マガジンのカバー画像

カメラと写真

67
こちらでは、これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思います。
運営しているクリエイター

#Nikon

NIKON 新製品「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」f/1.2シリーズ

ニコンより、NIKON Zマウントの新レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」を2月28日(金)に発売することが発表されました。 早速、ニコンプラザ東京にチェックに行きました。 「ニコンプラザ東京」 営業時間: 10:30~18:30 ※日曜休館 新宿エルタワー28階 入口を入って正面に「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」が展示されていました。 平日だったので混んではいなかったですが、このレンズを触っている人は誰もおらず、本製品の特殊性を感じまし

NIKON「Z50II」で行く『特別展 鳥』鳥認識テスト三昧 国立科学博物館

国立科学博物館で開催中の『特別展 鳥』にNIKON Z50IIの鳥瞳認識オートフォーカスのチェックに行ってきました。 レンズはAPS-C用の「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」を付けたつもりが、最初の1枚撮って「あれっ何だか画角が狭い!」と感じて確認すると、フルサイズ用の「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」が付いていました。 35mm換算で広角側が24mmを予定していたものが、36mmになってしまいました。 展示物を撮るに

Nikon ガシャポン 「ミニチュアカメラコレクション」ガチャに挑戦!!

Nikonカメラのミニチュアモデルが発売され、早速ガチャに挑戦しました!! これはバンダイのガシャポンで購入することができるのですが、ご承知のとおりガチャなので指名買いができません。 今回発売されたモデルは、 1.Nikon F : Nikkor-S Auto 55mm F1.2 2.Z fc : NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR 3.Nikon SP : W-Nikkor 3.5cm F1.8 4.Z 9 : NIKKOR Z 24-70

NIKON「Z50II」開封の儀 『メイン機としてこれ1台でOK』

入手が本当に幸運で、Xmasプレゼントとなりました。 11月に「ニコンプラザ東京」のタッチ&トライに行った時点では、購入を迷っていました。 というのも、Z50ユーザーであり、メイン機Z8のサブ機Z6IIIのさらにサブ機という位置付けで、最近は旅のお供として使用するだけになっていて当面買い替え予定は無かったからです。 5年間使ってきたZ50を旅の「記念写真」用途のみでZ50IIに買い替えるメリットはほとんど無いと考えたものの、あと3、4年使って二束三文になるよりも、今なら結

「未来のカメラ」X(Twitter)に聞く Grokの回答は・・

X(旧Twitter)で公開されているGrokは、イーロン・マスク氏が設立した企業のxAI社が手掛ける対話型AIですが、「未来のカメラ」について、各メーカーごとに聞いてみました。 先ずは、メーカー指定をしない場合です。 恐らく、カメラボディはAIが勝手に被写体を見つけ、オートフォーカスから、タイミング、構図まですべてをやってくれるのだと思いますが、レンズだけは従来と変わらず、光を集めるという役目をするため、その形状も変わらないのでしょうね。 それでは、メーカー別にどのよ

NIKON Z6IIIで行く「ニコンミュージアム」

「ニコンミュージアム」と言えば、これまで品川にあり何度か足を運びました。反対側にCanonプラザS(品川)があるので、ついでにいつも両方行くという流れでした。 「ニコンミュージアム」は、2015年10月にニコン創立100周年プロジェクトの一環として品川で開館しましたが、2024年2月末に休館となりました。 ニコン本社を東京都品川区西大井に移転したことに伴い、その年10月12日、新本社内に「ニコンミュージアム」がリニューアルオープンしました。 今回は、移転後初めての訪問にな

