達に「来年用の年賀状の撮影がてら、富士山静岡空港まで飛行機と富士山を観に行くけど、一緒に行かない?」と誘ってみます。  OKとのことだったので、一緒に富士山静岡空港(正式には静岡空港らしい、ターミナルビルから富士山山頂までは直線距離で約80キロメートル離れてますから、富士山は愛称でしか使えなかったんでしょうね~)まで、出かけま