私が妊活で実践したこと③BMI値を最も妊娠しやすい値にする。妊活、妊娠中の筋トレについて。
今回はBMI値についての妊活のお話です。
例で計算してみると、
例)身長160cm、体重60kgの場合のBMIは
60(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=23.4
となります。
妊娠しやすく、排卵障害なども少ないと言われている適正なBMI値は21〜24と言われています。
BMI値が低く、痩せすぎていると生理が来なかったり、生理不順になったりします。排卵障害も起きますし、ホルモンバランスも崩れてしまいます。
前回のホルモンバランスのお話でも出てきましたが、身体は自分の身体を守ろうとするので、痩せすぎていると、
今妊娠なんてしている場合ではない!とみなして、着床ができなかったり、生理を止めてしまったり、遅らせてしまったりします。
逆にBMI値が高いと、多嚢胞性卵巣症候群などの病気になりやすくなったり、痩せすぎと同じように排卵障害が起こったりしますので、太り過ぎもよくないのです。
私は摂食障害だった過去があるので、治った今でも多嚢胞性卵巣症候群気味であったり、排卵障害であったりといった後遺症のようなものがありました。
痩せすぎていた時は、生理も1年ほど止まってしまっていた時期もありました。急激な体重の減少、痩せすぎ、といったような事がこのような病気に繋がったんだと実感しています。やはり痩せ過ぎは身体にも妊活にもよくないんです。
妊活を始める前の私のBMIは適正よりも低かったのですが、
元々体脂肪率が6%ほどの時代もあった、元摂食障害の自分にとっては、
BMI21〜24って結構太っているよなぁ〜と思っていました。
しかし、あくまでもそれはBMI値であって体脂肪率ではありません。
妊活中の適正体脂肪率は22〜28%と言われています。
そう考えると、筋肉として体重を増やして体脂肪率を適正範囲に収めれば、さらに理想的な身体になるんじゃないか?
という発想に行きつきました。
そして色々勉強していくと、この筋肉が妊活にはとても重要だということがわかってきたのです。
特に重要なのは下半身の筋肉。
全体的に筋肉はつけたほうが良いのですが、下半身の筋肉は特に重要で、女性ホルモンの分泌を促したり卵巣機能もあげてくれる効果があるということがわかりました。そして
妊娠するには下半身の筋トレが特に必要なんだ!!
と納得したのです。
もちろん、ただただ筋肉を沢山つければ良いというわけではなく、ボディビルダーの方のように極端に体脂肪を減らしてムキムキな筋肉をつけることは、妊娠からは遠ざかってしまいます。
あくまでも適正のBMI値と体脂肪率を目指して筋トレをすることが重要なのです。
私は元々運動やトレーニングが好きでしたが、これをきっかけに
筋トレインストラクター、トレーニングサポーター、という資格を取得し、
妊娠に向かって、適切な筋トレや運動(ウォーキング、ダンス、ヨガなどの有酸素運動)を目指して日々トレーニングしてきました。妊活を主軸においてトレーニングしたのはその間2年ほどでしょうか。
しかし、女性の身体は男性のようになかなか重量をあげても筋肉はつきません。
それなので結構苦労しましたが、おかげで余分な脂肪を落として、程よい筋肉をつけてBMI値を21近くまで上げることができました。
筋肉を増やして体重をあげても、筋肉は脂肪よりも元々の重量が重いので、脂肪が減って筋肉が増えたことで引き締まった身体になり、体重が低かった以前よりも引き締まった身体になりました。
体重は増えたのに、スリムになった印象にさえなったのです。
妊娠しやすい身体=健康的な身体
ということもわかり、精神的にも肉体的にもとても元気になりました。
筋トレしている時に出るホルモン(テストステロン、セロトニン、ドーパミンなど)によって、鬱々としている気分も幸福な気分へと変わり、双極性障害もさらに良くなりました。
一石二鳥どころか三鳥くらいの効果があったのです!
そして妊活の一番の大敵であるストレスも、筋トレや運動によってかなり解消されました。イライラしたり、ストレスが溜まったなぁーと思うと筋トレや運動をして解消できるようになったのです。
これはなかなか信じ難いかもしれませんが、本当に私は筋トレなどの運動の色々な効果を実感しました。
そして、妊活しているうちに筋トレをしていると、出産や産後に必要な筋力や体力も温存できますし、妊活中からしっかり筋トレや運動をしていれば妊娠中にも運動を続けることができます(妊娠中の体調や経過にもよります。
ちなみに妊娠中に初めて筋トレなどのトレーニングを始めることはあまり良くないと言われています。)
実際海外では妊娠中に筋トレやジョギングをするのが当たり前であったりしますが、日本は少し遅れているのか、いまだに妊婦はあまり運動してはいけない、筋トレなんてもってのほか!的な古い風潮が人によってはある場合もあります。
しかし、妊娠中の運動は非常に大切です。
妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の予防や改善、つわりの改善、腰痛などの予防やトラブルの改善、本当に様々なことに効果があります。
産後は筋力がかなり減ります。びっくりするくらいに減ります。
妊娠前の半分くらい、と言ったら大袈裟かもしれませんがそれくらいに減ります。
それなのに赤ちゃんのお世話で抱っこや同じ姿勢が続いたり、眠れなくて体調を崩したり、ぎっくり腰になったり・・・・。気力も体力も筋力も必要になってくるのです。
筋力が減ったママの身体はもうボロボロです。過酷な産後に耐えることができないかもしれません。病気になったり怪我をする頻度も上がります。
出産後の赤ちゃんの為にも、自分の為にも、妊活中、妊娠中の運動はとても大切なのです。
私は今二人目を妊娠中ですが、主治医の先生と相談して、先生も運動を進めてくれたので、有酸素運動や今までよりもかなり軽い負荷で筋トレをしています。
トレーニングをして汗をかくと、つわりの頭痛や吐き気が和らぎます。
妊娠中のホルモンバランスの影響でイライラしていた気持ちも治ったりします。
一人目の時はトレーニングはしていませんでした。
そのせいか、つわりにも関わらず初期の時点で5kgも増えてしまいました・・・。現在はそのような急激な体重増加は一切なく、食べづわりでも適正な体重増加になっています。これもやはりトレーニングのおかげかなぁと感じます。
妊娠中もトレーニングは本当に大切なんだと実体験を通して改めて感じました。
筋トレや、妊娠中のトレーニング方法についてはまた違うnoteでいつか詳しくお話したいと思います。
そして体重管理には筋トレだけでなく適切な栄養を摂取し、食事を見直すということも必要になってきます。
食事に関してはまた、次回以降にお話できたらと思います。
それではここまで読んで頂きありがとうございました!
次回もお楽しみに(´∀`)
妊活に関してはこちらの記事でも紹介しています。よかったら覗いて見てください😊
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