ストレスの対義語は?ストレスの対義語は、何でしょう? ストレスのない状態、リラックス、弛緩状態? ストレスの反対は、「優しさ」「kindness」である。 -デヴィッド・…
「ピアノの音の長さは、腹から補給する」 昨年亡くなった大ピアニスト、レオン・フライシャーのことばです。 「腹から補給する」について、 英語でツイートしようとし…
幅のせまい鍵盤のピアノを、弾きに行ったときの映像です! 小さい手を持つピアニスト用に、特別に作られた鍵盤が、 普通のピアノに、フィットされています。 「普通のピア…
上の写真を比べてみてください! 両方とも、私の左手です。 ラフマニノフのコンチェルト第2番、 冒頭の和音を弾こうとしています。 普通のピアノでは、 ファから、ラの…
前回、「最高の演奏をしたかったら、最高の演奏をしようと思わない」 という話をしました。 今回は、ステージの上での思考を、もうすこし深掘りします。 緊張感あふれる演…
クレイグ・ライト著、「天才たちの隠れた習癖」で、 「反対思考」という考え方について、読みました。 残念ながら、この本は、英語版でしか出てないみたいです。 (原題:T…
ミッチ・アルボム「時の番人」を読みました。 時間の意味を問う物語。 この作品の主題は、 「人間のみが、時間を計る。 その結果生まれた、苦悩」 他の獣たちのように、…
突然ですが、 私は、ピアノを弾いている時 むずかしい箇所で、走ってしまう 悪いくせがあります。 実に初歩的な、ミステイクですが 緊張しているときなどに 顕著になりま…
『音楽する』と『パフォーマンスする』は別物である。 音楽家であれば、両方できなければならない 上記は、フランス音楽の専門家と知られる ポール・ロバーツ氏が 自身の…
本番で、一度ミスをしてしまうと それまでうまくいっていたのに 動揺してしまい なだれのように演奏が崩れてしまう、 そんなことは、よくあります。 心をすぐに切りかえる…
初心者のうちは、 ひとつの奏法にまず慣れるのが 大切です。 習っている先生の指導にそって 練習しましょう。 上級の奏者になると いろいろな弾き方を 取り入れ、ミック…
今日は、マスタークラス見物(?)に 行ってきました。 自分でピアノを弾くわけでない マスタークラスから最大限に学ぶ方法は 「自分が講師だったらどうコメントするか」 …
今日は、「楽譜に忠実」とはどういうことか 考えたいと思います。 私の演奏するクラシック音楽は、いわゆる「再現芸術」 自分の個性を出すのが良いとされる他の芸術とは違…
ピアノ上達のいちばんの近道は何だと思いますか? 練習はもちろんですけど、どんな練習? 日本で一般的なのは、ハノンやツェルニーで基礎を徹底的に固める方法。 私も、…
ステージに上がる前、「最高の演奏をしよう」と自分に言い聞かせてきました。ある日、その考え方かえって逆効果なのではないかと思い当たったので、その話をします。 最高…
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。 勿論そのとおりで異論はないのですが、今日は「嫌いなことをすると成長できる」という話をしたいと思います。 そもそも…
pianoplayer
2021年11月26日 22:05
ストレスの対義語は?ストレスの対義語は、何でしょう?ストレスのない状態、リラックス、弛緩状態?ストレスの反対は、「優しさ」「kindness」である。-デヴィッド・ハミルトンこれを読み、納得。コンサート前とか、ストレスが溜まると他人に優しくする、余裕がなくなります。「私って、もしコンサートがなかったら、優しい人間なのよ」と家族に言ってみても、「いつも、コンサートあるだろ。」
2021年11月19日 07:11
「ピアノの音の長さは、腹から補給する」昨年亡くなった大ピアニスト、レオン・フライシャーのことばです。 「腹から補給する」について、英語でツイートしようとして、'the gut' なのか、’the guts' なのか、イマイチわからない。もともとのフライシャーの言葉は、英語だけど、記憶を頼りに書いているので、細かいところがはっきりしないのです。私は日本人なので、何十年ここに住ん
2021年11月12日 06:10
幅のせまい鍵盤のピアノを、弾きに行ったときの映像です!小さい手を持つピアニスト用に、特別に作られた鍵盤が、普通のピアノに、フィットされています。「普通のピアノに慣れていたら、急に違うサイズの鍵盤で弾くのってむずかしんじゃない?」という疑問にこたえるため、ロンドンまで弾きに行ってきました。フォルテピアノで、演奏したことがあったので、モーツアルトとか、技巧的には難しくない曲なら鍵盤
2021年11月5日 20:42
上の写真を比べてみてください!両方とも、私の左手です。ラフマニノフのコンチェルト第2番、冒頭の和音を弾こうとしています。普通のピアノでは、ファから、ラのフラットまで届かないので普段は、バスの音を他の音のかすか前に弾いています。でも、幅のせまい鍵盤のピアノではしっかり届きます。ミニピアノ??最初、小さい手のために鍵盤の幅のせまいピアノがある、と聞いたとき私のリアク
2021年10月28日 22:05
前回、「最高の演奏をしたかったら、最高の演奏をしようと思わない」という話をしました。今回は、ステージの上での思考を、もうすこし深掘りします。緊張感あふれる演奏、弛緩した演奏皆さんは、緊張感にあふれた演奏と、弛緩した演奏、どちらが聞きたいですか?《エネルギーの塊のように、動き回り、好奇心旺盛でハイパーな、子供 》《何を聞かれても、返事も億劫そう、無気力に肩をつぼめた、ティーンエ
