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自己キャリア開発

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自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。
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2021年7月の記事一覧

マーケティングと言っても

マーケティングと言っても

一言で自分の仕事を表現しろ、
と言われたら、大抵の場合
「マーケティングです」
「マーケターをやってます」
と答えることになる。
社会人になって26年目、
マーケティングをやり始めて
22年目になるので、
それなりに豊富な経験を積んで
きたつもりだ。

しかしながら、マーケティングと
一口に言っても、その裾野は広大
である。
ただでさえ、業種や業態、商品の
種類・カテゴリなどで様々に
枝分かれして

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ピクトグラムの秀逸さ

ピクトグラムの秀逸さ

東京オリンピックがついに始まった。
昨夜の開会式をTVで観た方も多い
だろう。
直前に解任騒ぎ等のゴタゴタもあり、
どうなることやらと心配していた
部分もあるが、結果的には非常に
素晴らしい、日本らしい開会式が
行われたと評価して良いのでは
なかろうか。

ドローンで、地球やエンブレムを
空中に描く演出は、正直に言って
度肝を抜かれた。
空中にプロジェクションマッピング?
どうやって?
と思ったら

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まずはセルフコーチング

まずはセルフコーチング

昨日こちらで、
パーソナルコーチングを受けるぞ!
という宣言をした。
それを踏まえ、
明日からの4連休中に、
誰に頼むか、
頻度はどうするか、
どんな内容で頼むか、
などなど、
じっくり考えつつ、
必ず実施予定まで決めよう、
そう決意をした。

その前に、
まずは最近の自分について、
「セルフコーチング」
よろしく、
きっちり振り返りをしておかねば
ならないなぁと考えた。

行き帰りの通勤電車や、

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自分で自分をコーチするのは限界がある

自分で自分をコーチするのは限界がある

最近、仕事でうまく行っていない部分を
上司にコーチングしてもらう機会が
あった。

自分なりに、仕事をうまく回すために
それなりに考えて、トライ&エラーを
しているつもりだった。
それが、本当に「つもり」に過ぎない
ということがよく分かるセッションと
なった。

自分が自分に質問を投げかけるのと、
他人に質問を投げてもらうのとでは、
こうも違うのか。
それを実感したのである。

もちろん、上司のコ

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会社にとって利益とは何か

会社にとって利益とは何か

こちらのnoteで頻繁に取り上げ
させていただいている、
伊那食品工業の塚越寛名誉顧問。
その塚越さんは、会社にとっての
利益を「ウンチ」だと言う。

『青天を衝け』の主人公である
渋沢栄一翁は、利益のことを
「カス」だと言った。
その「カス」に対して、
塚越さんは「ウンチ」である。

但し、両者いずれも、
「健全な経営を行った結果として
生じるもの」
という意味でこのような比喩を
用いた。
決し

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「お人好し経営」は成り立つのか?

「お人好し経営」は成り立つのか?

伊那食品工業の塚越寛名誉顧問と、
リッツカールトンの日本代表を
務めていらした高野登さんとの
対談を拝聴した。

その中で、塚越さんが

「お人好し経営」

という言葉を使っていたのが
耳に残った。

三方よし経営の見本のような、
素晴らしい経営のかじ取りを
され、今はご子息にバトンを
渡された伊那食品工業。
そこで展開されていたのは、
社員を信じ、取引先を信じ、
ある意味儲けを犠牲にしてでも

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アマゾンにおけるリーダーシップ

アマゾンにおけるリーダーシップ

「OLP」と言われてピンとくる人は
通である。
「Our Leadership Principles」
直訳すれば、
「我々のリーダーシップ原則」
となる。

Amazonがずっと大切にしてきた
価値観であり、日々の業務で
イヤという程この言葉が出て来る
そうだ。

先日、アマゾンジャパンの元社員
から、このOLPに関する話を聞く
機会に恵まれた。
OLPは、採用面接の際に人物判断を
するためのツ

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人生は自己との戦い

人生は自己との戦い

私の大学生時代、ゼミでお世話になった
先生の座右の銘が、

人生は自己との戦い

であった。
卒業時にこの言葉を贈っていただき、
身を引き締めて社会に飛び立ったことを
今も覚えている。

「戦い」というと物騒かもしれない。
ニュアンス的には、「挑戦」に近い
ように思っている。
そのニュアンスを反映すると、
上記の言葉は以下のように編集する
ことができるだろう。

人生は過去の自分を超える挑戦

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