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『糖質制限反対!!』Q&Aでお答えします【フォロワー企画第8弾】


皆さん、ごきげんよう(*‘∀‘)

今回でフォロワー企画第8回を迎えました。


今日は余計な前置きはせず、本題に入っていきますね笑


さて、今日のテーマは

「糖質制限のウソ・ホント」が知りたい!!

フォロワー様である、『akkie』さんのリクエストです(*‘∀‘)

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いや~本当です。。。

世の中には『糖質制限』に関する嘘が多すぎます。


今回の話を進める前に、皆さんに一つご理解頂きたいことがあります。


どんなに有名な人が言おうと、

どんなに登録者の多いYoutuberが言う事であろうと、

医者が言う事であろうと、

管理栄養士が言う事であろうと、

フィットネストレーナーが言う事であろうと、



『違うものは、違う!!!』



という事です。


本記事をご覧になる皆さんにも前提となる『糖質制限』への価値観もあるとは思いますが、まずはフラットな心で読んで頂きたいと思います(*‘∀‘)


では、本題に入る前にいつもの、

『akkie』さんの紹介です

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akkieさんを一言で表すと『レアキャラ』です。

akkieさんはプロフィールにもあるように『世界79か国のビジネスパーソン』との外交経験をお持ちという稀有なnoterさんです(*‘∀‘)

それゆえ記事の内容は他には無い『珍しく』、『マニアック』な内容に富んでおり、つい「へぇ~~!!」と思ってしまうような内容ばかりです。

我々に日本人が当たり前と思っているコミュニケーション文化が、海外のそれとをakkieさんの経験を元に対照的に描かれており、興味深くもあり、学びになることが数々あります(*‘∀‘)

純粋にコンテンツとしては誰でも楽しめるのですが、異文化交流、コミュニケーション、エチケット、雑学などに興味のある方は一層楽しめるのでは無いでしょうか?

私は将来的に海外で仕事をしたいと思っている人間ですので、akkieさんの記事の内容を楽しむのは勿論ですが、一種の『教本』という視点でも参考にしています( ´艸`)

今の私のご紹介で伝わらないところもあると思いますが、百聞は一見に如かず。一度覗いて見ることをお勧め致します(*‘∀‘)

akkieさんのご紹介は以上です。


それでは今回のテーマ

糖質制限のウソ・ホント

を解説していきたいのですが、今回は少し趣向を変えてみたいと思います。


この記事を開く多くの人の真意は

「大体の前提知識はあるけれども、どれが本当の情報が分からない」

だと思います。

ゆえに今回はQ&A方式でシンプルにポイントが分かるように配慮してみましたので、気軽に読んで頂ければ幸いでございます(*‘∀‘)


なお、今回はシンプルにまとめていますので、根拠となる研究内容や文献は割愛しますので容赦下さいませ。



糖質制限のウソ・ホント


Q1.「糖質・脂質・たんぱく質で構成される三大栄養素をバランスよく摂らない栄養不足になりませんか?」

A.誤。
一般的に言われている『バランス』には実は何の根拠もありません。
必須脂肪酸・必須アミノ酸は摂取しないと死んでしまう人間が生命活動を営む上で絶対必要なものです。
ところが『必須ブドウ糖』『必須カーボ』なんてありませんよね?
つまり摂取しなくても生きることにおいては問題無いのです。


Q2.「糖質制限ダイエットをしたらエネルギー不足になりませんか?」

A.誤。
人間のエネルギー源は2種類あり、それは糖質と脂質です。
ぶどう糖も体や脳を動かす重要なエネルギー源ですが、脂質由来のケトン体でも脳や体を動かすエネルギー源になります。


Q3.「そもそも糖質制限はダイエット方法ですか?」

A.誤。
糖質制限は『食生活のあり方』の一つであり、生活習慣の改善。または人間の本来の食生活に戻すことで健康になることが目的です。
ダイエットというのはそういった健康法を続けることによって得られる言わば副産物なのです。


Q4.「昔の人は米をよく食べて生活していたのだから、現代人もわざわざ米などの糖質を制限して生活する必要ないですよね?」

A.誤。
昔の日本は交通機関や便利な家電がそんなにありませんでした。
冷蔵庫が無ければ毎日買い出しに行かなければならない。
洗濯機がないので、全てが手洗い。
電車や車が無いので、全て徒歩で移動。
一日あたりの消費エネルギーが現代人とは全く違うのです。
動かない割に現代人は糖質を摂りすぎる、ここが問題なのです。


Q5.「糖質を摂らないとインスリンが出なくなり危険じゃないですか?」

A.誤。
糖尿病の治療によく使用されるインスリンですが、実は発癌物質と疑われています。
とはいえ体に必要なホルモンですので、多少分泌されれば問題ないのです。


Q6.「糖質を制限すると耐糖能異常が現れるので危険と聞きました。」

A.誤。
様々なお医者様、栄養学に精通しているだろう(?)専門家がこれを理由に糖質制限の危険性を論じていますが、全くの誤りです。
耐糖能とは血糖値の正常に戻すのに必要な、ブドウ糖を処理する能力のことです。
確かに長い糖質制限中、牛丼などを食べるとインスリンの出が悪くなります。ただそれは一時的であり、個人差によるものが大きいのです。
ですので、また暫く糖質を食べる生活を続けていくことによって、この耐糖能異常は解消されるのです。

