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chiyoizmo
【本から学ぶ】東大の先生! 文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!
1.統計
●スタンダード=標準偏差
平均からどれだけズレているかを見る指標
ズレは+-を相殺するために2乗して、最後にルートを取る
なんでも平均を見ればいい=間違い
●関数と方程式の違い
関数=関係性を式やグラフで表すこと
方程式=関数の一点に着目して値を計算すること
●logとは?
logは、3の5000乗のような膨大な数値を簡単に表すための記号
y=3の5000乗 → log3y=5000
2.三角関数
●三角関数とは?
三角関数はθとyの関係をグラフ化するだけ
sinθは0→1、cosθは反対に1→0になる(θ=0°→90°)
●余弦定理とは?
どんな三角形でも、2辺の長さとその間の角が分かれば、もう一つの辺の長さがわかる
3.ベクトル
●ベクトルは、大きさと方向を表すもの
量という概念は、スカラー(数字1,2のような表現)からベクトルが生まれた
ベクトルの2乗は、方向の情報を消して、大きさのみ取り出すことができる
抽象化した図形をベクトルで表現し、スカラーに戻すことで計算できる
4.エクセルで未来予測
●微分積分
曲線の面積を、細かい長方形に分けて測り、誤差を無視して改めて足していく方法
●時系列データを関数化する
どんな曲線も次数を増やせば一致できる(=フィッティング)
次数が多いほど正確になるが、予測が外れやすくなる
エクセルの多項式近似曲線を追加、という機能でグラフに近い関数を算出できる(値を入れれば算出される)
●何を見るべきか?
グラフの傾き=微分、数値が上がる傾向なのか知ることができる(株の投資などで用いられる)
グラフの中身(売り上げなど)=積分