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上司の無茶な依頼を華麗に断るテクニック『DESC法』
誰しも上司から理不尽な仕事を押し付けられた経験ありますよね。
今回は上司からの依頼を華麗に断るテクニックを紹介していきます。
その名も『DESC法』です。
これを身に付ければ無茶な依頼をうまく断ることができます。
嫌です回答や無視するといった、現実味の無い方法とは違って明日から実践できますので参考にしてください。
DESC法とは
DESC法とは、相手に伝えたいことを①『D-客観的な状況』②『E-主観的な気持ち』③『S-提案』④『C-代案』を駆使し説明する方法です。
アメリカの心理学者ゴードン・バウアーらによって提唱されたコミュニケーション手法です。
◆DESC法とは
① 『D』Describe-状況を客観的に描写する
客観的に状況・事実を伝えます。
② 『E』Express-主観的な意見を伝える
客観的な事実や状況に対して私がどう思っているかを冷静に説明します。
③ 『S』Specify-建設的な提案をひとつ挙げる
提案や解決策などを具体的に話します。
④ 『C』Choose-別の選択肢を挙げる
相手が提案を受け入れた場合,受け入れない場合の自分の行動を示し,選択を促します。
上司の依頼を華麗に断る活用例
アホな上司ほど部下の進捗管理ができていないもので、こちらの都合関係なしにドンドン仕事を振ってきますよね。
イヤイヤ引き受けた仕事だったはずなのに、ミスが出たら100%コチラの責任になっていることもありますよね。
危ない追加依頼に対してはDESC法を活用して断ってみましょう。
① D(Describe)状況を客観的に描写する
現在AとBの仕事を抱えていまして、期限がそれぞれこのようになっています。
どちらも人数、時間的にも厳しい状況です。
② E(Express)主観的な意見を伝える
Cの仕事も追加して引き受けてしまいますと、私の限界を超えておりますので期限が守れなくなります。
また、クオリティーも下がると思います。
③ S(Specify)建設的な提案をひとつ挙げる
可能であれば、Cの仕事を別の方にお願いすることはできないでしょうか?
○○さんであれば対応できるかもしれません。
④ C(Choose)別の選択肢を挙げる
もしくはCの仕事の納期を1週間ずらしていただけないでしょうか?
できない場合はABCの仕事すべてが期限を守れずクレームに発展すると思います。
『DESC法』は依頼する側・依頼される側も使える
『DESC法』は上手く活用すると「お願いすること」or「断ること」ができる方法でもあります。
感情的になった「できません!」だけの回答や無視をする前に4つのテクニックを使用してみて下さい。
最後に
DESC法とは、相手に伝えたいことを①『D-客観的な状況』②『E-主観的な気持ち』③『S-提案』④『C-代案』を駆使して説明する方法でした。
DESC法を上手に使うことで冷静に状況を判断していることが伝わり断られた相手の理解や心証もよくなることでしょう。
嫌われることを恐れて仕事を引き受け続けた先にあるのは破滅です。
ときには断る勇気も必要です。明日から、ぜひ試してみて下さいね。
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