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自己キャリア開発

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自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。
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#小杉俊哉

マネジャーとリーダーの違い

マネジャーとリーダーの違い

小杉俊哉先生の新著、
『リーダーのように組織で働く』を
先般2回にわたって紹介した。

今回の出版をプロモーションする
目的も込みだと思われるのだが、
小杉先生があちらこちらでお話を
されている。
木曜日には、「経営者JP」の井上社長
とのトークライブが開催され、
オンラインで拝聴した。

本に書いてあることを読むのと、
同じ内容を著者の口から聴くのと、
どちらの体験もそれぞれに良さが
ある。

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慶應義塾高校・森林監督に見る「リーダーシップ3.0」

慶應義塾高校・森林監督に見る「リーダーシップ3.0」

慶應義塾高校が、
甲子園で快進撃を続けている。
現時点でベスト4に進出、
今日の土浦日大戦に勝てば
決勝戦進出となる。

ベスト4進出自体が103年ぶり、
決勝に進めば107年ぶりという。
当時はまだ野球をやっている学校
自体が少なかっただろうし、
そもそも野球をプレイする環境に
恵まれた学生がまだまだ稀だった
に違いなく、慶應のような学校が
比較的上位進出しやすかったの
だろうと推測するところ。

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一冊の本をバイブルにしてトコトン使い倒す

一冊の本をバイブルにしてトコトン使い倒す

昨日紹介した、小杉俊哉先生の新著
『リーダーのように組織で働く』の
中には、数多くのコンセプトと共に
その具体的な実例が紹介されている。

分かりやすく、スイスイと読み進め
やすいのは、事例紹介が豊富である
ことも理由の一つだろう。

事例の中には、箱根駅伝でチームを
躍進させた青山学院大学の原監督や、
駒澤大学の大八木監督の話、
ホンダ創業者である本田宗一郎氏の
リーダーとしての引き際の美学に

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元上司の深い思いに数年を経て気付く

元上司の深い思いに数年を経て気付く

昨晩は、いつもお世話になっている
「大人の小杉ゼミ」の主宰である
小杉俊哉先生とご一緒させて
いただいた。

小杉先生は、今月からvoicyで週6日
情報発信を始められたばかり。
私も毎日はなかなか聞けていない
ものの、隙間時間に追い付こうと
しているところ。

昨日の朝、通勤途上で、
ユニデンで苦労されていた頃の
エピソードを聞き、思わず
もらい泣きしそうになった。
簡単ながら、その話のさわりを

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「ポジティブアプローチ」の真骨頂

「ポジティブアプローチ」の真骨頂

組織開発
ポジティブアプローチ
ワールドカフェ
用語を構成する一つひとつの言葉は
簡単かつ分かりやすいが、
組み合わさることで別の意味、
ニュアンスが加わる。

「組織」を「開発」する、
と表面的な字面だけをなぞって、
何となく理解できた気になるが、
実際はそんな単純な話ではない。

「組織開発」とは、

という意味合いだ。
「関係性へ働きかける」という言葉は、
字面を追いかけているだけでは
まず

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「これが本当の自分だ!」と言えたのはいつか?

「これが本当の自分だ!」と言えたのはいつか?

「大人のサードプレイス」を標榜する
「大人の小杉ゼミ」なる集まりに
所属している。

主宰の小杉俊哉先生は、新卒で入った
NECを飛び出して、MITでMBA取得、
その後にマッキンゼーでコンサルタント、
ユニデンとアップルで人事責任者を歴任
した後に独立というキャリア。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)
や理工学部で長らく教鞭をとって来た、
リーダーシップ開発や人事・組織開発
を専門とす

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「変化が常態」な時代におけるJD(ジョブ・ディスクリプション)

「変化が常態」な時代におけるJD(ジョブ・ディスクリプション)

これまでに5度の転職。
1社平均勤続年数が4年強。
一般的に言えば非常に短いわけだが、
最初の4年を除いては一貫して
マーケティング職にある。
業界・業種、会社、取扱商品こそ違えど、
やるべき仕事は割と似通っている。

