【読書感想文】1日1論語~なぜ学ぶのか~#8柔軟性
1日1論語シリーズでは、田口 佳史の著書『超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』を読んで、私の感じたこと思ったことを「はやとく超訳」として記事にしています。
『論語』は、人生のいろんな場面でヒントを与えてくれる教えです。その時の気持ちや状況によって解釈が変わることもありますが、今の自分を見つめなおす1つのツールとして、たいだい1日1論語を目標にしています。
このシリーズでは、論語に触れながら、人生観に変化をもたらしたり、悩みの解決を目的としています。今はピンッとこなくても、振り返ることでヒントを見つけることができます
それでは、今日の1日1論語スタート!
➤今日の論語
學べば則ち固(こ)ならず。
学而第一 8
『固』
頑固なこと。
➤超訳
学べば学ぶほど、経験を積めば積むほど、思考も態度も柔軟になっていくのが本来の姿。頑固になるようではまだまだ未熟と言わざるを得ない。
(引用:超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ)
➤柔軟性
ベテランの域にさしかかると、ガンコになっていく人が少なくない。これまで積み上げてきた実力や成果、経験をよりどころにしてしまうから、自分の考えを変えられない。
そうなってしまうと、「あの人は自分のやり方・考え方しか認められないから、何を言ってもムダだ」と思われ、周囲の人たちは遠ざかる。すると情報も入らなくなってしまう。さらに経験を積んでいく道を自ら閉ざすことになるのだ。
学びは一生。いくつになっても、さまざまな人の意見に耳を傾け、新しい情報をどんどん取り入れながら経験を積み上げていく。
ガンコになった瞬間に学びの道は閉ざされる。
ベテランが目指すべきは剛毅。意思は強く物事に屈しないが、自分と異なる考え方に出会っても柔軟に受け入れましょう。
➤はやとく超訳
「學べば則ち固ならず。」
まさにその通りですね。
柔軟性があると、いろんな形になれるし、合わせることもできる。スキマを埋めることもできる。すると、いろんな情報や考え方に触れる機会が増えて、視野も人脈もが広がり新たな出会いやビジネスにつながる。いいこと尽くしである。
では、考え方が固くならないように、ガンコにならないようにするにはどうしたらいいだろうか?
私もガンコで偏見だらけで、自分と異なる考え方があると「それ、違うんじゃない?」ってなってました。しかし、これから紹介することを実践することで柔軟性を高めて他人の意見を受け入れることができ、新しい考え方や価値観を吸収することができました。(自称ですが(笑))
それは、ある事柄に対して考え方や意見をいくつか持っておくことです。
「私にはこの考え方があっている」と自分の意見を持つことは大切です。
それに加えて「こういう立場・環境だとこっちの意見もあるんだな」とか「それならこっちの考え方の方が良くない?」とか、反対の考えや別の考えもいったん自分の中に落とし込みます。
そうすることで、「考え方」のキャパシティーが増えて、自分と異なる意見でも受け入れやすくなります。
学びとは自分に無かった考えを取り入れること。
是非、試してみることをオススメします!
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