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【知らないとヤバイ】25,000人を対象に行った日本人の金融知識クイズ
金融リテラシーって聞いたことありますか?
金融リテラシーとはお金に関する知識と判断力のことです。
学校で教わってないし、親も先生も知らないことを知るのはむずかしいので、知らなくてもしかたないです。
今回は2019年の調査で行われた調査内容を元に簡単な6つのクイズを紹介します。
金融リテラシーのチェックをしてみましょう♪
知ることで騙されにくくなりますので、一緒に勉強していきましょう♪
金融リテラシー調査の概要
◆金融リテラシー調査
目的:18歳以上の日本人の金融リテラシーの把握
対象者:18~79歳の25,000人
調査方法:インターネットによるアンケート調査
問題数:8分野にわたる全48項目
クイズ①家計管理の問題
◆家計の行動に関する記述のうち、適切でないものはどれ?
①家計簿などで、収支管理をする。
②本当に必要か、収入はあるかを考えたうえで、買うかどうか決める。
③収入のうち、一定額を天引きするなどして、貯金する。
④支払いを遅らせるために、クレカの分割払いを多用する。
⑤わからない
正解は、④支払いを遅らせるために、クレカの分割払いを多用するです。
リボ払いや、分割払いは高金利の借金と同じなので不適切です。
ローンも言葉がきれいなだけで借金ですので注意しましょう♪
この問題、意外にも正解率55%なんですよ。
そもそも、わからないって選択肢なんだよって思いますよね。
実質4択ですから安心して次の問題にいきましょう。
※リボについての解説が超わかりやすいマンガ動画を紹介します。
金融についての書籍が52万部突破し、100万人チャンネル登録達成、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが兄弟チャンネルとして紹介した超善人です。
わたしは1年間無料動画で勉強し、今回のクイズ6問全問正解できました。
それまでは、保険代も携帯代も引くほどガバガバ搾取されていました(笑)
ちなみに本は全ページカラーです。
印税は本に関わった人に還元し、カラーで本を作成するために本人の懐に入れていないんですって。
倍速で見れば5分かからず見れるのでオススメですよ。
クイズ②金融取引の問題
◆100万円を年利2%の利息がつく、定期預金口座に入れました。
この口座への入出金がなかった場合、1年後の口座残高はいくらでしょうか?※利息にかかる税金は考慮しない
①102万円
②102万円以外
③わからない
正解は、①の102万円です。
年利とは1年間預けていたときに返ってくる利息のことです。
100万円×1.02=102万円となります。
正答率は68%です。3人に1人は間違えているのです。
続いて応用編になるクイズ③へ行きましょう♪
クイズ③金融取引の問題
◆100万円を年利2%の利息がつく、定期預金口座に入れました。
この口座への入出金がなかった場合、5年後の口座残高はいくらでしょうか?※利息にかかる税金は考慮しない
①110万円より多い
②110万円
③110万円より少ない
④上記の条件だけでは答えられない
⑤わからない
正解は①の110万円より多いです。
さっきは1年後に102万円だったし、5年後だったら110万円じゃないの?と思いがちですが、違うんです。
『複利』が発生するのです。
複利?なにそれ?おいしいの?状態のアナタは雪だるまを思い出しましょう♪
だんだん、ころがっているとふくらんできますよね。
利子も同じくふくらんでいくのです。
100万円→1年後に102万円になります。
2年後は102万円に対して利子がつきます。
102万円×1.02となります。
なので5年後には110万円以上になるのです。
ノーベル賞を受賞した理論物理学者アインシュタインは『複利』を「人類最大の発明」といっているくらいヤバイものです。
借金が雪だるま状態でふえるのは、この複利が重なっていくからです。
キリスト教・ユダヤ教・イスラム教では一族などにお金を貸し出すとき、利息を取ることを禁じていた歴史があります。
大切な同胞が複利でふくらむ借金で苦しみ、身を滅ぼしてしまうからですね。
正答率は43%でした。
クイズ④金融・経済の問題
◆インフレ率が2%で、普通預金口座でアナタが受け取る利息が1%なら、1年後にこの口座のお金を使っていくらぐらいの物を購入することができますか?
①今日以上に物が買える
②今日と全く同じだけ物が買える
③今日以下の物しか買えない
④わからない
正解は、③今日以下の物しか買えないです。
インフレってなんだ?
デフレとどっちがどっちだっけ?となる気持ちわかります。
インフレとはお金の価値が下がって、モノの価値が上がることです。
100円で買えた消しゴムが、102円ないと買えなくなる現象がインフレです。※日本はインフレを目指しています。
ここで定期預金に預けて年利1%上がったお金を考えてみましょう。
100円→1年後には101円になりますよね。
手元には101円ある状態で消しゴムの値段が102円だと、③今日以下の物しか買えない状態になるんですね。
正解率は、55%です。
日本人はインフレ・デフレを半分の人が理解していないことになりますね。
クイズ⑤保険の問題
◆保険の基本的な働きに関する次の記述のうち適切なものはどれ?
①リスクの発生頻度は高いが、発生すると損失が大きい場合に有効
②リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が大きい場合に有効
③リスクの発生頻度は高いが、発生すると損失が小さい場合に有効
④リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が小さい場合に有効
⑤わからない
正解は、②リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が大きい場合に有効です。
わたしの例ですが、3人家族で33歳のわたしがガンになって死亡する確率は0.1%です。
リスクの発生確率はものすごく低いです。
しかし、わたしが死んでしまった場合の家族はお金に困ってしまいます。
保険とはめったに起きないけど、起きたら超大変なことになる場合に備える物なのです。
正答率は49%でした。
保険は保険、投資は投資、貯金は貯金で考えましょう♪
ちなみに学資保険や、貯蓄型保険はいりません。
手数料ハンターにカモにされていますので要注意です。
クイズ⑥資産形成の問題
◆複雑な仕組みの金融商品の購入を検討するにあたって、適切な対応はどれ?
①仕組みがよくわからなくても、売れ行きが良ければ購入する。
②仕組みがよくわからなくても、提供している金融機関が信用できれば購入する。
③仕組みがよくわからなくても、高いリターンが期待出来れば購入する。
④仕組みを理解できて問題ないと思えば購入する。
⑤わからない
正解は、④の仕組みを理解できて問題ないと思えば購入する です。
投資の神ウォーレン・バフェットも仕組みを理解できてないものには投資をしないとルールを決めているのです。
さすがにこの問題は正解率100%だろうと思っても正解率は64%です。
最後に
今回は日本人の金融リテラシーについてクイズを交えて紹介しました。
アナタの結果はいかがでしたでしょうか?
お金について、教育を受けてこなかったので知識がないことはしかたないですし、クイズをして今の実力を知ることは学習の第一歩です。
お金のために時間を差し出して働いているのであれば、搾取されないためにもっとお金について学ぶべきだと思います。
わたしも知らないことだらけなので教えていただけると嬉しいです。
わざわざ、読んでクイズまで行ってくださったアナタ!
本当にありがとうございます。一緒にがんばって勉強していきましょうね♪
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