富士山の稜線を昇龍のごとく駆け昇る飛行機 ~撮影旅行よもやま話集~
毎年年賀状は富士山の風景写真なのですが、次の富士山年賀状は、富士山と飛行機の取り合わせで年賀状を作成しようと、思い立ってしまいました。
旅行仲間達に「来年用の年賀状の撮影がてら、富士山静岡空港まで飛行機と富士山を観に行くけど、一緒に行かない?」と誘ってみます。
OKとのことだったので、一緒に富士山静岡空港(正式には静岡空港らしい、ターミナルビルから富士山山頂までは直線距離で約80キロメートル離れてますから、富士山は愛称でしか使えなかったんでしょうね~)まで、出かけました。
富士山静岡空港への途中でも、飛行場だけの写真撮影ではもったいないので、島田で茶畑の先に観える富士山とか、ススキの先に観える富士山とか、大井川と島田市の街並みの先に観える富士山などの写真撮影も写しながらの移動です。
富士山静岡空港に到着して、フライト予定を見ると発着本数が少ない、年賀状用だから可能な限り国内の航空会社での飛び立つ飛行機にしたいと思うと、1時間に1本も飛び立たない。
失敗は許されないなと思いながら、富士山を正面に観ることが出来る、ターミナルビルの展望デッキに登りました。
展望デッキの金網にはナント有り難いことに、写真撮影用の窓(カメラ穴)がいくつかあり、金網が写真撮影の邪魔になりません。
早速、撮影者が居なかった写真撮影用の窓(カメラ穴)から写真を写すこととしました。
ちょうどその時、搭乗が済み出発時間となったANAの飛行機が、飛び立つために誘導路を移動して滑走路の東端に向かいましたので、急いでカメラをカメラバックから取り出し、写真撮影の準備を開始しました。
しばらくすると、ジェットエンジンのスロットル全開による凄い轟音と共にANAの飛行機が離陸を開始し、正面に観える富士山の稜線を駆け昇るように上昇、昇龍のごとく飛び立って行きました。
本当にたまたまの偶然とはいえ、何と言うタイミングで飛行機が飛び立つんだと、かなり興奮と感動をしましたよ。
今回の写真撮影は飛行機を写すため、主機として使っている中判フィルムカメラではなく、廉価モデルのデジタル一眼レフカメラを持っていくことにしたのです。
デジタルカメラだったため、直ぐに今たった1枚だけ写した写真をチェックできます。
確認すると、ほぼバッチリのタイミングでピントも露出も問題なく、年賀状用写真が無事できていました。
流石に都合よく『稜線ピッタリ』とはいきませんでしたが・・・
何とか無事に写真撮影も完了したので、安心して旅行仲間達と展望デッキ横のレストランで海鮮料理を食べ、売店へお土産を買いに行きました。
静岡のお土産として面白いなと思って、売店で思わず買ってしまったのは『ほていのやきとり』ジャンボ缶、内容総量がなんと1750gです。
買うときに旅行仲間達は皆「「「それ本当に買うの?」」」と、笑っていましたが・・・気にしたら負けですよ~
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