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トラブルになってもゲームをやめられない人が500万人いる件
▼2019年7月24日付の日本経済新聞夕刊に、「ゲーム障害」の話が載っていた。(三島大地)
これは近い未来に、とんでもなく大きな問題になると思うから(というより、すでに大問題になりつつある)、どんどん取り上げてほしい。
▼今号は手軽なチェックリストを紹介するだけなので、いちおう、これまでゲーム依存について取り上げたメモをリンクしておく。興味のある人はご覧ください。上から順番に、
【5歳以下で「ゲーム」を始めるとすごく「依存症」になりやすい件】
【小1~小3男子の「5人に1人」が「ゲーム依存」の疑いがある件】
【スマホを子どもに与えるのは年齢が高ければ高いほど安全な件】
の三つです。
▼さて、日経夕刊の見出しに、
〈国内500万人 ネット依存の恐れ〉
という物騒な文言が載っていた。これは最近ずいぶん言われるようになった数字だが、きっかけは、WHO=世界保健機関がゲーム依存を疾病(しっぺい)として認めたことが大きい。
日本では、じつに500万人がネット依存の疑いあり、という。
▼以下の9つの項目のうち、5つ以上チェックがついたらゲーム障害の疑いがあるそうだ。ご参考に。(出所はアメリカ精神医学会)
・多くの時間をゲームに費やしている
・ゲームをしていないと不安やイライラが募(つの)る
・より多くの時間をゲームに費やさないと満足できなくなっている
・ゲームの時間を減らせない、やめられない
・他の趣味や関心事よりゲームを優先しがち
・問題が生じてもゲームをやめられない
・ゲームにはまっていることを隠すために、家族や友人にウソをついたことがある
・罪悪感や不安から逃れるために、ゲームをしてしまう
・ゲームのために、仕事や大切な人間関係を失いそうになったことがある
▼お近くに、気になる人、いますか?
▼ゲーム依存も、依存だから、他の依存と同じく、自殺の危険もある。
とりあえずの対策として、
■無理にやめさせない
■孤立させないケアを
の二つが見出しになっていた。くわしく知りたい人は本文記事をどうぞ。
ゲーム依存や、依存の問題については、気になる記事があったら取り上げるようにしたい。
(2019年7月24日)