見出し画像

【仕事術】25分間「だけ」頑張ろう!【ライフハック】

お疲れ様です。

英知 契(えいち けい)です。

最近悪天候の日が多くて、私のような偏頭痛持ちにとっては春どころか冬の時代が続いておりますが、それでも何とか地にへばりつきながら、社会人3年目頑張っています。

皆さん、自己評価は得意でしょうか?

私は大の苦手で、自分を過小評価してしまうクセがあるので低く見積もってしまいます。

特に、自分が苦手だと感じてしまうのは仕事の集中力を続けることと、完璧主義的な考え方を一旦捨てることの2つです。

と言うのも、大学時代に一度メンタルがぶっ壊れたお話をしたと思うのですが、その際に心療内科に通い、医師からこう言われたのです。

アナタは注意力散漫な面が診断中よく見られましたが、細かいことをよく気にするクセがありますね。よく、完璧主義っていわれないですか?

と。

前者に関しては、確かに診察室の色んな周りの景色が気になって周りをキョロキョロしていたので、自覚症状が全くないと言えばウソになります。

後者については、並んでいる数字の中から1つだけ違うものを見つけなさい、みたいな診断テストを受けた時に一瞬で文字を見つけた記憶はあります。(例:ひらがなの「は」がたくさん書かれた絵から1つだけ紛れた「ほ」を見つけるテスト)

ただ、そこから完璧主義につながると、うーん、、、と言う感じなのですが、確かに中学・高校時代はとにかく周りから「非の打ち所がない人間に見られたい」と言う意識で日々を過ごしていました(私の素性を知っている方からすれば、嘘やん、、、と言う感想が出てくるかと思いますが、笑笑)

なので、後者に関しても図星となります。

つまり何が言いたいかというと、私英知契は、「完璧主義でありながら注意散漫でミスが多い」傾向がある人間だということです。

え、なにその「ひこうタイプなのに空飛べない」とか「魚なのに泳げない」みたいな矛盾だらけの文章は?と思われたかもしれないですが、これが私自身の自己評価です。この傾向は、今でも変わっていません。

確かにこの特性を背負って生きていくのは大変で、仕事に集中しようとしているのに好きな漫画のスピンオフを勝手に妄想してしまったり、完璧を目指すがあまり仕事に取り掛かるまでのインターバルの時間が長引いてしまったりと、弊害だらけであることは確かです。実際に私もそうでした。

ただ、生まれ持った特性は死ぬまで変わらない。ポケモンの特性にも個体差があるように。

そして、その「特性」を墓場まで背負ったまま、目の前のタスクをこなしていかなければならない。

そこで、試してみて実際に効果があったライフハックがこちらです。

ポモドーロ・テクニック。

ご存知の方も多いかと思いますが、一旦説明を。

ポモドーロ・テクニックは、イタリアの実業家兼作家であるフランチェスコ・シリロ氏が、1990年代初めに発案した時間管理術。

その内容とは、25分間タイマーで集中して作業して、その後に5分間休憩をとる、と言う非常にシンプルなもの。

ちなみに時間術の名称にもなっている「ポモドーロ」は、イタリア語で「トマト」の意味。シリロ氏が使っていたタイマーがトマト型であったことに由来しているみたいです。

そして、この「25分の作業時間+5分の休憩時間」の30分間1セットを「1ポモドーロ」とカウントします。

あまりにも内容が簡単すぎて、先週の業務時間に4ポモドーロ(2時間)ほどポモドーロ・テクニックを遊び半分で実践してみたのですが、これが私の「完璧主義で、注意力散漫」と言う特性に対して「こうかが ばつぐん」だったのです。

その時行っていたタスクは、プロジェクトの仕様書に修正を加えると言う非常に作業的かつ「やること」が明確なタスクでした。

そして、ポモドーロで25分間携帯を機内モードにしてアプリのタイマーで25分間測って全集中する、といった具合に応用してみると、普段は1時間近くかかるタスクが本当に25分以内に終わってしまったのです

今まではほとんどいわれなかったのですが、「作業早いね」と言う一言を先輩からいただけた時は「よっしゃ!」と心の中でガッツポーズ。

では、なぜ私に「ポモドーロ」が合ってたのか?
それは、私の「完璧主義」と「注意力散漫」と言う2大特性にアプローチした方法だったからだと思います。

完璧主義で、仕事でミスしたくないし、手がつかない
 →25分しかないからとにかくやれ! 

注意力散漫で、ミスがどうしても出てきてしまう
 →25分頑張ったら5分間休憩取れるから、集中してミスを減らせ!

といった具合に。

そして、何より5分間の休憩時間、と言うのが第2のミソです。

人間って、私が思うに基本ダラダラしたい怠け者だと思っているので、休憩時間の「タイムリミット」をセットしないと無限に休んでしまう生き物だと思います。

夏休みの宿題だって、初日はほとんど手をつけずに、2学期初日の登校日という「締め切り」が明確になった瞬間に今までの休みがウソのようにマルチタスクで計算ドリルを解きながら読書感想文を書いていた小学時代の皆様も多いはずです。

しかし、「5分間だけ」休めると言うタイムリミットが明確に定まっていることで、いつもの休憩時間のダラダラにメリハリを持たせることができる、というわけです。

私も、最初こそは5分間休憩のすぐ後にまた25分の作業が始まることにウンザリしていましたが、段々と「次の25分も頑張れるように、適切な休憩を取らなきゃ」という意識が芽生え始めて休憩時間の「質」が高まってきたような気がします。

このように、私と同じように「完璧主義で、注意散漫」な特性を持たれている皆様にとって、ポモドーロ・テクニックは起死回生の打開策となり得るライフハックとなっていますので、是非とも試してみては如何でしょうか。


ということで、この記事は以上になります。

新年度スタートして1週間が過ぎましたが、体調と健康に気をつけて、お互い頑張っていきましょうー🍅

PS:この記事を書いている時もポモドーロ・テクニック使わせて頂きました。かかった時間はもちろん、ガッツリ2ポモドーロです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?