母乳分泌過多の私の母乳育児〜母乳の為の食事って何だろう。そして私の乳腺炎の原因とは〜
こんにちは😊子育て&心の病アドバイザーのかっぱママです。
今回も前回に引き続き、母乳育児についてのお話をしていきたいと思います。
こちらが前回の母乳分泌過多と乳腺炎についての記事です↓まだお読みでない方はぜひこちらも読んでみてください。
・授乳中の食事について
私の通っていた母乳外来はまず入ると「母乳にダメな食べ物」という内容の模造紙が貼ってありました。そして助産師さんからの食事指導もしっかりとありました。その内容がこちらです↓
授乳中のNG食品
・肉類(特に脂身が多いものはだめ)
・油分のあるもの
(オイル類、ドレッシング、マヨネーズなど。ごま油だけでなくごまも食べ過ぎはNGパラパラ程度はOK)
・乳製品全般(牛乳、生クリーム、アイス、ケーキ、チーズ、ヨーグルトなど)
・スナック菓子、お菓子類全般
・もち、もち米、
・温かいもの全般(スープや鍋など)
・揚げ物全般
・お酒類(赤ちゃんへアルコールが母乳を通して入ってしまうだけでなく、アルコールは母乳を詰まらせる原因になる)
・パン類
・その他、ラーメン、ハンバーグ、パスタ、カレー、シチュー、グラタンなど
・甘いもの
・野菜も物によって制限などあり
(全て個人差があるので、量や頻度などは人それぞれ違うとは思います。)
・とにかく摂取カロリーを減らす
・水分もとりすぎてはいけない。なるべく少なめを意識。
(この二つは多分母乳分泌過多の場合だけかと思います。)
そして大事なのが、特に食べた時におっぱいがキューっと痛くなるものは食べてはいけない。という事でした。
おーーーい!!そんなこと言ったら一体何を食べるんだい!?と叫びたくなるような食事内容かもしれません(笑)
とにかくあっさりとした和食をメインにすることが推奨されていますね。
日本人のおっぱいに合うのはやはり和食という事なのでしょうか。
そんなわけで私はというと結局毎日、豆腐(冷奴)生野菜、冷えた玄米少量、たんぱくな魚、豆乳、などが主食の日々でした。一日3食きっちり食べることはなく、朝は水分のみ、昼も少し、夜は野菜でお腹を膨らます。そんな生活でした、
友達の結婚式に参加した時も美味しそうな食事が出てきても我慢し、デザートも全て我慢。息子は不参加だったので何度かトイレで搾乳。
旦那さんに終わったら結婚式場の最寄り駅まで息子を連れて来てもらいすぐさま授乳。
1歳1ヶ月で断乳するまで、真冬でも寒々しい食事内容で、身体はいつも冷えていきました。とにかく温めてはいけないので、おっぱいをお風呂につけることもNG。ゆっくり身体を温めることもできませんでした。
喉が渇いてもグビグビ水分をとることもできず、少しずつちびちび飲んでいました。それでも不思議と母乳は大量にでました。
しかし母乳はママの血液からできています。それだけの栄養と血液を吸い取られているというのに栄養を入れられなければママの身体は栄養不足に陥ります。
サプリで補うのはもちろんですが、それだけでもやっぱり足りません。
私は一度知らずにクリームチーズを食べた時におっぱいがキューっと痛み、その後乳腺炎になったので、「ああ・・あの時クリームチーズを食べたせいでこんなに苦しむことになったのか・・もう断乳するまで絶対いけない食事は摂らないぞ」と思ったのですが、今考えればそれはたまたまだったのかもしれません。
前回もお話しましたが、母乳に良い食事、悪い食事というものは、ちゃんとしたエビデンスは今はまだありません。
昔からの言い伝えという感じのものが根強くあります。そして、人によって、食べて良いもの悪いものは全然違ってきます。
私はよく授乳中のママ達が生クリーム山盛りのパンケーキ、アイスクリームやハンバーグやステーキなどを平気で食べているのを見て来て、「大丈夫なのか!?!?」と思った事が何度もありますが、そういうママ達に聞くと「全然大丈夫!なんともないよー」と言っている事が殆どでした。
それなので、食べても大丈夫な人は好きなように食べて良いと思うんですよね。
私のようにすぐに乳腺炎になってしまう人も、絶対だめと母乳外来で言われて一生懸命頑張るのも良いとは思うのですが、とにかく赤ちゃんを育てるにはママの身体が健康で心身共に元気でいられる事だと思うんです。
それなので、「自分がどうしたいか」それを一番に考えて自分の心や、旦那さんとも相談して決めて行くことをオススメしたいです。
もちろん母乳外来の助産師さんの考えを否定しているわけではなく、長年の経験から本当に良いことと悪いことをよく熟知している上で教えてくださっているのだと思うし、実際助産師さんの指導のおかげで色々と生活の中で注意したり改善したりしてなんとか1歳過ぎまで母乳をしっかりあげる事ができたので、本当に感謝しています。
食事に気をつけず、好きなように食べていたら10回どころの乳腺炎では済まなかったかもしれません。ただ、食べていたとしてもならなかった可能性もあるので、とにかくやってみなければわからないなぁと思っています。
・母乳の為に飲んでいたお茶
私はこちらのハーブティーのミルクスルーブレンドを飲んでいました。
種類がいくつかあり、私のような母乳が出過ぎる方や、すぐに詰まってしまう方、そしてもっと母乳を増やしたい方など、自分の母乳に合ったハーブティーが選べるので色々なママに対応していると思うので、オススメです。
そしてもう一つが「たんぽぽ茶」です。私は美味しいし、たんぽぽコーヒーとしてノンカフェインで飲めるコーヒーとして飲んだりしていました。