「Z50II」ニコンプラザにてタッチ&トライ

2024年11月7日、NIKONよりAPS-Cカメラ「Z50II」が発表されました。発売日の12月13日(金)に先駆け、ニコンプラザにてタッチ&トライを実施しており、早速行ってきました。 「ニコンプラザ東京」 営業時間: 10:30~18:30 ※日曜休館 新宿エルタワー28階 発表と同時のタッチ&トライ開催だったのですが、通常なら当日に訪問しているところ、一週間経ってからになったのは、現在Z50ユーザーであり、メイン機Z8のサブ機Z6IIIのさらにサブ機という位置付けで

「NIKON Z50II」発売 5年ぶりのリニューアル

本日、NIKONよりAPS-Cカメラ「Z50II」が発表されました。発売日は12月13日(金)です。 2019年11月に発売された「Z50」の後継モデルですが、実に5年ぶりです。感覚的にはフルサイズ機が次々とアップデートされているのに対し、APS-C機はZ fcやZ 30といった派生モデルは発売されていたのですが、中身のスペックは同じでしたので、ようやく来たか・・という感じではあるのですが、まだ5年しか経っていなかったです。10年くらいの感覚でした。 私はと言うと、発売日

NIKONキャッシュバックキャンペーンで13万円を失う(涙)

「Nikon Creators 応援オータムキャンペーン」が始まります。期間は、2024年10月25日から2025年1月14日までの対象商品購入分です。 購入者にとって、購入した商品に対して数万円がキャッシュバックされるというのは非常に有難いキャンペーンではあるのですが、時にキャンペーン開始日直前に購入してしまい、損をした気分に陥ることがあります。 カメラを長くやっていると、「あるある」のことなのですが、今回は意表を突かれました。通常、キャッシュバックの対象となる商品とい

NIKON「Z6III」開封の儀 【Zfからの買い替え】

NIKON ZfからZ6IIIに買い替えました。 理由は2つのみ。 1.グリップがないこと 2.ユーザーセッティングモードがないこと 大きな望遠レンズを付けての動体撮影や高画素が必要な風景撮影時は「NIKON Z8」を使うのですが、もっとお気軽な散歩用や旅行用では「NIKON Zf」を使っていました。 しかし、Zfが自分には向いていないなぁと思っていたのは上記2つの理由です。 ほとんど静止物撮影用なので、性能的にZfの仕様で何不自由ないのですが、如何せんグリップが無い

NIKON Z6IIIの国内価格はやはり高すぎるのか? ~世界的株価大暴落と円高の急伸~

この数日、世界的株価大暴落と円高の急伸となっていますが、カメラの価格は今後見直しがあるのでしょうか。 ここ数年で円安が進み、海外からの来日客が日本でカメラを買っていくようになり国内在庫が無くなるといったことが発生し、また国内で売るよりも海外で売った方がメーカーは儲かるようになり、その結果国内価格もドル建てとなり、あたかも舶来品価格となってしまったカメラですが、実際どれくらいの換算レートが充てられているのか見てみましょう。 NIKON USAの価格と国内ダイレクト価格から換

歴史に残る名機「NIKON Z f」 ~Z6IIIの発売で評価がより高まったカメラ~

レトロ調デザインのニコンZ fは、そのデザイン性で選ばれることが多いですが、カメラの性能については、「写真機」としてみると、2400万画素の現行中堅機としてはトップクラスです。 最新のZ6IIIと同等もしくはそれ以上の画質で、「ニコン Z9/Z8」と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用し、Z6IIと比較するとAFやレスポンスは段違いに良いです。 ただし、スポーツ等の高速動体を大きな望遠レンズを付けて電子シャッターで連写をガンガンするタイプではなく、じっくりと構図

【Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)】便利ズームの概念を変えた歴史的ズームレンズ

こんにちは。フォトグラファーのnonです。 海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。 写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。 これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 さて、便利ズーム、つまりは高倍率ズーム(6倍以上)のことですが、その名

NIKONはスポーツ報道の世界から消えたの??

こんにちは。フォトグラファーのnonです。 海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。 写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。 これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 先日、国立競技場でジャパンラグビー・リーグワンの決勝戦を観戦した時に気