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国立天文台(NAOJ)の無料PCソフト「Mitaka」が凄すぎる|圧倒的宇宙

最近宇宙にどハマりしております、こんにちは。

星々を眺める直接的な天体観測ではないですが、この動画

が超絶おもしろいのでぜひ。個人的2024年に観たおもしろYouTube動画No.1です。いや、過去22年間で観たことがあるもので一番面白いといっても過言ではないかも。

ハリウッドザコシショウより面白い。「いやおもろいのベクトルが違うだろ」とかではなく、あらゆる楽しいの種類、interestとかfunnyとかをひっくるめてこれが最も楽しい。

1時間24分があっという間でした。

……では「Mitaka」の話へ。

4次元デジタル宇宙ビューワー“Mitaka”

Mitakaは最新の観測データや理論モデルを用いて、太陽系から天の川銀河、大規模構造といった、宇宙の階層構造をリアルタイムに可視化するソフトウェアです。地球から飛び立ち、観測されている宇宙の果てまでを自由に移動して、天体の運動や構造を観察することができます。

https://4d2u.nao.ac.jp/mitaka/

自由に見ることができる!

上の画像は太陽系をたまたま表示していますが、こんな空間を自由に行ったりきたりして楽しむことができます。

例えば。
最初に地球を選択して、そこからどんどんと離れていくとまずは月の軌道が写ってきて、次第に太陽が画面に収まります。そしてそこからさらに引いていくと太陽系すらも小さくなり、さらに外側の世界、領域が見えてきます。

これ、とても感動しました。

最も奥の138億光年まで進むと真っ暗になり画面上には何も表示されなくなるのですが、その先がどうなっているのかあまりにも気になりすぎます。
最初に貼った動画ではないですが、光より速く進むことができないので観測は非常に難しいとかマルチバース理論がどうとか…… 面白い!!

ちなみにどうやら太陽は、全太陽系の中で99.86%の質量を占めるそうですよ。知らなかった。 あまりにも規模が違いすぎて何を書けばいいのかがわからん……

普段生きている中で意識するとしても太陽系までくらいだと思うので、その外へ目を向けるというのは非常におもしろく、そしてとても大切なことだと思います。
自分たちが今どこに生きていて、その先にはどんな未来が待っているのか。

かけがえのない地球。

読み込ませるファイルを変えたり、設定を変えたりするとこんなにも鮮明な銀河が表示されます(noteに載せるためにちょっとファイルサイズを落としているのでやや荒いかも)。

他にも多様なメニューが用意されていて、人工衛星の3Dモデルをじっくり眺めることもできます。

これはすごすぎる。

ちなみにソフトウェアはマウスとキーボードでも、ゲームコントローラ(パッド)でも操作可能。

ステラナビゲータとの併用

というものをつい最近見つけてすごく楽しいなこれ、とハマっているのですが、そんな矢先にこの「Mitaka」を発見してしまいました。で、これ無料なのですよね。あまりにもすごすぎないか……

Windowsを持っていれば、天文学のプロフェッショナルな方々が開発されたソフトを誰でも好きなだけ自由に使うことができます。なんてこった。

最近独学で宇宙や天文学についてのあれこれを吸収しまくっているのですが、PCソフト、デジタル教材としてはこのステラナビゲータとMitakaを使っていけば最強かもしれない、ということを感じています。

前者は星空、天文関連の名前や実際の様子を覚えるのに利用して、後者は宇宙全体、つまりUniverse(マルチバースはひとまず置いておいて)について考えるときに活用できるかなと。

ここを基軸にして、様々な書籍を読んだり実際に星空を観察したりしていけば、いつか、僕がおっさんになる頃くらいにはその分野にめっちゃ詳しくなるのも夢ではないかも……!? なんて。

放送大学の「自然と環境コース」も気になっています。

非常に惜しい……

ステラナビゲータでも同様のことを思いましたが、対応しているOSがWindowsのみ、といった点が非常に勿体ないと感じます。

せっかく宇宙は無限大なのに、Windows PCを持っている人が現代においてそんなにいないことで(スマホしか持っていない人が多いはず)可能性をとても狭めてしまっている気がして。

iOSやAndroidユーザー用に提供したところでそこまでの収益(ステラナビゲータは)や意味が見込めないのかもしれませんが、しかしそれらプラットフォームにて競合する他の天体アプリは多数存在しているので、せっかく国産のソフトウェアだからこそとても惜しい……

余計なお世話かもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。

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philosofy
(´・ω・)つ旦

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