初心を思い出したのは納豆丼定食のおかげ│十二月の整腸習慣
どんなことでも続けるということは力になると思う。私の小さな習慣は、仕事前に納豆丼を食べるということでした。毎日ではありませんが4〜5年は続けていたと思います。
1.納豆丼との出会い、職場イベントで紹介した
数年前ですが、本を読んで感銘を受けました。
青江誠一郎さんの『最強!毒出しごはん』です。
やがて、職場(前職スポーツクラブ)で一ヶ月のイベントを行う際に栄養講座を担当することになりました。母の手術&入院と重なり、多忙な時期でしたが、とてもやりがいのある仕事でした。
そのときテーマの1つとして選んだのが、整腸。先ほどの本の納豆丼を紹介しました。
そのイベントが終わってからも、細々と食べ続けていました。
2.レッスンで栄養POPを配るようになった
noteでも整腸習慣をときどき記事にしていますが、職場ではレッスンに参加してくれた会員さんにプリントを配っていました。納豆丼を作って撮影し、栄養の説明を加えた栄養POP。
いつしか納豆丼→納豆丼定食に変化していきます。骨粗鬆症対策とか筋力キープとか、いろんなバージョンを考えては印刷して配っていました。こういうことを続けるのは自身の健康にも繋がっていると実感します。
これを2023年末に退職するまで続けました。最後の挨拶のときに全部ファイリングしていると言ってくれた会員さんもいて、とても嬉しく思いました。
3.現在のこと
仕事の前は納豆丼、という習慣を出来なくなったのは転職してから。なぜかというと、新たな仕事は、とてもストレスがかかっていたんです。前職のときも職場に慣れるまで半年くらい梅茶漬けくらいしか食べられませんでした。
そんなこんなで2024年から仕事前の食事は麺類に。にゅうめんとかうどんばかり食べていました。あとはパンとか。
最近やっと慣れてきて、仕事前でも米を食べれるかもという心境になりました。リハビリのような心持ちで作った納豆丼定食です。
量は以前の半量。その代わり、仕事の後とてもお腹が空くので🍙と可愛いパンを持っていこうと思いました。
緑の野菜は、ほうれん草と大根葉です。いただきものの大根の葉っぱを塩漬けにしていました。
ごはんはチーズおかかです。
かつお節にめんつゆやしょうゆをかけてごはんを加えてよく混ぜます。チーズを角切りにしてさらに混ぜ、味が足りないようなら塩で調えます。混ぜごはんを少し取り分けて小さなおにぎりを作りました。
みそ汁は手抜きしてひるげ。けれど汁物があるだけで、体が温まりました。
仕事の後に小さなおにぎりを食べながら思い出していました。
私にとって仕事前の納豆丼定食は「お守り」のようなものだったと。あんまり考えなくても、栄養を摂ることができるという心の安定に繋がっていました。
今のデイサービスでは栄養の話は向かないと1年働いて実感しています。けれど久しぶりに仕事前に納豆丼定食を食べてみて、やっぱり栄養の仕事もしたいという自分も思い出しました。