ep14. 10ユーロもって、ワイン飲みにいく | サントリーニ島の冒険
帰りのバス停には、一組のカップルのみが待っていた。ミュージーアムはすでに閉まっており、昼間は賑わっていたこのエリアも閑散としていた。足の裏に海からのいろんなものがくっついていたので、きれいにしながらバスを待つ。時々団体ツアーのバスが到着して、乗客を降ろしていく。この時間にレッドビーチを一目見ていくのだろうか。そうしてついに「ローカルバス」の貼り紙をフロントガラスにかかげたバスが近づいてきた。そして最初にバスから降りてきたのは、これまで何度かローカルバスの旅を共にした、運賃回