【連載小説】もし、未来が変えられるなら『9話』
入院する前、また時系列はわからない。僕は薬をもらいに近くの精神科に行った。カウンセリングを受け、処方された薬をもらう。その日の夜に薬を飲んだ。でもそこからだ。おかしくなったのは。鼓動が激しくなる。落ち着いていられない。寝ようと思って横になっても、舌が落っこちてきて、気道が塞がれてしまいそうで怖くれ寝れない。ずっと胸がバクバクいっている状況の中、僕の目は怖くて冴え、とうとう朝が来た。このままでは死んでしまう。僕は本気で思っていた。
なぎがニジファブリックを気に入ったみたい