2021年10月21日 17:53
クレイグ・ライト著、「天才たちの隠れた習癖」で、「反対思考」という考え方について、読みました。残念ながら、この本は、英語版でしか出てないみたいです。(原題:The Hidden Habits of Genius)成しとげたいことの、反対から攻める反対の思考をすることによって、目標にたどり着けることが多い、とのことでした。この本によると、多くの天才たちは、この反対思考によって、
2021年10月15日 18:16
ミッチ・アルボム「時の番人」を読みました。時間の意味を問う物語。この作品の主題は、「人間のみが、時間を計る。その結果生まれた、苦悩」他の獣たちのように、日が昇ってから日が暮れるまで単に「在る」状態。人間たちは、時間を測定することを始めたことにより私たちは、この瞬間にシンプルに「在る」能力を失ってしまった。生きる意味を問う、壮大な物語と言えますが、私にとっては、音楽につ
2021年10月7日 18:51
突然ですが、私は、ピアノを弾いている時むずかしい箇所で、走ってしまう悪いくせがあります。実に初歩的な、ミステイクですが緊張しているときなどに顕著になります。この問題を克服するためにピアニストのフィリップ・フォーク氏から伝授された方法を、今日はお伝えします。私にかぎらず、焦ったときに、テンポが速くなってしまうのはよくあることなので、参考になったら幸いです。お風呂を思
2021年9月29日 17:49
『音楽する』と『パフォーマンスする』は別物である。音楽家であれば、両方できなければならない上記は、フランス音楽の専門家と知られるポール・ロバーツ氏が自身のマスタークラスで語った言葉です。どんなに、音楽性や芸術性に富んだ演奏をする能力があっても、人前で演奏する能力とは、また別であるという話です。どう猛な犬を使って訓練マルコム・グラッドウェルの著書、「第一感」に警察官がどのような
2021年9月24日 16:45
本番で、一度ミスをしてしまうとそれまでうまくいっていたのに動揺してしまいなだれのように演奏が崩れてしまう、そんなことは、よくあります。心をすぐに切りかえるスキルはとても重要。本番を前にしての心がまえについて話します。常に前へ飛ぶ初心者にありがちなミスは、ミスをなおそうと弾きなおすことです。弾きなおさず常に、先に進みましょう。後ろに戻ってしまうと曲がいつまでも終
2021年9月22日 20:46
初心者のうちは、ひとつの奏法にまず慣れるのが大切です。習っている先生の指導にそって練習しましょう。上級の奏者になるといろいろな弾き方を取り入れ、ミックスさせることでさらに上手くなります!ミックスして美味しくなる例先日、タイのグリーンカレーを料理しました。ルーがなくなりかけたので*マレーシア風のスープをまぜてみると、う〜ん、なんという美味!また、レコーディングの
2021年9月20日 19:43
今日は、マスタークラス見物(?)に行ってきました。自分でピアノを弾くわけでないマスタークラスから最大限に学ぶ方法は「自分が講師だったらどうコメントするか」常に考えることです。今日のクラスもただ見に行っただけですが、とても、わくわくしました。そして、講師もすばらしかったです。大学時代これまでに、沢山の著名なアーティストがマスタークラスで教えるのを見たり、参加する機会があ
2021年9月16日 19:22
今日は、「楽譜に忠実」とはどういうことか考えたいと思います。私の演奏するクラシック音楽は、いわゆる「再現芸術」自分の個性を出すのが良いとされる他の芸術とは違い作曲家の意図に忠実であることが大事とされてます。たとえば、有名なピアニストのメナヘム・プレスラーは、他の人の作品を演奏するときは、「塩胡椒は振っても、肉とか魚とか入れたらダメだ」と言っています。ちょっとのスパイスを加え
2021年9月14日 18:48
ピアノ上達のいちばんの近道は何だと思いますか?練習はもちろんですけど、どんな練習?日本で一般的なのは、ハノンやツェルニーで基礎を徹底的に固める方法。私も、ハノン、ツェルニー、バッハ、そして「曲」を毎回レッスンに持って行ってました…バッハがなぜ「曲」でないのか、今考えると謎。毎回、レッスンに持っていく「対位法を弾く練習」としてでなく素晴らしい芸術作品であるという意識を最初から植え付
2021年9月12日 17:04
ステージに上がる前、「最高の演奏をしよう」と自分に言い聞かせてきました。ある日、その考え方かえって逆効果なのではないかと思い当たったので、その話をします。最高の結果を望むことが、自分に対してできる最悪のことだったりします。期待は失望を生むので、期待しない方がいいです。なぜ、緊張するのか過緊張する理由は、必要以上に自分を証明しようとするから。自分のエゴですね。社会的な期待に応えよう、
2021年9月10日 23:21
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。勿論そのとおりで異論はないのですが、今日は「嫌いなことをすると成長できる」という話をしたいと思います。そもそも、好きか嫌いかって自分で分かってない事が多いんじゃないかなと思うんです。判断を早まると理解できなくなる人は、誰でも他人をすぐに評価したがる傾向にあります。私もそうです。私はピアニストですが、人の演奏を聞いていて第1音目から、もし