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引用ルール | #noteの書き方
この記事で私が問題にしたいのは、著作権の法的な問題に関することではなく、検証性確保のための適切な引用のルールに関することである。
#note公式のガイドラインはこちら
(1) 読者が検証可能な状態にしておくこと
noteをやる人なら、本を読んだ感想文や好きな音楽の記事を書いたりすることがあるだろう。
私は大いに感想を書けばよいと思っている。ネタバレは多少あることが当たり前と言えば当たり前。内容に触れない感想などおよそ考えることはできない。
差し障りのないふんわりしたことを書くのは感想文でも何でもない。
たいていの人は、読書感想文ならば、本の表紙の写真をヘッダーに使ったり、「作者名、タイトル、出版社名、引用したページ」など、きちんと明記してある。ここら辺のことは、法律云々という前に、記事を読んだ人が実際に本当にその著作物に書いてあることなのか、検証しようと思えばいつでも検証できる状態にしておくという配慮である。良心と言ってもいい。
引用においては、明らかな誤植でさえ、引用する者は改変してはならない。これも常識の範囲内のことだ。理由は、引用に手を加えることは、たとえ誤植だとしても、虚偽を含む引用になるからだ。誤植だと思われる箇所には「ママ」と記載することは、卒業論文を書くときに学んだ人も多いだろう。
書籍なら最低限、著者名、タイトル、ページ数を明記しておく。
ネットからの引用ならば、URLを載せておく。
*ネットの記事は、後日書き換えられたり、削除されたりすることもある。同等の内容が書かれているなら、書籍のほうが「証拠能力」(検証可能性)が高いと言えるだろう。国会図書館などで確認できる。
(2)「名言」系の記事は要らない
noteを読んでいて、私がモヤっとするのは、いわゆる「名言系」の記事(なぜか
『つぶやき記事』が多い)である。
「○○はこう言った」とだけ書いてあるだけで、出典が明記されていない。
名言には、文脈や歴史的背景があるものだ。せめてどういう状況で言われた言葉なのか書いておいてほしい。
少なくとも引用したURLを添付して、読んだ人が、引用した人が参考にしたテキストを検証可能な状態にしておいてほしい。
ここら辺のことをきちんとしておかなければ、恣意的な引用になってしまうだろう。
どんな名言を残した偉人だろうと、長い人生の中では、必ず矛盾したことも言っている。
自分の都合の良い箇所だけ切り取り、そのまま記事にするのはいかがなものか?
(3) 引用にもクリエイティビティが出る
私は、優れた作品から引用すること自体は良いことだ、と考えている。
しかし、引用するならば、引用したい部分の前後のパラグラフは最低限読むようにしている。都合の良い部分だけ切り取り引用することは厳に慎みたいものだ。
たとえば、極論すれば次のような引用はどうだろう?
「私は○○の考え方には与(くみ)することは出来ない。しかしながら、○○と同じ状況にあったなら、○○と同様の対応をしたことだろう」
もし記事に、この箇所を引用する私が、「しかしながら~」以降の部分を削って「○○の考え方には与(くみ)することは出来ない」の部分だけ引用したら、私は原書の著者の意図を歪曲したことになるだろう。
引用と言うと「書いてあることをそのまま書き写しているだけで、クリエイティビティがない」と考える人もいるかもしれない。しかし、引用するにはきちんと資料を読まなければならないし、適度な長さの引用をするには、それなりの技が必要である。
☆まとめ☆
書籍を引用するなら、著者名、タイトル、書かれているページなどは最低限明記しておこう。面倒なら、書籍の表紙の写真を載せておこう。
引用する部分の出典を書くのは、記事を書く者の原著者への敬意であり、記事を読む者への良心のあらわれである。また、読者の検証可能性を担保しておく、という意味もある。
原作・原書の意図を歪曲するような引用はしてはならない。また、誤植といえども、引用者は勝手に原書のテキストを改変してはならない。
補足
今回の記事では、自分で記事を書くときの引用の仕方について書きました。
どこの誰が言ったことなのか、引用するならばハッキリ示しておくことは、読者には親切ですし、自らの記事の信憑性を高めることにつながります。
また、自分が読む立場のとき、出典が明示されていない場合は、書いてあることを鵜呑みにしてはなりません。
これは、SNSの記事に限ったことではなく、丁寧に作られた書籍(特に専門書)ならば、「索引」や「脚注」が充実しているものです。
私が本を選ぶとき(特に未知の分野の参考書を探すとき)には、参考文献、索引がきちんと掲載されているものを選ぶようにしています。
もし、もっと突っ込んで学習したいならば、参考文献の本にも目を通したいですし、本当に原書に書かれていることなのかチェックすることもできます。
参考文献や索引は、無味乾燥に思えるかもしれませんし、本文だけ読んで読まない場合もありますが、信頼の証です。参考の仕方や索引が充実していない本は「手抜きの本」だとさえ思っています。もちろん、小説やエッセイには脚注のないものもありますが、海外文学を原書で読む際には、脚注や解説が充実しているものを選ぶと良いと思います。
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