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いろは歌 | 自分を休みたい

あ  朝、目が覚めたときから
い  いつも同じ人物をやれば
う  うんざりしてくるものだ
え  延々と続く日々を送って
お  おしまいは死あるのみだ

か  かなり前から気づいてた 
き  きっとどうなるかなんて
く  九分九厘は決まってる事
け  けれど自由が少しはある
こ  こんなことは妄想である

さ  さあ、今日はどんな日か
し  知っているけど繰り返す
す  少しは自由があることを
せ  せめて1日くらい例外が
そ  存在してもいいと思うが

た  たった一度の偶然なのに
ち  地球に生まれ落ちたから
つ  つらい思いを持つだけだ
て  手を伸ばして飛ぶことを
と  とっくに諦めてしまった 

な  何食わぬ顔なんてしても
に  人間なんていうものはね
ぬ  濡れて泣き濡れて生きて
ね  年々生きてみたところで
の  能動的には生きられない

は  果てしなく広い宇宙の中
ひ  ひっそり生まれて死んで
ふ  ふふふと笑ってみたって
へ  へへへと笑ってみたって
ほ  ほんと儚い生き物だよね

ま  ますます深まる謎ばかり
み  みんな知ってる事だけど
む  無理に知らない事にする
め  目覚めていつも思うのは
も  もう自分を辞めたいこと

や  休めるなら休んでみたい
ゆ  夢なんて何もいらないよ
よ  よく生きるとか必要ない

ら  楽に生きる気持ちもない
り  立派な人にならなくても
る  累積して空費される人生
れ  連続性をもつ自分自身を
ろ  論理的に破壊してみたい

わ  私がおかしな人間なのは
を  をを二つ並べるのと同じ
ん  んを最初に言うのと同じ

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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします