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ヨガ・カウンセリングによって逆にうつ病が悪化した事例


私の妻は長年うつ病です。

うつ症状を和らげるためにヨガ・瞑想界にも足を踏み入れましたが、
逆にうつ症状が悪化していたように感じます(今では一線を引いています)。


この記事では、うつ症状が悪化した決定的瞬間をご紹介します。

或るヨガ教室に妻が定期的に通っていたのですが、そこに所属するヨガインストラクターから

「何かつらそうですね。いつでも話を聞きます。相談に乗りますよ」

ヨガインストラクターからの優しいお言葉


と優しいお言葉を定期的にかけて下さりました。

そのような優しいお声がけが人生初めてだったので、妻はかなり嬉しかったようです。

そのお声がけ以来、そのヨガインストラクターに対して尊敬の念を持つようになりました。


そんなある日、そのヨガインストラクターから


「カウンセリング・セラピーを受けませんか」

ヨガインストラクターからの提案


と勧められました。有料で、しかも高額でした。


私自身はこのとき


「金づるとして『話を聞きますよ』と誘惑したのか?」


と一瞬冷や汗を抱きましたが、

「まあプロだから対価を受け取るのは当然だし、カウンセリング・セラピーを受けることで妻が健やかに晴れやかになるのであれば、それも良い買い物だろう」

私の心の声

と(その時は)思い直しました。


その後、そのヨガインストラクターの提案通り、妻はカウンセリング・セラピーを受けました。

受けている最中、うつ症状でつらかったこと、しんどかったことをそのインストラクターに吐露したのですが、そのヨガインストラクターから


「それって不幸な物語を自分で作りだして、
自分で不幸を選択していますね」


といった旨の事を言い放たれてしまいました。そのとき妻は


「はいはい、あなたのその辛さは○○というカテゴリーに属しますね。それには××という正しい選択肢があります。しかし、自ら間違った選択をしている今のあなたはダメな人だ」


と言われように感じたそうです。

ヨガ教室からの帰り道、わんわん泣きながら家に帰ったようで、どのような道のりで帰ったのかさえ覚えていない、と言っていました。


安くはないお金を支払ったはずなのに、なぜか、カウンセリング・セラピーを受ける前よりもうつ病が悪化してしまう結果となりました。