情報商材系noterに対する違和感
この記事では、
「どうやったら投稿した記事が読まれるのか?」
「どうやったら検索の上位に記事が表示されるようになるのか?」
「SEO対策は、云々かんぬん。。。」
「読まれるnoteの書き方とは?」
「売れる有料記事とは?」
・・・という記事しかないnoterに対して思うことを書きます。
最初に誤解のないように書いておきますが、いわゆる「情報商材屋さん」も、noteというブログサイトには必要な人です。
以前「木を見て森を見ないnote論」という記事にも書きましたが、noteは慈善事業で運営されているものではなく「株式会社」という「営利目的の企業」です。
ですから、有料記事などを「買わない人」「売らない人」というのは、営利企業のnoteには金銭的には貢献していないと言えます。もちろん良い作品を創るということは、間接的にnoteの魅力を高めるという貢献はありますが、「noteの記事は無料で書くべきだ!」という主張には「なにいってるの?」という気持ちを禁じ得ません。あなたがnoteに投稿できるのは、記事などを売り買いする人の上に成り立っているということを忘れないでほしい。
とはいえ、「noteの記事の売り方」「noteの書き方」「SEO対策」などに関する記事しか書いていない、いわゆる「情報商材屋さん」には、大きな違和感があります。ちょっとたとえ話をします。
おいしい料理をつくるには
おいしい料理をつくるのに必要なものは、大別すると「良い食材」と「適切な料理法」ですね。どちらが欠けても良い料理にはなりません。
私が思うに、情報商材屋さんは、料理法ばかり宣伝しているだけ。
「どうやったらビュー数を伸ばせるのか?」「どうやったら売れるのか?」「どうやったら検索されやすくなるのか?」ということばかり情報商材屋は書いています。
そういった知識はもちろん大切なのですが、「食材」つまり「書かれている内容」が貧相なものだったら意味がありません。
食材がろくでもないものだったら、料理法だけ磨きあげても限界がありますね。逆に食材が良ければ、料理の仕方が多少まずかったとしてもそれなりにうまく食べられます。
「食材の集め方」(記事の題材)と「料理法」(記事の書き方、マーケティングの方法)は、どちらも大切ですが、食材がなければ、料理法を知ったとしてもほとんど意味がありませんね。
情報商材屋さんのすべてとは決して言うつもりはありませんが、「noteの書き方」「読まれる記事の指南」という類いの記事ばかり書いていて、小説やエッセイなどの記事が1つもないような人は、私は「クリエイター」とは言いたくありません。
「創作する喜び」「創作されたものを読み楽しむ喜び」がまったく感じられない情報商材屋さんの記事には、非常に大きな違和感があります。
繰り返し誤解がないように書きますが、「情報商材」を売ったり、そういう類いの記事を書くことを否定しているわけではありません。
私が言いたいのは、小説やイラスト、エッセイという創作がほとんどなく、「記事の売り方」「読まれる記事の書き方」「SEO対策」という類いの記事しかない情報商材屋さんは信頼できないということです。
創作の喜びがない人、創作されたものを楽しめない人のことは、私はクリエイターとして認めたくありません。
情報商材屋さんにおきましては、料理方法ばかり指南するのではなく、食材の調達の仕方を指南してほしい。
というかその前に、あなたは小説やエッセイを読んで感動したことはあるんですか?
絵を描いたり、小説を書いたことはありますか?
何が素晴らしい創作なのかということを語らず、マーケティング的な話ばかり書いても、あなたの記事には何の説得力もありません。
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