最近よく耳にするようになった
「ジョブ型雇用」
という言葉・概念がある。
代表的な説明を引用しておこう。

これに対して、予め職務を決めずに採用し、
採用後の研修を通じて、本人の志

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ブランドを立ち上げるのに、情熱だけで足りるか

ブランドを立ち上げるのに、情熱だけで足りるか

六本木ヒルズにあるグランドハイアット。
その正面に、岩山のようなオブジェが
そびえている。
たまたま最近、訪れる機会があり、
絵になるなと思ってパシャリ。

岩ということで、すぐに連想したのが
「IWA」という名前の日本酒。
株式会社白岩という、富山の新しい蔵があり、
そこで醸されるプレミアム日本酒の名前が
「IWA5」なのだ。
以前にこちらの記事で紹介したことがある。

この白岩で「Head o

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「今、ここ」に居続けること

「今、ここ」に居続けること

スマホというのは、集中力を大いに
削いでくれる。
手元にあると、ついついあれこれと
チェックし始めてしまう。
まかり間違ってSNSなど見始めて
しまったら最後、延々と手離せなく
なって、想定外の長時間を費やして
しまうことが多い。

スマホがない生活は、もはや考えにくい
のは確かであるが、スマホに支配される
生活というのはいかにも宜しくない。
客観的に見たら、スマホに支配されて
いると言ってもおか

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人生は自己との戦い

人生は自己との戦い

私の大学生時代、ゼミでお世話になった
先生の座右の銘が、

人生は自己との戦い

であった。
卒業時にこの言葉を贈っていただき、
身を引き締めて社会に飛び立ったことを
今も覚えている。

「戦い」というと物騒かもしれない。
ニュアンス的には、「挑戦」に近い
ように思っている。
そのニュアンスを反映すると、
上記の言葉は以下のように編集する
ことができるだろう。

人生は過去の自分を超える挑戦

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マーケティングをキャリアに活かす

マーケティングをキャリアに活かす

在宅勤務を18時過ぎに切り上げ、
食事や入浴を早々に済ませて、
20時からに備えた。
今日は、15名以上の方々に対して、
ZOOMで話をする機会を頂いた。
そのテーマが、冒頭にある
「マーケティングをキャリアに活かす」
である。

「学びのサードプレイス」を標榜する
オンラインサロン的な集まり、
「大人の小杉ゼミ」の企画で、
ゲストスピーカーとしてお声がけして
いただいたのだ。

キャリアを築いて

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「大人のサードプレイス」へのお誘い Part2

「大人のサードプレイス」へのお誘い Part2

今でこそマーケティングの仕事を
しているが、社会人になりたての
時分は、マーケティングのことは
ほとんど素人だった。
実際、最初の4年程は、大学、大学院
で学んだ法律の知識や考え方を活かす
ことのできる部門で主に仕事をして
いたのだ。

法学部出身というと、司法試験に合格
して、裁判官、検察官、弁護士といった
法曹の仕事に就くイメージがあるかも
しれないが、司法試験は極めて合格率の
低い難関であり

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「大人のサードプレイス」へのお誘い

「大人のサードプレイス」へのお誘い

「Yahoo!ニュース」に「個人」という
カテゴリがある。
昨日、こちらに4本のインタビュー
記事が一挙掲載された。
インタビューされた人は、
小杉俊哉さん。
Yahoo!の記事タイトルにある
『起業家のように企業で働く』
という著書が14刷を重ね、
それ以外にも数多の著書を持つ
ベストセラー作家としての顔を持つ
経営コンサルタントである。

1回のインタビューを4分割して
記事にしているのだが、

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自立した上で、自律した人材になる

自立した上で、自律した人材になる

小杉俊哉さんと神山典士さんの共著
『組織に頼らず生きる』を、
先日のエントリーで紹介した。

紹介した時点では全部読み切って
いなかったのだが、その後読み終えたのと、
小杉さんの別の著書を昨日読んだので、
まとめて備忘録的にメモを残しておきたい。

上記のエントリーでは、
「ワーク・ライフ・バランス」ならぬ
「ワーク・ライフ・インテグレーション」
というコンセプトを中心に紹介した。
これ以外にも、

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