１日１論語 #12.すぐやる！【読書感想文】
論語をビジネスの視点から解説した田口 佳史の著書『超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』を読んで、私の感じたこと思ったことを「はやとく超訳」として記事にしています。
『論語』は人生にヒントをくれます。
時々、行いの戒めにもなります。
それでは、１日１論語始めましょう。
今回は私も苦手な「すぐやる！」についてです。
➤今日の論語
事に敏(びん) 。
学而第一 14
『事』
やるべき事。
➤ビジネス超訳
疑問点が出てきたら、すぐに調べる。何事につけ「すぐやる」ことをモットーとしなさい。
（引用：超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ）
➤すぐにやる
やるべきことはすぐやった方が早く片付く。その分、多くの仕事もできるし、経験値も上がる。
とりわけよくないのは、わからないことを「後で調べよう」とすること。何を調べようとしたのか忘れてしまい、「後で」はいっこうにやってこない。
結果、わからないことがわからないままになる。
➤はやとく超訳
「そんなこと言ったって、やることが多すぎる！」
分かります。
分かりますが、まずは一息ついて。
そんなときは、全部は無理でも、簡単なものから１つずつタスクを潰していくのです。
いきなり全部をやろうとしても、続きにくいし、しんどいという気持ちが出てしまって、辛いです。１つ１つ、小さな行動を地道に続けることが、結果的にやる気を持続させることへ繋がります。やる気が出ると、しんどさがマスクされて、やるべきことに前向きになれます。
これは、心理学で「ベイビーステップ」と呼ばれる現象を利用しています。
もう一つ、私が実践していることを紹介します。
それは、頭を使う仕事で疲れが出たとき、頭を使わない仕事に切り替えます。
脳は同じことを続けていると、飽きたり疲れてきます。考えることに疲れた時は単純作業に切り替えると、頭がリセットされて思考をめぐらせやすくなります。それに、単純作業という仕事が終わっているので一石二鳥ですね。
それでも、終わらない仕事ありますよねぇ（笑）。
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