Q6.「世界仰天ニュースで3か月で17kg痩せた女性医師が、糖質制限は危険だと言っていました。」

A.誤。
いやいや、そもそも女性が3か月でー17kgってかなり病的な痩せ方ですwww
これはただの糖質制限では無く、断食に近いモノではないかと思います。
この女性医師は3年間の糖質制限を行い一過性の脳虚血性発作を起こしたと主張していますが、因果関係はありません。
糖質制限によって脳虚血性発作を起こしたとされる人間は彼女一人以外私は知りません(*‘∀‘)


Q7.「赤ちゃんの栄養源だってお母さんのカラダから得られる糖質ですよね?それを良くないと言って本当に減らして良いものですか?」

A.誤。
赤ちゃんがお母さんの胎内にいる時のエネルギー源は、実は脂質由来のケトン体です。
それから母乳の主成分も脂質です。
人間は本来生まれた時から脂質をエネルギー源の中心として生まれてくるのです。


Q8.「糖質制限をしたら抜け毛がひどくなりました。」

A.誤。
これは『休止期脱毛』と呼ばれる現象で、主な原因は短期間の大幅な体重の減少です。
故に糖質制限であろうがファスティングだろうが、カロリー制限であろうが、抜ける人は抜けます。
実は私もそうでした笑(*‘∀‘)
しかし、これは個人差があり抜け毛が出る人と、全くない人と大きく差があります。
そしてこの現象は3~4か月で止まり、また新しい毛が生えてきます。
決してはげる予兆ではありません。


Q9.「糖質制限は認知症に効果があると聞きましたが本当ですか?」

A.正。

糖尿病と認知症の関係性が深いように、糖質制限することによって認知症に予防効果があると言われています。
つまり糖質中心のブドウ糖代謝の食生活では無く、脂質中心のエネルギー代謝である『ケトン代謝』にすケトンることで、認知症(アルツハイマー)への予防効果が期待できるという事です。


Q10.「糖質制限は癌に効くというのは本当ですか?」

A.正。
常々お伝えしているように、糖質の過剰摂取はあらゆる生活習慣病の原因になります。
癌も例外ではありません。
皆さんは『PET検査』をご存じですか?
糖は癌細胞のエサですので、
そのブドウ糖を体の中に入れてどの部分にどれだけブドウ糖が取り込まれているかを確認する検査です。
それなのに癌で弱っている患者に『ブドウ糖点滴』をするのは何故なのでしょうか?
まあ大体こういう発言をするとネットで医者と思われる人達から「エビデンスが無い」と言われるのですが、勉強不足はあなたたちです(*‘∀‘)笑


Q11.「腎臓障害のある場合糖質制限は危険と聞きました。」

A.△
『糖質制限』に理解のある医者の判断のもと実施するようにしましょう。


Q12.「糖質制限ダイエットに向き・不向きはありますか?」

A.正。
人には肥満遺伝子というものがあります。
その肥満遺伝子の有無によって、糖質制限ダイエットにおける痩せやすさが変わってきたりします。
ダイエットという視点のみで言えば、糖質制限で痩せにくい人は、脂質・カロリー制限ダイエットに切り替えるのも有効です。
ただし、『長期間にわたる糖質制限とカロリー制限のどちらの方が多く痩せるか?』という研究では、『最終的には両者あまり大差が無かった』というデータもあります。


Q13.「糖質制限ダイエットをしたら体がフラフラします。向いてないのでしょうか?」

A.誤。
糖質制限ダイエットは『徹底性』が無いと真価を発揮しません。
糖質制限ダイエットの醍醐味はカラダを『糖代謝』から『ケトン代謝』へ移行させることにあります。
脂質代謝である『ケトン代謝』に体が切り替わっていない場合、体は糖を欲しています。
つまりエネルギーの循環はまだ糖質が担っている訳ですから、『中途半端』に糖質を抜けばそれはフラフラします。


Q14.「糖質制限をしたら便秘やおならが酷くなりました。」

A.正。
これは一種の好転反応です。
長年糖質中心の消化形態になっていた腸が、急にたんぱく質・脂質中心に処理を促されることでついていけなくなっている状態が起こります。

その場合、整腸薬や習慣として食物繊維源である青汁を飲むなどが主な対処法になります。


Q15.「糖質制限によって不足する栄養素はありますか?」

A.正。
唯一足りなくなるのはビタミンCでしょうか。
特に果物が摂取できなくなるわけですからね。

糖質制限を行う場合、ビタミンCのサプリメントを摂取することをお勧めします。
糖質制限とビタミンCは相性が良く、ぶどう糖にビタミンCの吸収を邪魔されないので、吸収効率も高くなります。


