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皮が1600円の商品になったパイナップル

パイナップルの皮は、普段ごみになりますよね。

じつは、捨ててしまうはずのパイナップルの皮が、1600円の商品になることがあるんです。

今回は、皮が1600円の商品になったパイナップルについて紹介していきます。

パイナップルの皮は、ごみのはず

パイナップルの皮が、1600円で売れるとおもいますか?

おおくのひとは、パイナップルの皮に価値がないと答えます。

なぜパイナップルの皮が1600円の商品になるのかカラクリをお話していきます。

ハワイの流行り


ハワイでは、プランテーション・アイスティーが流行っていました。

パイナップルジュースを混ぜたアイスティーなので原価は50円。

ハワイの物価が高いとはいえ、1600円で売るのはボッタクリになります。

しかし、旅人がみた屋台の前には長蛇の列ができていました。

なぜこんなに人気があるのかというと、プランテーション・アイスティーが果肉をくりぬいたパイナップルの皮に入っていたからです。

本来、パイナップルの皮は捨てられてしまうゴミになりますが、屋台のパイナップルは、容器として使われていたのです。

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おどろきのポイント

旅人は、興味をもち屋台の裏に回り観察することにしました。

すると店主は、パイナップルの中をくりぬいて果汁をしぼることなく、クーラーボックスに丁寧にしまい、巨大な缶に入ったジュースをパイナップル容器にいれたのです。

おどろきのポイントは2つです。

①パイナップルをくりぬいた後に、クーラーボックスにしまったこと

②果汁をとることなく、缶に入ったジュースを容器に入れたこと

店主は、くりぬいたパイナップルを丁寧にあつかい、カットフルーツとして売りさばいていました。

さらに、パイナップルの容器に原価の安いジュースとティーを混ぜ、1600円で販売しているので大儲けしていました。

見方が変われば売れる

パイナップルの皮は、ゴツゴツしていて捨てるのもめんどくさいですよね。

屋台の店主は、パイナップルのいいところを抜き取り卸し、捨てるだけだった皮をそのまま容器として使うことで利益をあげていました。

見方を変えると、ゴミが1600円の商品になるのです。

売れる背景


顧客は、パイナップルの皮に価値を感じたのではなく、パイナップルの皮に入ったアイスティーを飲むことに喜びを感じて、喜びを演出してくれたお店に感謝してお金を払ったのです。

現代では、インスタ映えなどの言葉があるように、SNSで「体験」したことを投稿するのがあたりまえになっていることも背景にあります。

ゴミも視点を変えれば、立派な商品になるのです。

最後に

今回は、皮が1600円の商品になったパイナップルについて紹介しました。

本来、捨ててしまうはずのパイナップルの皮が、1600円の商品になるなんてなかなか受け入れられないことですが実話なのです。

屋台の店主は、パイナップルのいいところを抜き取り卸し、捨てるだけだった皮をそのままアイスティーの容器として使うことで利益をあげていました。

顧客は、パイナップルの皮に価値があるのではなく、パイナップルの皮に入ったアイスティーを飲むことに喜びを感じて、喜びを演出してくれたお店に感謝してお金を払ったのです。

わたしたちの「経験」も、ゴミだと思っていたらどこかで花開くこともあるかもしれませんね。

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沼ペンギン
80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!