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愚か者が先延ばしにすることを賢者はただちに取りかかる

みなさん、こんな経験はありませんか?

「今度やろう」と思って結局先延ばしにしてしまい、気がつけば数か月が経っていた、なんてこと。

私自身、うつ病を抱えながら就労継続支援A型事業所で働く52歳の身として、そんな経験を数えきれないほどしてきました。

でも、そんな私の人生を大きく変えるきっかけとなる記事に出会ったのです。

最近、とても印象的な言葉に出会いました。

スペインの神学者バルタザール・グラシアンの「愚か者が先延ばしにすることを、賢者はただちに取りかかる」という言葉です。

この言葉を目にしたとき、私の心に強く響きました。

なぜなら、つい先日、私自身が「すぐにやる」ことの大切さを痛感する出来事があったからです。


時間がないは、本当の理由ではありません

私たちの多くは「時間がない」という言葉をよく使います。

「仕事が忙しくて」
「家事や育児で手一杯で」

という声をよく耳にします。

私自身も、不整脈や心房細動、糖尿病とのつき合いがあり、定期的な通院も必要な身として、そんな言葉を何度も口にしてきました。

実は最近、ある出来事がありました。

顧客の公式サイトがマルウェアに感染するという事態が起きたのです。

私はすぐに、かねてからお世話になっている協力企業の社長に相談すべきだと上司に提案しました。

弊社の社長も同意見でした。

しかし、上司はなぜかその提案に難色を示し、結果として数日後になってようやく相談することになったのです。

後でわかったことですが、数日前であれば、サーバーの機能を使って簡単に復旧できたそうです。

すぐに行動を起こさなかったために、現場は膨大な作業量を抱え込むことになり、みんなが疲弊してしまいました。

このときほど、「すぐにやる」ことの大切さを痛感したことはありません。

「すぐにやる」が導く、思いがけない成功への道

専門家の方々の話によると「すぐに行動する」という特徴は、成功している人に共通してみられる習慣だそうです。

たとえば、誰かにアドバイスをもらった時、すぐに実践する人はわずか1%にも満たないとのこと。

大半の人は「本業が忙しくて……」と言い訳をして、結局チャンスを逃してしまうそうです。

私自身、昨年の春からSNSでの発信を始め、2025年1月からは毎日noteを更新することを決意しました。

ひどい腰痛があって長時間座れないことを言い訳に、発信をためらう気持ちもありました。

でも、「すぐにやる」という意識を持ってからは、短い時間でも工夫して執筆時間を作り出せるようになりました。

朝活での読書習慣も、「今からでも始められることをやろう」という気持ちから生まれたものです。

時間やお金が有り余っているから新しいことを始める人なんていません。

むしろ、時間もお金も足りないからこそ、何かを変えたいと思い、新しい挑戦を始めるのです。

もし、時間もお金もたっぷりあったなら、のんびりアフタヌーンティーでも楽しんでいればいいでしょう。

でも、現実は違います。

だからこそ、みんな必死になって時間をやりくりし、何かに没頭しているのです。

私は循環器内科や糖尿病内科に通いながら、コレステロールや血糖値のコントロールに苦心する毎日を送っています。

でも、そんな状況だからこそ、「今できることをすぐにやる」という意識が大切だと気づきました。

体調と相談しながら、できることから少しずつ、でも確実に前に進むことで、思いがけない成果が得られることもあるのです。

行動を妨げる「脳の非常ブレーキ」との上手なつき合い方

専門家の解説によると、人間の脳には「自動運転」と「非常ブレーキ」という2つの機能があるそうです。

普段と違う行動を取ろうとすると、脳は無意識のうちに「非常ブレーキ」を作動させ、「やらなくていい理由」を探し始めるとのこと。

私も、体調の悪さを理由に、やるべきことから逃げ出そうとしていた時期がありました。

「今日は疲れているから…」
「時間があるときに集中してやったほうが……」
「外が騒がしいから静かなときのほうが……」

こうした言い訳が、私たちの行動を止めてしまうのです。

この「非常ブレーキ」が作動するまでの時間は、約5秒だそうです。

そこで注目したいのが、メル・ロビンズさんが提唱している「5秒ルール」という考え方です。

これは、何か行動しようと思ったときに、すぐに「5、4、3、2、1」とカウントダウンし、0になるまでに行動を開始するというシンプルなルールです。

この方法を使えば、脳が「非常ブレーキ」をかける前に行動を始められるとのこと。

私も、このルールを実践してみました。

たとえば、朝、目覚ましが鳴ったときに「あと5分寝たい」と考える前に、5秒カウントして布団から出るようにしています。

また、noteの執筆も、「今は調子が悪いから」と考える前に、パソコンを開いて書き始めるようにしました。

さらに興味深いのは、東大教授の池谷裕二先生の著書『海馬』に書かれている内容です。

やる気を生み出す脳の場所(側坐核)は、ある程度の刺激が来ないと活動してくれないそうです。

しかし、一度始めると側坐核が自己興奮し、集中力が高まり、気分が乗ってくるとのこと。

つまり、「やる気が出ないから動けない」のではなく、「動かないからやる気が出ない」のだそうです。

人生を変える「今すぐやる」という魔法の力

記事では、とても印象的な成功例が紹介されていました。

20年近く前、ある方が友人から「アフィリエイトは稼げる」という話を聞いて、その日のうちに帰宅してすぐにFC2ブログを開設したそうです。

よくわからないながらも、試行錯誤しながら3日間寝ずにブログをいじり倒したとのこと。]

結果、このブログだけで1億円以上を稼ぐことができたそうです。

この話には、私も大きな衝撃を受けました。

もしその方が

「今度やろう」
「時間ができたらやろう」

と考えていたら、この成功は掴めなかったかもしれません。

「すぐにやる」という選択が、人生を大きく変えるチャンスを生み出したのです。

私の場合も、SNSでの発信を始めようと決意してから、

「体調の良い日を待とう」
「もう少し準備してから」

という言い訳を考えそうになりました。

でも、その考えが頭をよぎった瞬間、「すぐにやらなければ、このチャンスも逃してしまう」と思い直したのです。

今では毎朝の読書習慣が身につき、夜には翌日のnote執筆の時間も確保できています。

たしかに、腰痛や持病とのつき合いは大変です。

でも、「すぐにやる」という意識を持つことで、小さな成功体験を積み重ねることができています。

そして、先ほどお話したマルウェア感染の件。

あの時、もし即座に行動を起こしていれば、どれだけの時間と労力が節約できたことでしょう。

この経験から、私の脳には

「今すぐやれば、大きなチャンスを掴める」
「今すぐやらなければ、取り返しのつかない損失を被る」

という図式が、しっかりとインストールされました。

幸せをつかむための「すぐやる」という選択

みなさん、成功するために特別な才能は必要ありません。

専門家の方々が言うように、必要なのは「すぐにやる」という意識だけなのです。

私自身、うつ病を抱えながら、さまざまな持病とつき合う毎日を送っています。

でも、「すぐにやる」という意識を持つようになってから、確実に生活は変わってきました。

たとえば、朝活での読書習慣。

最初は「疲れているから」と言い訳をして、なかなか始められませんでした。

でも、「5秒ルール」を実践して、目覚ましが鳴ったらすぐに行動を起こすようにしたことで、今では欠かせない習慣になっています。

夜のnote執筆も同じです。体調が悪い日もありますが、「すぐにやる」という意識があれば、短い時間でも工夫して執筆時間を作り出せるようになりました。

もしかしたら、あなたの心の中にも

「やりたいこと」
「やるべきこと」

があるのではないでしょうか?

新しい資格に挑戦したい、ブログを始めたい、健康的な生活習慣を身につけたい。

そんな思いを持ちながら、

「今は時間がない」
「もう少し準備してから」

と先延ばしにしていませんか?

でも、思い出してください。

時間やお金が十分にある人が、新しいことに挑戦するでしょうか?

そうではありません。むしろ、時間もお金も足りないからこそ、何かを変えたいと思い、新しい挑戦を始めるのです。

今この瞬間が、あなたの人生を変えるチャンスかもしれません。

「すぐにやる」という小さな決断が、思いがけない成功への扉を開くかもしれないのです。

私たちには、輝かしい未来を選ぶ力があります。

その第一歩は、「すぐにやる」という勇気ある決断から始まるのです。

あなたも今日から、「すぐにやる」という魔法の力を使ってみませんか?

きっと、素晴らしい未来があなたを待っているはずです。

一緒に、前を向いて歩んでいきましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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