Q16.「糖質制限をすると体臭がきつくなると聞きました。」

A.正。
ただし個人差があります。
これも好転反応のひとつで、体に蓄積された糖を体外に排出する際に発せられる臭いと思って頂くと良いです。

甘酸っぱい汗のにおいと言うのでしょうか?
私はこの臭いは無かったのですが、気になる方は『グルタミン』などのサプリメントを摂取すると抑制できると言われています。


Q17.「糖質制限をすると筋肉が減ると聞きましたが本当ですか?」

A.正。
ファスティングをしようがカロリー制限ダイエットをしようが筋肉量は減ります。これは仕方がないことです。
ただし、カロリー制限ダイエット・ファスティング程筋力低下のリスクはありません。

徹底した糖質制限ダイエットと良質な脂質・たんぱく質を摂取すること。
それから筋トレをすることでリスクは抑えやすくなります。


Q18.「有名な管理栄養士Youtuberが、糖質制限は危険といっていたのですが、やっぱりそうなのでしょうか?」

A.誤。
ただ無知なだけです。
チャンネル登録数が多ければ、真実であるという理屈はありません。
悪影響極まりないですね。


Q19.「糖質制限をすると食費が掛かると聞きましたが本当ですか?」

A.△
1個200円のカップラーメンで生活していたような人が、サラダチキンとサラダに切り替えればそれは食費は上がります。
ゆで卵や鶏むね肉を活用することで、大幅に食費は抑えられますし、何より食べなくなりますので食費自体結果的に下がると思うのですが、工夫次第ですかね。


Q20.「糖質制限をしても全然痩せませんでした。」

A.誤。
どんなに肥満遺伝子の関係で痩せにくかろうが一定の効果があるのが糖質制限です。
ドレッシングに含まれる糖、ジュースに含まれる糖、フルーツ、お惣菜、お菓子、一食何g以内に糖質を抑えていたか計算できていましたか?

ごはんやパン、うどん、パスタ、ラーメンを食べなければ必ず痩せるとは言えません。
こういった細かいところも見直す必要があります。


Q21.「糖質制限をしていれば、たんぱく質や脂質はどれだけ摂ってもいいのですか?」

A.△。
脂質は出来るだけ良質なものをチョイスしましょう。
エゴマ油、DHA・EPA、MCTオイル、ココナッツオイル、アマニ油などがお勧めです。
たんぱく質はあまりに過剰摂取すれば、糖に変わること(糖新生)がありますが、基本的に気にしなくても結構です。
鶏むね肉を5枚も6枚も食べられますか?
卵ひとパック全部食べられますか?

無理ですよね笑


Q22.「糖質制限は筋トレする人でもOKですか?」

A.誤。
日ごろからスポーツ、筋トレをするような習慣がある人はあまり向きません。
糖質制限しながら筋肉が付けられるというボディビルダーもいるので、絶対ボディメイクにも絶対必要とも言い切れません。

ですが一般的にはスポーツをする上では、素早いエネルギー源とできる糖質は摂っておくほうが私は良いと思います。


Q23.「糖質制限をすると虫歯・歯周病にならなくなると聞きましたが本当ですか?」

A.正。
いつだったか大塚製薬さんがポカリスウェットを就寝前に飲むことを推進する『おやすみポカリ』などのキャッチを広めていました。

ですが、知っている人からすれば「虫歯にする気か!」と思うわけです。

就寝前に糖質を摂取するのとしないのとでは、翌朝の口腔内における菌の量も大幅に異なるという研究もあります。


Q24.「糖質制限で改善されることは他にもありますか?」

A.正(有)。
生理不順、アトピーアレルギーの緩和。
心筋梗塞のリスク低下。
ニキビの緩和。
鬱の緩和。
糖尿病予防・改善。
集中力アップ。

等が挙げられます。


Q25.「糖質制限でごはんやパンを食べたい欲求はずっと我慢しなければなりませんか?」

A.誤。
私は普段糖質制限食ですが、1~2週間に一回はガッツリ食べたいものを食べます。
ただし、糖質制限ダイエットを始めた頃にはまずは糖質に対する中毒症状を抜かないとなりませんので(抜かないと逆に苦しい)、2週間~1か月は糖質は我慢しましょう。





一旦、以上にしましょう( ´艸`)

マジで挙げるとキリがないです。

ただそれだけ糖質制限を行うには知識が必要とも言えます。


私の記事を信じて頂くもよし、疑わしければ調べるなり、他の専門家の意見を信じるも良しです(*‘∀‘)

ただし、『私は自信をもって記事を書いています』のでその辺りは信用して頂いて構いません笑


皆さんのお役に立てることを願っております(*‘∀‘)


それでは今日はこの辺で(*‘∀‘)


話題を提供して下さったakkieさんに改めてお礼申し上げます。

ありがとうございました!


補足が必要な場合、コメント欄にて書き込みをお願いします。

場合によっては追記します。


では(*‘∀‘)ノシ



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