母乳に良いと聞いて飲んでいたのですが、助産師さんによると、私のような出すぎるタイプはたんぽぽ茶はダメだそうです(笑)💧
でも母乳を増やしたい方には良いそうです。Amazonなどでも売っていますが(私が当時飲んでいたものがもう無くなってしまっていました・・・)なるべくたんぽぽ茶だけが入っているものを選んでください。
色々とブレンドされているものは殆どたんぽぽが入っていないものもあるので。
効くか効かないか。これも確かな証拠はありませんし、人それぞれ効き方も違うと思います。普段飲んでいるお茶やお水を、ちょっと授乳中はこっちに変えてみようかな〜というスタンスで初めて見るのも良いかもしれません。
私は授乳中はもう藁にもすがる思いだったので、とにかくできる限りの事は挑戦してみようと思って飲んでみていました。
特にしこりができた!!という時は急いでお湯を沸かして、このミルクスルーブレンドを飲みました。自分の中では効いた気がしています。
飲んでもなってしまう時ももちろんありましたが、何度かはこのお茶のおかげで回避できたのでは?とは思っています。
・一人目の断乳を終えて母乳の為の食事について振り返って考えたこと
もし二人目を出産して母乳育児を始める時は、今までの経験を生かして、無理せずに絶対ダメだからと決めつけずに食べれそうなものは食べてみようと思っています。
そしてどうしても辛い、苦しいと続けるのが無理だと思ったら早めに判断してミルクに切り替える勇気を持とうと思いました。
私は絶対母乳で育てなきゃいけないという周り(特に実の毒親)からのプレッシャーがかなりあり、「出るのに母乳で育てない選択肢はない!頑張っても出ない人もいる中でそんなの贅沢だ!」などと思ってがむしゃらになっていました。
しかし、次からは自分自身に問いかけて、自分の意思で決めたいと思っています。
・私の乳腺炎の原因
✴︎雑巾掛け
✴︎頑張りすぎ(ストレスかけすぎ)
✴︎抱っこや抱っこ紐での圧迫
✴︎睡眠時の寝方
✴︎同じ体制での授乳
新生児の頃からしこりができ、乳首も切れて痛かったです。
そして2ヶ月に入ってすぐ最初の乳腺炎になりました。
この時の原因はズバリ、雑巾掛け!!速攻乳腺炎になりました。かがんでいた姿勢がおっぱいを圧迫してしまったのかもしれません。
そして何より産後まだまもないのに頑張りすぎたのでしょう。
産後もすぐにお友達が沢山来てパーティがあったりして料理や掃除を頑張ってしまいました。
産後は初参りやお披露目会、お食い初めなど行事も多いし、人と集まる機会も多いですが、なるべく頻度を減らして、ママの身体を休める事を第一に考えて欲しいです。
私の保育士時代の先輩たち(母と同じくらいの年齢の方々)も、産後頑張りすぎたせいで、腰痛がそれ以来ひどいままだとか、持病が悪化したとか、さまざまなエピソードを教えて頂きました。
それでもやっぱり頑張ってしまうんですね・・(笑)私の場合はどこまでが頑張っていてどこまでが頑張りすぎていないのかがよくわかっていなかったです。
その後も、抱っこ紐で抱っこして息子がおっぱいを圧迫するだけでも、おんぶをしておんぶ紐でおっぱいの横側を圧迫しただけでも乳腺炎になりました。白斑もしょっちゅうできていました。
しこりができたり白斑ができるたびに自分でもマッサージをして、授乳や搾乳をしてなんとかなくそうと努力していましたが、なりました。
横向きに寝ただけでもなった時もあります。
最初はなんで乳腺炎になったんだろう?と思い返してみてもこれと言った悪い食事もしていなかったので不思議になり、母乳外来で話すと、「昨日抱っこひも使った?」とか「斜めがけバッグとかリュック使わなかった?」と聞かれ、「それだ!!」とわかりました。雑巾掛けの時もそれでわかりました(笑)
それ以来、なるべくリュックや斜めがけバッグはやめ、抱っこ紐はなるべく使わないようにしました。どうしても使う時は緩めにしたり長時間使わないようにするように心がけることにしました。
雑巾掛けはやめました(笑)まあ雑巾くらいかけなくても掃除機かけてれば良しってことで!!
そして授乳の仕方によっても乳腺炎になりました。
最初、横抱きであげている事が多かった時は赤ちゃんの口の位置が同じになるので、同じ方向からしか吸われず、結果的に吸われていない部分が出来てしまいました。
そしてその吸われていない部分がしこりとなり、そこから乳腺炎になってしまいました。
吸っている乳首はひとつなのに赤ちゃんの吸う位置によって全然違ってくるなんて不思議でしたが、これも母乳外来で詳しく教えて頂きました。
それからは縦抱きフットボール抱きなど色々な体制であげてみるようにしました。
そして夜間授乳にとても役立つ添い乳ですが、これは私にとっては絶対やってはいけないあげ方だったようで知らずに一度、寝ながら授乳できるなんて楽そうだな〜と思ってやってみましたが速攻しこりができて乳腺炎になりました(笑)
横向きのままおっぱいを布団に押し付けている状態になる時もあり、横向きで眠るだけで乳腺炎になる私には無謀なあげ方でした。
次回は乳腺炎になってしまった時の対処法や、母乳育児とミルク育児のメリットデメリットなどについてお話していけたらと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました😊
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